よくある質問

窓を増やしすぎると家具が置けなくなる?

「窓は多い方が、家の中が明るくなりますよね?」

家づくりでは、

「できるだけ明るい家にしたい」

という希望が多くあります。

そのため、

南にも窓。

東にも窓。

西にも窓。

高い位置にも窓。

と、

窓をたくさん付けたくなる

ことがあります。

もちろん、適切な位置に窓があれば、自然光を取り入れられます。

しかし、

窓の数と暮らしやすさは比例しません。

窓を増やしすぎることで、

家具。

収納。

テレビ。

コンセント。

などの配置が難しくなることがあります。

家具には「壁」が必要

例えばリビングには、

テレビ。

テレビボード。

収納。

ソファ。

本棚。

などがあります。

これらの多くは、

壁との関係

が重要です。

窓が多すぎると、

まとまった壁がなくなり、

「テレビをどこへ置く?」

という問題が起こります。

子ども部屋も同じ

5畳の子ども部屋。

2方向に大きな窓。

さらに、

入口ドア。

クローゼット。

がある。

すると、

壁がほとんど残りません。

ベッド。

机。

本棚。

を配置しようとしても、

置ける場所が限られてしまいます。

 

寝室も窓が多ければいいわけではない

 

寝室には、

ベッド。

収納。

場合によってはテレビやデスク。

があります。

窓が多いと、

ベッドの頭側が窓。

カーテンが干渉。

家具が置けない。

ということがあります。

寝室は明るさだけでなく、

睡眠と家具配置を優先して考える

ことが大切です。

窓を付ける前に家具を置く

おすすめなのは、

間取りができたら、

先に家具を図面へ配置すること。

ソファ。

テレビ。

ダイニング。

ベッド。

机。

収納。

を置く。

そのうえで、

「ここに窓が必要です」

と考える。

 

コンセントを付ける壁も必要

窓がある場所には、コンセントやスイッチの配置が制限される場合があります。

テレビ。

掃除機。

スマートフォン。

デスク。

など、生活には電源が必要です。

 

窓+家具+電気計画

を一緒に考えます。

収納も減る

壁面収納。

可動棚。

造作収納。

を作りたい場所に窓があれば、収納を設置できません。

「明るくするために窓を増やした結果、収納家具が増えて部屋が狭くなった」

では本末転倒です。

 

窓が増えればカーテンも増える

窓1か所ごとに、

カーテン。

ロールスクリーン。

ブラインド。

などが必要になる場合があります。

つまり、

窓本体だけではなく、

窓まわりの費用も増える

可能性があります。

掃除する窓も増える

窓が10か所。

20か所。

30か所。

と増えれば、

当然掃除する場所も増えます。

サッシ。

ガラス。

網戸。

カーテン。

などです。

特に、

高窓。

FIX窓。

吹き抜け窓。

では、清掃方法まで確認しておきます。

「明るい家」は窓の数だけで決まらない

例えば、

窓がたくさんあっても、

隣家が近い。

軒が深い。

窓位置が低い。

という条件なら、思ったほど光が入らない場合があります。

逆に、

窓の数が少なくても、

方角。

位置。

高さ。

周辺環境。

を考えれば、明るさを確保できる場合があります。

だから、

窓の数ではなく、どこから光を取り入れるか

を考えます。

耐震計画との関係も考える

住宅には、

地震に抵抗するための壁なども必要です。

窓や開口を増やすほど、壁として使える部分は減ります。

もちろん実際の構造計画は設計者が行いますが、

「窓をたくさん付けたい」という希望と、構造計画は別々ではない

ことを知っておくことが大切です。

よくある失敗例

「とにかく明るい家にしたい」

と、各部屋にたくさんの窓を設置。

完成すると確かに明るい。

しかし家具を入れる段階で、

テレビを置く壁がない。

本棚を置けない。

子どもの机位置が限られる。

コンセントも欲しい位置にない。

結果、

「窓を減らして壁を残しておけばよかった」

と感じた。

原因

窓を「多ければ明るい」と考え、家具・収納・電気・構造まで含めて考えなかったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • その窓は本当に必要か
  • 家具を先に配置したか
  • テレビを置く壁があるか
  • ベッドを置ける壁があるか
  • 子どもの机を置けるか
  • 収納を設置できる壁があるか
  • コンセント位置を確保できるか
  • カーテン費用を考えたか
  • 掃除する窓を増やしすぎていないか
  • 構造計画とのバランスを確認したか

まとめ

窓は、

多ければ多いほど良いものではありません。

窓には、

光。

景色。

換気。

日射。

などの役割があります。

一方、壁には、

家具。

収納。

テレビ。

コンセント。

構造。

という役割があります。

だから、

窓と壁の両方が必要です。

 

「窓を何個付けますか?」ではなく、「この窓には何の役割がありますか?」

一つひとつ確認する。

必要なところに窓をつくり、必要なところには壁を残す。

このバランスが、明るくて家具も置きやすい家につながります。

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