「給湯器や食洗機が壊れたら、メーカーへ直接電話するんですか?」
新築住宅には、
給湯器。
キッチン。
食洗機。
IH。
トイレ。
エアコン。
換気設備。
太陽光関連機器。
など、多くの設備があります。
住み始めて何年かすると、
設備の故障や不具合が発生する可能性があります。
そのとき意外と困るのが、
「どこへ連絡すればいいの?」
という問題です。
住宅会社が窓口になる会社もある
住宅会社によっては、
「何かあったら、まず当社へ連絡してください」
という体制を取っています。
住宅会社が状況を確認し、
メーカー。
設備業者。
電気業者。
水道業者。
などへつなぐ。
お客様にとっては、
相談窓口が一つなので分かりやすい
というメリットがあります。
メーカーへ直接連絡する場合もある
一方、
設備によっては、
メーカーの修理窓口へ直接連絡した方が早いケースもあります。
重要なのは、
どちらが正しいかではなく、
設備ごとに誰へ連絡すればいいか、引き渡し時に分かるようになっていること
です。
住宅会社保証とメーカー保証は違う
住宅会社の保証と、
設備メーカーの製品保証は同じではありません。
例えば食洗機本体の故障ならメーカー側。
施工方法が原因なら住宅会社側。
というように、原因によって対応が変わる場合があります。
だからこそ、お客様自身が最初から原因を判断するのではなく、
相談先が明確になっていること
が重要です。
第一種熱交換換気も機械設備
特に高性能住宅で忘れたくないのが、
第一種熱交換換気です。
24時間動く機械なので、
ファン。
モーター。
制御部分。
熱交換器。
などについて、将来メンテナンスや修理が必要になる可能性があります。
そのため、
「換気設備が止まったら誰へ連絡するのか」
も確認しておきます。
エアコン1台・2台全館空調の場合
家庭用エアコン1台で対応する全館空調。
1階1台+2階1台で対応する全館空調。
などを採用している場合には、
エアコン本体だけでなく、
家全体の空調システムとして誰が相談に乗ってくれるのか
も重要です。
エアコンメーカーはエアコン本体を確認できても、
家全体の空気循環まで設計したのは住宅会社だからです。
故障なのか使い方なのか分からないこともある
例えば、
部屋が暖まらない。
換気の音が大きい。
給湯器のお湯が出ない。
食洗機が動かない。
という場合、
故障。
設定。
フィルター。
メンテナンス。
など、さまざまな原因が考えられます。
そのとき、
まず相談できる場所がある
ことは大きな安心になります。
保証期間が終わった後も相談できる?
ここも会社選びでは重要です。
メーカー保証が終了。
住宅会社の無料保証も終了。
その後、
「有料でもいいので修理業者を紹介してほしい」
ということがあります。
家を建てた後も相談できる会社かどうかが重要とされています。
保証が切れたら関係も終わる会社なのか、住んでいる限り相談できる会社なのか。
ここは大きな違いです。
引き渡し時に一覧をもらう
できれば、
給湯器。
換気。
キッチン。
トイレ。
太陽光。
エアコン。
などについて、
メーカー。
型番。
保証期間。
修理連絡先。
住宅会社への連絡先。
をまとめた資料があると便利です。
よくある失敗例
冬の夜に給湯器が故障。
住宅会社へ電話するのか。
メーカーへ電話するのか。
ガス・電気会社なのか。
分からない。
保証書もどこにあるか分からない。
結果、
故障そのもの以上に「どこへ相談すればいいか」で困ってしまった。
原因
設備を選ぶことには時間をかけたのに、故障したときの相談先を確認していなかったことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 設備故障時の窓口を確認したか
- 住宅会社へ最初に連絡していいか
- メーカー保証期間を確認したか
- 住宅会社保証との違いを理解したか
- 第一種換気の修理先を確認したか
- 全館空調の相談先を確認したか
- 保証終了後も相談できるか
- メーカー・型番を記録しているか
- 緊急時の連絡先が分かるか
まとめ
住宅設備は、
いつか修理・交換する可能性があるものです。
だから、
「どこのメーカーにするか」
だけではなく、
「壊れたら誰に電話するか」
まで新築時に決めておく。
そして住宅会社を見るなら、
保証期間中だけではなく、保証が終わった後も相談できるか
を確認します。
住宅会社の価値は建てた後に分かるという考え方が示されています。
家づくりで本当に安心なのは、
「故障しない設備があること」ではなく、「故障したときに相談できる相手がいること」。
そこまで考えて住宅会社を選ぶことが大切です。
















