よくある質問

引き戸にして後悔するケースはある?

「開き戸より引き戸の方が場所を取らないので、全部引き戸にした方が便利ですよね?」

引き戸には、

ドアを開けても前後のスペースを取りにくい。

開けたままにしやすい。

人の動線を邪魔しにくい。

などのメリットがあります。

そのため、

洗面。

脱衣室。

トイレ。

収納。

などで採用されることがあります。

特に将来の使いやすさを考えると、有効な場合があります。

しかし、

「引き戸=開き戸より優れている」と単純に考えないこと

も大切です。

場所によっては、開き戸の方が適している場合があります。

引き戸には「引き込む壁」が必要

例えば、

幅80cm程度の引き戸。

扉を横へスライドさせるためには、

扉が移動する壁面

が必要です。

その壁に、

収納。

スイッチ。

コンセント。

家具。

などを配置しにくくなる場合があります。

つまり、

床の開閉スペースは少なくても、

壁面を使う

ということです。

スイッチ位置が難しくなることも

引き戸の引き込み部分には、

電気配線などの計画上、制約が出る場合があります。

その結果、

本当は入口横に欲しかったスイッチが、

少し離れた場所になる。

ということもあります。

ドア種類だけでなく、

電気計画までセットで確認

します。

家具を置ける壁が減る

引き戸を壁に沿って動かす場合、

その場所に、

棚。

テレビ。

家具。

などを置けないことがあります。

例えば寝室で、

「ここにタンスを置きたい」

と思っても、引き戸が通る壁なら置けません。

ドア+家具を一緒に考える

ことが重要です。

音を分けたい部屋では確認する

引き戸は便利ですが、

部屋の用途によっては、

音の伝わり方も確認したいところです。

例えば、

寝室。

書斎。

トイレ。

など、

できるだけ音を分けたい場所

です。

建具の種類や納まりによっても異なるため、音を重視するなら住宅会社へ確認します。

においを分けたい場所も考える

キッチン。

パントリー。

脱衣室。

などでは、

におい。

湿気。

をどの程度分けたいか考えます。

「普段は開けっぱなし」

という使い方なら便利ですが、

閉めたときにどの程度空間を分けたいのかも重要です。

戸袋・レールの掃除もある

引き戸では、

床レール。

上吊り。

戸袋。

など、商品や施工方法によって構造が異なります。

床にレールがあれば、

ほこり。

髪の毛。

などがたまることがあります。

上吊りタイプなら床をフラットにできるものもあります。

見た目だけでなく、掃除のしやすさ

も確認します。

引き込み戸は中の掃除・修理も確認

壁の中へ扉が入る、

引き込み戸。

見た目がすっきりします。

一方で、

内部に物が入った場合。

建具調整。

将来の修理。

などをどう行うのか確認しておくと安心です。

開けっぱなしで使いたい場所には便利

一方、

LDKと隣接する部屋。

洗面。

ファミリークローゼット。

など、

普段は開けておき、

必要なときだけ閉める場所には、

引き戸が使いやすいことがあります。

開き戸のように、

開いた扉が通路へ飛び出さない

からです。

将来の使いやすさにもメリット

年齢を重ねたとき、

開き戸では、

手前へ引く。

身体を後ろへ動かす。

という動作が必要になる場合があります。

引き戸なら横へ動かすため、場所によっては使いやすくできます。

ただし、

扉の重さ。

取っ手。

開閉方法。

なども確認します。

全部引き戸にする必要はない

例えば、

リビング。

寝室。

子ども部屋。

トイレ。

洗面。

収納。

すべて引き戸。

と決める必要はありません。

重要なのは、

その場所で開き戸と引き戸、どちらが使いやすいか

です。

ドアの種類は、部屋ごとに使い分けます。

よくある失敗例

「引き戸は省スペースだから便利」

と思い、できるだけ多く採用。

完成後、

引き戸が通る壁には家具を置けない。

入口横に欲しかったスイッチ位置も変わった。

寝室では思ったより音が気になる。

結果、

「全部引き戸にする必要はなかった」

と感じた。

原因

引き戸を「場所を取らないドア」とだけ考え、壁・家具・電気・音まで考えなかったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • 引き戸にする目的は明確か
  • 扉を引き込む壁があるか
  • 家具を置く壁が減らないか
  • スイッチ・コンセント位置を確認したか
  • 音を分けたい部屋ではないか
  • におい・湿気を分けたい場所ではないか
  • レールを掃除しやすいか
  • 将来修理・調整しやすいか
  • 開けっぱなしで使う場所か
  • 開き戸との使い分けを考えたか

まとめ

引き戸は、

とても便利な建具です。

特に、

開閉スペースを抑えたい。

普段は開けておきたい。

動線を邪魔したくない。

という場所では大きなメリットがあります。

しかし、

引き戸は床面を使わない代わりに、壁面を使います。

 

だから、

「引き戸と開き戸、どちらがおしゃれですか?」ではなく、「ここでは、どちらが毎日使いやすいですか?」

と考える。

すべてを同じにせず、場所ごとに適したドアを選ぶこと。

それが、建具で後悔しない家づくりにつながります。

 

デザインハウス久留米福岡
〒830-0048 福岡県久留米市梅満町994-1

TEL:0942-55-3960 / FAX:0942-55-8032

https://www.dh-kurume.com/

PAGE TOP ▲