「UA値って、最近よく聞くけれど、何のことですか?」
住宅展示場や住宅会社のホームページを見ると、「UA値0.46」「UA値0.34」など、数字が書かれていることがあります。
しかし、その意味まで理解されている方は多くありません。
UA値とは、家の中の熱がどれくらい外へ逃げるかを示す数値です。
簡単に言えば、断熱性能を表す代表的な指標です。
この数値は、小さいほど性能が高く、熱が逃げにくいことを意味します。
例えば、同じ暖房を使っていても、UA値が低い家は暖かさを保ちやすく、冷暖房効率も良くなります。
一方、UA値が高い家では、暖房や冷房を止めると室温が下がりやすく、光熱費も増えやすくなります。
ここで注意していただきたいのは、
UA値だけを見て判断しないことです。
UA値はとても重要ですが、それだけでは快適な家にはなりません。
気密性能(C値)。
窓性能。
換気方式。
日射取得・日射遮蔽。
これらが組み合わさって初めて、本当に快適な住まいになります。
私はお客様に、
「UA値は通知表の一教科です。」
とお話ししています。
通知表は国語だけ良くても困ります。
住宅も同じです。
UA値だけ良くても、
気密が悪ければ性能は十分に発揮できません。
また、地域によって求められる性能も違います。
北海道と九州では気候が異なります。
だからこそ、その地域に合った性能を考えることが重要です。
私たちデザインハウス久留米福岡では、UA値だけでなく、気密測定や窓性能、換気計画まで含めてご提案しています。
数字を見せるだけではなく、
その数字がどんな暮らしにつながるのかをお伝えすることが、住宅会社の役割だと考えています。
よくある失敗例
- UA値だけで住宅会社を選んだ
- 数字の意味を理解していなかった
- C値を確認しなかった
- 窓性能を見落とした
- 地域に合った性能を考えなかった
原因
一つの数値だけで住宅性能を判断してしまったことです。
プロとしての考え方
私はUA値をとても重要視しています。
しかし、
UA値だけでは、本当に良い家とは言えません。
断熱・気密・窓・換気。
これらすべてがそろって初めて、高性能住宅になります。
後悔しないためのチェックポイント
- UA値を確認したか
- C値も確認したか
- 窓性能を確認したか
- 換気方式を確認したか
- 数字だけではなく暮らしまで説明してもらったか
まとめ
UA値は、
家の断熱性能を知るための大切な指標です。
しかし、本当に大切なのは、
その数字によって、家族が快適に暮らせるかどうか。
数字を見るだけではなく、
その先の暮らしまで考えることが、後悔しない家づくりにつながります。
ありがとうございます。
ここからは性能編の中でも、住宅会社の実力が最も表れるテーマです。
- Q3 C値(気密性能)
- Q4 窓性能
私は、この2つは断熱以上に重要だと考えています。
特にC値は、まだ説明しない住宅会社も多い項目です。しかし、私は「UA値だけでは快適な家はつくれない」と考えていますので、この本ではしっかり解説します。
















