よくある質問

家のメンテナンス方法まで説明してから引き渡す会社がいい?

 

「新築なんだから、メンテナンスのことは10年くらい経ってから考えればいいですよね?」

新築住宅が完成した瞬間は、

すべてが新品です。

そのため、

メンテナンスはまだ先の話

と思いがちです。

しかし実際には、

家の性能や設備を長く維持するために、

住み始めた直後から知っておいた方がいいメンテナンス

があります。

住宅会社の本当の価値は家を建てた後に分かり、定期点検やメンテナンスまで考えることが重要とされています。

だから住宅会社を選ぶなら、

家を渡して終わりではなく、「この家をどう維持してください」と説明してくれる会社

が安心です。

第一種熱交換換気はすぐメンテナンスが始まる

特に高性能住宅で重要なのが、

第一種熱交換換気です。

給気も排気も機械で行い、熱交換型では排気する空気が持つ熱を利用しながら換気します。

24時間運転する設備なので、

フィルター。

給排気口。

熱交換器。

など、機種に応じた清掃・点検が必要です。

フィルターはどこにある?

引き渡し時に、

「第一種換気です」

と説明されただけでは足りません。

実際に、

フィルターはどこにあるのか。
どう外すのか。
どう掃除するのか。
どのくらいの頻度で確認するのか。
交換品はどう購入するのか。

まで説明してもらいます。

換気設備の「音」も覚えておく

第一種換気はファンを使うため、運転音があります。

正常時の音を知っておけば、

将来、

以前より音が大きい。

異音がする。

振動が増えた。

といった変化にも気づきやすくなります。

だから引き渡し時に、

正常な運転状態と音を確認する

ことも大切です。

エアコン・全館空調の使い方

家庭用エアコン1台で対応する全館空調。

1階1台+2階1台で対応する全館空調。

などでは、

使い方も住宅性能の一部

と考えたいところです。

例えば、

設定温度。

風量。

室内ドア。

フィルター清掃。

夏・冬の運転方法。

など。

一般的な個別エアコンと同じ感覚で頻繁にON・OFFするより、システムに合った運転方法が推奨される場合もあります。

だから、

その家の空調計画に合った使い方

を住宅会社から説明してもらいます。

外壁・屋根はいつ確認する?

外壁。

屋根。

シーリング。

防水。

なども、永久に何もしなくていいわけではありません。

重要なのは、

「○年で必ず交換」と一律に決めることではなく、定期点検で状態を確認すること。

住宅会社には、

何年目に点検するのか。

どこを見るのか。

将来どんなメンテナンスが考えられるのか。

を聞いておきます。

給湯器など設備交換も考える

給湯器。

食洗機。

IH。

エアコン。

換気設備。

太陽光関連機器。

などは機械設備です。

住宅の構造体と同じ期間、交換なしで使えるとは限りません。

だから新築時から、

「いつか交換する設備」

として考えておきます。

太陽光は発電量も確認する

太陽光発電を採用するなら、

毎月・毎年の発電量を確認しておく方法もあります。

普段の発電量を把握していれば、

大きく低下したときに、

「何か問題があるのかな?」

と気づくきっかけになります。

床下点検口の場所を知っておく

床下は、

配管。

水漏れ。

シロアリ。

湿気。

などを確認する場所です。

だから、

床下点検口がどこにあるのか

も把握しておきます。

点検口の上に動かせない家具を置いてしまうと、将来の点検がしにくくなります。

「メンテナンス一覧表」があると分かりやすい

例えば、

時期 確認するもの
定期的 換気フィルター
毎年 設備・発電状況など
定期点検時 外壁・屋根・床下等
必要時 給湯器・エアコン・換気設備等

というように、

何をいつ確認するのか

を一覧にしてもらえると管理しやすくなります。

※具体的な点検・交換時期は、採用する製品・仕様・メーカーの取扱説明書や住宅会社の点検計画に従います。

メンテナンス費用も説明してくれる?

さらに確認したいのが、

将来のお金です。

外壁。

屋根。

給湯器。

換気設備。

エアコン。

太陽光関連機器。

などについて、

「将来どんな費用が発生する可能性がありますか?」

と聞いておきます。

住宅ローンだけでなく、

修繕・設備交換費まで住居費

と考えることが大切です。

よくある失敗例

引き渡し時、

鍵を受け取って終了。

第一種換気の説明は簡単に聞いただけ。

数年後、

「フィルターって交換するの?」

「どこにあるの?」

「この音は正常?」

となってしまった。

さらに、

外壁。

設備。

太陽光。

のメンテナンス時期も分からない。

家の買い方は教えてもらったが、家の守り方を教えてもらっていなかった。

原因

引き渡しを「家づくりの終了」と考え、住み始めてからの維持管理を確認していなかったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • 第一種換気の使い方を説明してくれるか
  • フィルター清掃方法を確認したか
  • 換気設備の正常な運転音を確認したか
  • 空調の使い方を説明してくれるか
  • 外壁・屋根の点検方法を説明するか
  • 床下点検口を確認したか
  • 太陽光の確認方法を説明するか
  • 設備交換について説明してくれるか
  • 定期点検スケジュールをもらえるか
  • 将来のメンテナンス費まで説明してくれるか

まとめ

良い住宅会社は、

家を建てて、鍵を渡して終わりではありません。

その家を、

どう使うか。

どう掃除するか。

どう点検するか。

何を交換するか。

まで説明する。

特に高性能住宅では、

第一種熱交換換気や空調を正しく使い、メンテナンスすることも大切です。

良い住宅会社とは「家を売る会社」ではなく「家を守る会社」だとされています。

だから引き渡し時には、

「この家を30年間良い状態で使うために、私たちは何をすればいいですか?」

と聞いてみてください。

家の建て方だけではなく、家の守り方まで教えてくれる会社。

そこまでが、本当のアフターサービスです。

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