よくある質問

花粉が入りにくい家は作れる?

 

「花粉の時期がつらいのですが、高性能住宅なら家の中に花粉は入ってこないですか?」

花粉を、

完全にゼロにすることは難しい

ですが、

住宅の気密性能や換気計画、生活動線を工夫することで、

室内へ持ち込む量を減らすことは考えられます。

高気密住宅では想定外の隙間から花粉やホコリなどが入り込むことを抑え、計画換気を機能させることが重要としています。

高気密住宅が有利な理由

気密性能が低い住宅では、

窓まわり。

壁の隙間。

その他の想定していない場所。

から外気が入り込む可能性があります。

高気密住宅では、こうした隙間を少なくし、

外気をできるだけ決められた給気口から取り込む

ことができます。

そうすることで、給気口のフィルターを通して外気を取り入れやすくなります。

第一種換気では給気も機械で行う

第一種換気は、

給気・排気の両方を機械で行う方式

です。

そのため、適切な気密性能と組み合わせれば、計画した給気経路から外気を取り込みやすくなります。

さらに熱交換型第一種換気なら、

冬の暖かさ・夏の涼しさをできるだけ活かしながら換気する

ことができます。

既存Q7でも、第一種換気と熱交換機能についてこの特徴が説明されています。

フィルター性能を確認する

花粉対策を考えるなら、

給気フィルターの性能

を確認します。

ただし、

高性能なフィルターを付ければ何でも良い

というわけではありません。

フィルターによって空気抵抗も変わるため、

使用する換気設備に適合したフィルターを使うこと

が重要です。

住宅会社や換気設備メーカーに、

「花粉対策としてどのフィルターを使えますか?」

と確認しておきましょう。

フィルターが汚れていたら意味がない

高性能なフィルターを採用しても、

掃除しない。

交換しない。

目詰まりしている。

では、換気性能を維持しにくくなります。

だから、

花粉対策とフィルターメンテナンスはセット

です。

花粉は玄関からも入ってくる

住宅性能だけで花粉対策は完結しません。

人が外から帰宅すれば、

上着。

髪。

バッグ。

衣類。

などにも花粉が付着しています。

そのままリビングへ入れば、花粉を室内へ持ち込みます。

そこで、

玄関で上着を脱ぐ。

コートを玄関収納へ。

手洗い。

着替え。

という、

帰宅動線まで考える

と室内へ持ち込む量を減らしやすくなります。

洗濯物にも注意

花粉が多い時期に外干しをすれば、衣類へ花粉が付着することがあります。

花粉をできるだけ室内へ持ち込みたくない家庭なら、

ランドリールーム。

室内干し。

乾燥機。

なども含めて考える方法があります。

つまり花粉対策は、

住宅性能+換気+生活動線

で考えます。

窓を開けない生活も選択しやすい

高性能住宅では、

「換気するために窓を開けなければならない」

という考え方ではなく、

24時間換気によって計画的に空気を入れ替えます。

花粉が多い日は窓開けを控えながら、

換気設備で必要な換気を行う

という生活もしやすくなります。

よくある失敗例

「高性能住宅だから花粉は入らない」

と思っていた。

しかし、

フィルターを掃除していない。

帰宅後の上着をリビングへ持ち込む。

洗濯物は外干し。

窓も頻繁に開ける。

結果、

住宅性能だけでは花粉対策にならなかった。

原因

花粉対策を換気設備だけで考えてしまったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • C値を確認したか
  • 全棟気密測定をしているか
  • 換気方式を確認したか
  • 給気フィルターの性能を確認したか
  • フィルターを掃除しやすいか
  • 玄関に上着を収納できるか
  • 室内干しをできるか
  • 花粉時期の窓開けを考えたか

まとめ

花粉が入りにくい家を作るには、

高性能なフィルターを付けるだけではありません。

重要なのは、

①隙間を少なくする
②計画した給気口から空気を入れる
③適切なフィルターを使う
④玄関や洗濯物から持ち込まない

という考え方です。

高気密。

第一種換気・熱交換換気。

フィルター。

帰宅動線。

室内干し。

これらを組み合わせる。

「花粉を完全にゼロにする家」ではなく、「花粉をできるだけ室内へ入れにくくする家」。

その考え方で計画することが大切です。

 

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