よくある質問

家族の希望がバラバラなとき会社はどう対応するべき?

「夫婦で家づくりの希望が全然違います。どちらかが我慢するしかないですか?」

家づくりでは、

ご主人は、

性能重視。

趣味部屋が欲しい。

予算を抑えたい。

一方で奥様は、

家事動線。

収納。

キッチン。

デザイン。

を重視。

さらに子どもにも希望がある。

こうしたことは珍しくありません。

むしろ、

家族だからこそ家に求めるものが違うのは自然なことです。

良い住宅会社は、

どちらか一人の希望だけを聞いて進めるのではなく、

家族それぞれが何を大切にしているのかを整理してくれます。

既存Q14でも、良い設計士は家族全員の話を聞き、暮らしや将来まで考えた提案をすることが重要とされています。

「どっちにしますか?」だけでは解決しない

例えば、

ご主人は、

「LDKは広くしたい」

奥様は、

「収納を増やしたい」

という意見。

単純に、

「どちらを優先しますか?」

では、どちらかが我慢することになります。

良い住宅会社なら、

なぜLDKを広くしたいのか。

なぜ収納を増やしたいのか。

まで聞きます。

希望の「理由」を聞く

ご主人が、

「LDKを広くしたい」

理由は、

家族みんなで過ごしたいから。

奥様が、

「収納を増やしたい」

理由は、

LDKを散らかしたくないから。

だとします。

実は二人とも、

「家族が気持ちよく過ごせるLDKにしたい」

という目的は同じかもしれません。

そこで、

必要以上に面積を増やさず、

LDK近くに適切な収納を配置する。

という別の答えが見つかることがあります。

要望ではなく「暮らし」を聞く

既存Q14でも、良い設計士は、

休日はどう過ごすか。

洗濯はいつするか。

料理は誰がするか。

将来両親と住む予定はあるか。

などを質問することが重要とされています。

これは、

「何が欲しいか」より「どう暮らしたいか」を知るため

です。

声の大きい人だけで決めない

打ち合わせでは、

住宅に詳しい人。

よく話す人。

決断が早い人。

の意見が中心になりがちです。

しかし実際に住むのは家族全員です。

良い担当者・設計士なら、

「奥様はどう思われますか?」

「ご主人はここをどう使いますか?」

と、

家族それぞれへ確認してくれます。

子どもの現在だけで決めない

子どもが小さいと、

「大きな子ども部屋が欲しい」

「遊び場が欲しい」

という希望が出ます。

しかし、

5年後。

10年後。

20年後。

には暮らし方が変わります。

家族の意見を聞きながら、

現在+将来

で整理してくれる会社が安心です。

予算という共通ルールを忘れない

家族全員の希望を全部入れれば、

当然予算が上がる可能性があります。

そこで、

絶対必要。

できれば欲しい。

予算に余裕があれば。

後から追加できる。

というように、

希望を優先順位に分ける

ことが重要です。

Q43でも、予算オーバーしたときには、何を守り、何を見直し、何を将来へ回すか整理することが住宅会社の提案力だとしました。

住宅会社が勝手に決めない

逆に注意したいのが、

「普通はこちらです」

「皆さんこうしています」

「ご主人の案でいいと思います」

と、住宅会社側が簡単に結論を出してしまうことです。

住宅会社の役割は、

家族の意見を整理して選択肢を提示すること。

最終的に決めるのは家族です。

よくある失敗例

打ち合わせでは、ご主人がほとんど話していた。

住宅会社もご主人の希望を中心に設計。

完成後、

実際に家事をする奥様から、

「洗濯動線が使いにくい」

「収納が足りない」

という不満が出た。

家族全員の暮らしを聞かずに家をつくってしまった。

原因

家族の「要望」を集めただけで、その背景にある暮らし方まで整理しなかったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • 家族全員の話を聞いてくれるか
  • 希望の理由まで質問してくれるか
  • 声の大きい人だけで進めていないか
  • 家族の共通目的を整理してくれるか
  • 優先順位を一緒に決めてくれるか
  • 予算とのバランスを考えてくれるか
  • 将来の暮らしまで考えているか
  • 意見が違うとき代替案を出してくれるか

まとめ

家族の希望がバラバラでも、

最初からどちらかが我慢する必要はありません。

大切なのは、

「何が欲しいか」

ではなく、

「なぜ、それが欲しいのか」

まで話すことです。

そこから、

夫婦それぞれの希望を両立できる別の答えが見つかることがあります。

既存Q14でも、設計士の仕事は図面を描くことではなく、家族の暮らしを形にすることだとされています。

家族の意見をまとめる会社ではなく、家族が納得できる答えを一緒に探してくれる会社。

そういう住宅会社を選ぶことが大切です。

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