よくある質問

性能のいい家を見分けるために、契約前に確認する10項目は?

 

「結局、契約する前に何を確認すれば、性能で後悔しませんか?」

性能編ではここまで100のテーマを見てきました。

断熱。

気密。

窓。

結露。

換気。

冷暖房。

耐震。

地盤。

防音。

メンテナンス。

住宅性能は、

一つの数字だけでは決まりません。

性能は設備の豪華さではなく、家族が長く安心して暮らすための「未来への投資」という考え方になっています。

最後に、契約前に確認したいポイントを10項目にまとめます。

① 断熱性能|UA値

まず、

自分たちが建てる家のUA値

を確認します。

「断熱等級6対応」

だけではなく、

実際の設計UA値はいくつなのか。

ここまで確認します。

② 気密性能|C値

C値は、

実測すること

が重要です。

モデルハウスの数字ではなく、

自分たちの家を全棟気密測定するのか。

さらに、

工事中。

完成時。

いつ測るのかも確認します。

③ 窓性能

窓は、

サッシ。

ガラス。

Low-E。

大きさ。

方角。

まで確認します。

そして、

冬の日射取得+夏の日射遮蔽

まで考えます。

④ 断熱・気密・防湿の施工

材料名だけではなく、

どう施工するか

を確認します。

特に、

気密層はどこか。

防湿層はどこか。

内部結露をどう防ぐのか。

まで聞きます。

吹付ウレタンで気密シートを使用しない仕様なら、

「どこで気密・防湿を確保する設計ですか?」

まで確認することが重要です。

⑤ 換気システム

第一種換気なら、

熱交換型か。

熱交換率。

消費電力。

フィルター。

メンテナンス。

運転音。

を確認します。

特に寝室では、

24時間運転しても音が気にならないか

まで考えます。

⑥ 冷暖房計画

高性能住宅だから、

「エアコン1台で大丈夫」

という説明だけでは判断しません。

1台全館空調。

1階・2階各1台。

個別エアコン。

どの方式でも、

なぜその家に合っているのか

を確認します。

さらに、

故障。

掃除。

10年後の交換。

まで考えます。

⑦ 耐震性能

確認したいのは、

耐震等級3。

さらに、

許容応力度計算で確認しているか。

大開口。

吹き抜け。

広いLDK。

があっても、必要な構造性能を確保できているか確認します。

⑧ 地盤・基礎

地震に強い建物でも、

それを支えるのは、

基礎と地盤です。

地盤調査。

必要な地盤対策。

基礎計画。

まで確認します。

⑨ 完成後に性能を確認できるか

設計値だけではなく、

実際に建てた家をどう確認するか

を聞きます。

気密測定。

施工検査。

施工写真。

必要に応じたサーモカメラ。

などです。

「高性能になる予定」ではなく、「高性能に施工できたことを確認する仕組み」があるか

を見ます。

⑩ 20年・30年後まで維持できるか

最後は、

メンテナンスです。

第一種熱交換換気。

エアコン。

給湯器。

太陽光。

パワコン。

外壁。

屋根。

シロアリ。

など、

将来点検・交換するものを確認します。

本当に良い高性能住宅は、

建てた瞬間だけ性能がいい家ではありません。

よくある失敗例

契約前、

間取り。

キッチン。

外観。

価格。

は何度も確認した。

しかし、

UA値は知らない。

C値も測らない。

換気設備の音も知らない。

耐震等級の計算方法も知らない。

将来の設備交換費も知らない。

完成してから、

「性能こそ契約前に確認するべきだった」

と気づいてしまった。

原因

後から変更しやすいものを先に決め、後から変更しにくい住宅性能を後回しにしたことです。

契約前の最終10項目

  1. UA値
  2. C値・全棟気密測定
  3. 窓性能・日射設計
  4. 断熱・気密・防湿・内部結露対策
  5. 第一種熱交換換気・音・メンテナンス
  6. エアコン・全館空調計画
  7. 耐震等級3・許容応力度計算
  8. 地盤・基礎
  9. 施工検査・性能確認
  10. 将来の点検・設備交換費

まとめ

性能のいい家を見分けるために一番大切なのは、

「高性能住宅」という言葉を信じることではありません。

数字で確認する。
実測する。
施工を確認する。
将来まで確認する。

この4つです。

キッチンは将来交換できます。

クロスも張り替えられます。

設備も交換できます。

しかし、

断熱。

気密。

構造。

窓。

など、家の基本性能は建てた後では簡単に変えられません。

だからこそ、

見た目より先に、見えなくなる部分を確認する。

そして、

「建てたとき高性能」ではなく、「30年後も安心して暮らせる高性能住宅」を選ぶ。

これが、性能編を通して一番伝えたい家づくりの考え方です。

 

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