よくある質問

将来の設備交換まで考えて設計する会社がいい?

 

「設備は壊れたら交換すればいいので、新築時にそこまで考える必要はないですよね?」

住宅には、

給湯器。

エアコン。

第一種熱交換換気。

食洗機。

IH。

太陽光のパワーコンディショナー。

など、多くの機械設備があります。

これらは、

家そのものと同じ期間、交換なしで使えるとは限りません。

だから住宅会社を選ぶときには、

「最新設備をたくさん提案してくれる会社」だけではなく、「将来その設備をどう交換するかまで考えている会社」

を見ることが重要です。

家は完成後に設備故障や給湯器交換などがあり、建てた後の対応まで重要だとされています。

「壊れたら交換」できる設計になっている?

これは非常に重要です。

設備は交換できても、

交換するために、

天井を大きく壊す。

壁を壊す。

収納を解体する。

足場を大掛かりに組む。

となれば、設備本体以外の工事費が増える可能性があります。

だから新築時に、

「この設備は将来どうやって取り外しますか?」

と考えておきます。

第一種熱交換換気は特に確認

第一種熱交換換気は、

給気も排気も機械で行い、熱交換型では排気する空気の熱を利用しながら換気します。

24時間運転する機械設備なので、

フィルター。

ファン。

モーター。

熱交換器。

本体。

などのメンテナンスや将来の交換を考える必要があります。

重要なのは、

本体へ簡単にアクセスできること。

点検口が小さすぎる。

本体が奥にあり手が届かない。

では困ります。

「点検できる」と「交換できる」は違う

小さな点検口から、

フィルター清掃はできる。

でも、

本体そのものは取り出せない。

という可能性もあります。

だから、

「メンテナンスできますか?」

だけではなく、

「本体を交換するとき、この開口から取り出せますか?」

まで聞いてください。

家庭用エアコンを使う全館空調も交換まで考える

高性能住宅では、

家庭用エアコン1台で対応する全館空調。

または、

1階1台+2階1台で対応する全館空調。

という方法があります。

家庭用エアコンを使うメリットの一つは、

将来一般的なエアコンへ交換しやすいよう計画できること

です。

しかし設置場所が、

狭い小屋裏。

高すぎる場所。

作業スペースがない場所。

なら、交換が大変になる可能性があります。

エアコンは「取り付け場所」より「交換場所」

新築時は、

「見えない場所に付けたい」

「インテリアを邪魔したくない」

と考えがちです。

しかし、

10年後。

15年後。

に交換するとき、

業者が作業できるか。

室外機まで配管できるか。

搬出入できるか。

も考えます。

設備は隠しすぎないこと

も重要です。

給湯器も交換する

給湯器も、

将来交換する可能性がある設備です。

設置場所。

配管。

作業スペース。

搬入経路。

などを考えます。

特に設備まわりを外構などで完全に囲ってしまう場合は、将来の交換作業にも配慮します。

太陽光はパワコンも考える

太陽光発電では、

屋根のパネルだけではなく、

パワーコンディショナーなどの関連機器

もあります。

設備選びでは、

初期性能。

発電量。

だけでなく、

将来の修理。

交換。

保証。

まで考えることが重要です。

専用設備が悪いわけではない

専用の全館空調設備。

特殊な換気設備。

高機能設備。

などが悪いわけではありません。

重要なのは、

将来も部品が入手できるのか。
後継機種へ交換できるのか。
交換費用はどの程度考えるのか。

まで説明を受けて選ぶことです。

設備を増やすほど交換するものも増える

太陽光。

蓄電池。

全館空調。

第一種熱交換換気。

高機能給湯器。

便利な設備を増やせば、暮らしは快適になる可能性があります。

一方で、

将来メンテナンス・交換する設備も増えます。

だから、

「付けられるものを全部付ける」

ではなく、

自分たちに本当に必要か

を考えることが大切です。

よくある失敗例

新築時、

高性能な換気設備を採用。

本体は天井裏へきれいに隠した。

15年後に本体交換が必要。

しかし、

点検口から本体を出せない。

結果、

天井の一部を解体して交換することになった。

設備本体の性能だけを見て、交換方法まで考えていなかった。

原因

設備を「設置するとき」だけで考え、「外すとき・交換するとき」を考えていなかったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • 将来交換する設備を把握したか
  • 第一種換気本体へアクセスできるか
  • 換気本体を取り出せるか
  • エアコンを交換しやすいか
  • 全館空調の交換方法を確認したか
  • 給湯器の作業スペースがあるか
  • 太陽光関連機器の交換を考えたか
  • 部品供給・後継機種を確認したか
  • 特殊設備の交換費用を確認したか
  • 設備交換費を将来資金に入れたか

まとめ

設備は、

「付けられるか」だけで選ばないこと。

本当に確認したいのは、

掃除できるか。
点検できるか。
修理できるか。
取り外せるか。
交換できるか。

です。

特に、

第一種熱交換換気。

家庭用エアコンを使った全館空調。

給湯器。

太陽光関連機器。

などは、住宅より先に交換する可能性があります。

だから住宅会社へ、

「この設備が15年後に壊れたら、家を壊さず交換できますか?」

と聞いてみてください。

最新設備を上手に付ける会社ではなく、古くなった設備を上手に交換できるところまで設計する会社。

そこまで考えているかが、長期的な住宅会社選びでは重要です。

 

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