「高性能住宅では、湿度は何%くらいにしておけばいいですか?」
快適な住宅というと、
室温
ばかりに目が向きがちです。
しかし実際の暮らしでは、
湿度も快適性を大きく左右します。
同じ室温でも、
湿度が高ければ蒸し暑い。
湿度が低すぎれば乾燥する。
と感じます。
既存Q7でも、換気は湿気・カビ・ダニなどを適切にコントロールするために欠かせないものとして扱っています。
湿度は「○%なら絶対正解」ではない
室内湿度は、
季節。
室温。
外気条件。
家族人数。
室内干し。
加湿器。
などによって変化します。
そのため、
一年中同じ湿度に固定する必要はありません。
大切なのは、
高すぎる湿度。
低すぎる湿度。
を避けながら、室温と合わせて管理することです。
湿度が高すぎると?
室内湿度が高い状態が続くと、
窓や冷たい部分で結露しやすくなる。
カビが発生しやすくなる。
ダニが増えやすい環境になる。
梅雨にはジメジメ感じる。
といった問題につながります。
結露によるカビやダニは住環境・健康に関係するものとして扱われています。
湿度が低すぎても快適ではない
一方、冬に湿度が低くなると、
喉や肌が乾燥する。
静電気が気になる。
体感的に寒く感じる。
ということがあります。
そこで加湿器を使う家庭もありますが、
加湿しすぎには注意
が必要です。
特に冬は外気温が低いため、窓や壁の冷たい部分で結露する可能性があります。
湿度計を置いて「見える化」する
湿度は目では分かりません。
「なんとなく乾燥している」
「なんとなくジメジメする」
だけではなく、
温湿度計で確認する
ことをおすすめします。
例えば、
LDK。
寝室。
脱衣・ランドリー周辺。
など、生活する場所の温度と湿度を確認すると、家の状態が分かりやすくなります。
高性能住宅でも湿度管理は必要
高断熱・高気密住宅だから、
湿度も自動的に快適になる。
というわけではありません。
高性能住宅は室温を安定させやすい一方、
生活によって発生する水蒸気は、
換気。
冷房・除湿。
必要に応じた加湿。
などで管理します。
よくある失敗例
冬になると、
「乾燥している気がする」
と加湿器を強く運転。
湿度計は置いていなかった。
さらに室内干しもしていた。
気づかないうちに室内湿度が高くなり、
窓周辺に結露が発生するようになった。
原因
湿度を感覚だけで判断していたことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 温湿度計を設置しているか
- 室温と湿度を一緒に見ているか
- 冬に加湿しすぎていないか
- 梅雨・夏の除湿方法を考えたか
- 室内干しの湿気を処理できるか
- 24時間換気を適切に使っているか
- 結露が発生していないか
まとめ
室内湿度は、
「○%なら絶対安心」という数字だけで考えないこと。
重要なのは、
室温。
季節。
外気。
家族の暮らし。
と合わせて管理することです。
そして、
感覚ではなく温湿度計で確認する。
高性能住宅では、温度だけでなく湿度まで見える化してコントロールすることが、快適な室内環境につながります。
















