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「繊細な家財」を建て替え期間中に守るための、正しい作法と業者の選び方

建て替えにおいて、最も取り扱いに注意が必要なのが、先祖から受け継いだ仏壇や、代々大切にしてきた美術品・骨董品です。これらは「ただの荷物」ではなく、心と歴史の拠り所です。破損や紛失を防ぐための、プロフェッショナルな取り扱い方と、精神的な作法を解説します。

  • 仏壇の移動に関する「心」と「技術」の作法

仏壇を動かす場合、宗教的な作法(魂抜き・閉眼供養)が必要です。まずは菩提寺の僧侶に相談し、引越し前に魂を抜いていただき、仮住まいへの搬入や新居への搬入を「ただの家具」として扱える状態にしてもらいます。技術面では、仏壇は非常に繊細なため、一般的な引越しプランに含めるのではなく、「仏壇運搬専門のスタッフがいる業者」を指名してください。仏壇専門の保護資材を使って運ぶため、金箔が剥がれたり、扉が壊れたりするリスクを極限まで抑えられます。

  • 美術品・骨董品の「資産価値」を守る保管術

絵画や陶器は、温度や湿度の変化に非常に弱いです。仮住まいのコンテナ保管は絶対に避け、必ず「空調管理された屋内型トランクルーム」か「美術品専用の保管倉庫を持つ専門業者」に依頼してください。特に、建て替え中の半年間は家を空けるため、盗難のリスクもゼロではありません。運搬の際は、美術品専用の梱包材(エアクッション・木枠)を使い、保険金額(動産総合保険)をしっかりと高めに設定しておくことが重要です。

  • 引越し業者との打ち合わせで伝えておくべき「重要ポイント」

見積もりの際に、「この家には仏壇と〇〇の美術品がある」ことを隠さず伝えましょう。多くの大手引越し業者には、高額家財を扱うための「専門チーム」や「専門車両」が存在します。営業担当者に「壊れたら取り返しがつかないものがある。プロの取り扱いを保証できるスタッフをお願いしたい」と伝えてください。場合によっては、美術品に関しては別の配送業者(美術品輸送専門)を別途手配する方が、トータルで見たときに安心で、結果として安上がりになることもあります。

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