よくある質問

20年後までにいくら修繕費が必要?

「新築から20年間で、修繕費はいくらくらい準備しておけばいいですか?」

結論からいうと、

すべての住宅で同じ金額にはなりません。

20年間では、

外壁。

屋根。

防水。

給湯器。

エアコン。

換気設備。

水回り設備。

太陽光設備。

など、

建物だけでなく住宅設備の修理・交換も増えてくる可能性があります。

だから、

20年後にいくら必要?ではなく、20年間で何を直す可能性がある?

から考えます。

10年目までは比較的少なくても

新築直後は、

大きな修繕が少ないケースもあります。

でも、

10年。

15年。

20年。

と経過すると、設備交換や外部メンテナンスを検討する機会が増えてきます。

① 外壁

外壁は、

サイディング。

塗り壁。

金属系。

などによってメンテナンス内容が違います。

塗装。

シーリング。

補修。

など、使用材料と実際の状態に合わせて判断します。

② シーリング

サイディングなどでシーリングを使用している住宅では、

外壁本体だけでなく、

継ぎ目のシーリング

も確認します。

使用材料によって耐久性は異なります。

③ 屋根

屋根も、

瓦。

スレート。

金属。

などで必要なメンテナンスが違います。

20年だから必ず葺き替え、ではありません。

定期点検で状態を確認して判断

します。

④ バルコニー防水

バルコニーがある住宅では、

防水層。

表面。

排水。

などの点検・メンテナンスを考えます。

バルコニーの大きさや防水仕様でも費用は変わります。

⑤ 給湯器

20年間住めば、

エコキュート。

ガス給湯器。

などについて、少なくとも将来的な交換を想定して資金を準備しておきたいところです。

⑥ エアコン

新築時に設置したエアコンを、

20年間一度も買い替えない。

とは限りません。

特に、

LDK。

寝室。

子ども部屋。

など複数台あれば、交換費も考えます。

⑦ 食洗機・IH

キッチンそのものはまだ使えていても、

食洗機。

IH。

レンジフード。

水栓。

など、一部設備の修理・交換が必要になる可能性があります。

⑧ トイレ・洗面

便器本体だけでなく、

温水洗浄便座。

水栓。

排水部品。

などもあります。

水回りは「全部交換」だけでなく、部品交換もある

と考えます。

⑨ 換気設備

24時間換気は毎日動いています。

フィルターだけではなく、年数が経過すれば本体や部品の修理・交換も考えます。

第一種換気などは、機種ごとのメンテナンス内容を確認します。

⑩ 太陽光パワコン

太陽光発電がある住宅では、

パネルだけではなく、

パワーコンディショナー

の修理・交換費も考えておきます。

蓄電池があるならさらに確認

蓄電池を設置している場合も、

保証期間。

想定使用期間。

将来の交換。

を確認します。

外構も20年経つ

建物だけではありません。

フェンス。

門柱。

駐車場。

ウッドデッキ。

庭木。

なども20年間で変化します。

では20年間でいくら?

ここは、

「20年間で○○万円必要」と一律に決めない

方が正確です。

住宅仕様によって差が大きいからです。

積立額から見ると?

例えば、

月1万円
→ 20年間で240万円

月1万5,000円
→ 20年間で360万円

月2万円
→ 20年間で480万円

です。

これは「必要額」ではなく、

積立ペースを考えるための目安

です。

20年で480万円あれば必ず足りる?

そうとは限りません。

例えば、

大きな住宅。

複雑な屋根。

バルコニーあり。

設備多数。

太陽光+蓄電池。

という住宅なら、将来の修繕対象も増えます。

逆にシンプルな家なら?

コンパクト。

シンプルな屋根。

バルコニーなし。

設備を増やしすぎない。

メンテナンス性の高い外装。

なら、将来の維持管理をシンプルにできる可能性があります。

「メンテナンス費が安い家」は建築時からつくる

将来の修繕費を抑えたいなら、

入居後に節約するだけではありません。

家を建てるときから、メンテナンスしやすい材料・形・設備を選ぶ

ことが重要です。

足場をまとめられるかも重要

例えば、

外壁。

屋根。

雨樋。

を別々の年に工事。

そのたびに足場。

となるより、状態を確認しながら工事時期をまとめられる場合があります。

20年後は教育費・老後資金とも重なる

30代で新築。

20年後
→ 50代。

50代で新築。

20年後
→ 70代。

どちらも家計にとって重要な時期です。

よくある失敗例

「新築だから当分お金はかからない」

と思い、修繕費をほとんど積み立てなかった。

10年を超えて、

給湯器。

エアコン。

外装。

設備。

などの費用が少しずつ重なった。

「20年間で何を交換する可能性があるか、最初から一覧にすればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 外壁を考えたか
  • シーリングを考えたか
  • 屋根を考えたか
  • 防水を考えたか
  • 給湯器を考えたか
  • エアコンを考えたか
  • 水回り設備を考えたか
  • 換気設備を考えたか
  • 太陽光・蓄電池を考えたか
  • 外構まで考えたか

まとめ

20年後までに必要な修繕費は、

家によって大きく違います。

大切なのは、

外装
+屋根
+防水
+給湯
+空調
+換気
+水回り
+太陽光
+外構

まで一覧にすること。

そして、

20年後に貯め始めるのではなく、新築した日から積み立てる。

家のメンテナンス費は、壊れたときの臨時出費ではなく、最初から予定しておく住宅費。

これが重要です。

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