「定期点検無料と書いてある会社なら、家のメンテナンス費もかからないんですよね?」
住宅会社のアフターサービスを見ると、
「定期点検無料」
という言葉があります。
これは安心材料の一つです。
しかし注意したいのは、
「点検が無料」と「修理・メンテナンスが無料」は別
ということです。
住宅会社を比較するときには、保証年数だけではなく、定期点検があるか、どこまで保証されるかまで確認することが重要とされています。
点検とは「状態を確認すること」
定期点検では、
外壁。
屋根。
基礎。
床下。
建具。
水まわり。
など、住宅の状態を確認します。
例えば、
「外壁に補修が必要です」
「シーリングが劣化しています」
「建具の調整が必要です」
という問題を見つける。
これが、
点検の役割
です。
点検無料=補修無料ではない
例えば10年点検が無料。
そこで、
外壁補修が必要。
防水工事が必要。
設備交換が必要。
と分かった場合。
点検費用は0円でも、
実際の修理・メンテナンス工事には費用がかかる
場合があります。
だから、
「無料点検があります」
だけで、
家の維持費も無料
とは考えないことが重要です。
有料点検には理由がある場合も
住宅会社や点検内容によっては、
一定年数以降の点検を有料としている場合もあります。
有料だから悪いサービスというわけではありません。
重要なのは、
何をどこまで点検するのか
です。
簡単な目視確認なのか。
床下へ入るのか。
屋根を確認するのか。
専門業者が確認するのか。
内容を比較します。
「無料」の期間も確認する
例えば、
1年。
2年。
5年。
10年。
までは無料。
それ以降は有料。
という場合があります。
だから、
何年目まで無料なのか
を確認します。
「定期点検無料」という言葉だけで、一生無料だと思わないことが大切です。
点検の回数も確認する
例えば、
30年間で、
2回点検。
という会社と、
1年。
2年。
5年。
10年。
15年。
20年。
など定期的に点検する会社では、内容が違います。
見るのは、
保証年数ではなく、実際にいつ見に来てくれるのか
です。
点検結果は書面でもらえる?
点検後には、
どこを確認したか。
問題があったか。
今すぐ補修が必要か。
将来注意する部分はどこか。
などを、
点検記録として残してもらえるか
も確認すると安心です。
家の健康診断のように、過去の状態と比較できるからです。
点検後にすぐ高額工事を勧められない?
点検で補修を提案された場合には、
なぜ必要なのか。
今すぐ必要なのか。
どのくらい持つのか。
費用はいくらか。
保証との関係はどうか。
を説明してもらいます。
点検→すぐ契約
ではなく、内容を理解して判断することが重要です。
長期保証との関係も確認
定期点検。
指定メンテナンス。
などが長期保証の継続条件になっている場合があります。
そのため、
点検を受けなかったら保証はどうなるのか
も確認しておきます。
よくある失敗例
「30年間無料点検」
という説明を聞いて、
30年間メンテナンス費がかからないと思っていた。
10年点検で、
外壁。
シーリング。
防水。
などの補修を提案され、
そこで初めて、
無料なのは点検だけだった
と知った。
原因
「無料点検」と「無料メンテナンス」を同じ意味だと考えてしまったことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 何年目に点検するか
- 何年間無料か
- 何回点検するか
- 点検項目を確認したか
- 床下まで確認するか
- 屋根・外壁を確認するか
- 点検結果を書面でもらえるか
- 修理・補修は有料か
- 点検と保証の関係を確認したか
- 将来のメンテナンス費を説明してくれるか
まとめ
無料点検とは、
住宅の状態を無料で確認するサービス
であって、
修理・交換・メンテナンスがすべて無料という意味ではありません。
だから住宅会社を比較するときは、
「無料点検ありますか?」
ではなく、
「いつ、何を、どこまで見てくれますか?」
さらに、
「問題が見つかった場合、どんな費用が必要になりますか?」
まで確認する。
アフターサービスは家を守る仕組みとして重要だとされています。
無料という言葉ではなく、点検内容とその後の対応まで見る。
それが、本当に安心できるアフターサービスを持つ住宅会社を見極めるポイントです。
















