「気に入った土地なのに、住宅会社からデメリットばかり説明されました。もっと前向きに提案してくれる会社の方がいいですか?」
土地探しをしていると、
駅が近い。
学校が近い。
価格も予算内。
日当たりも良さそう。
など、魅力的な土地に出会うことがあります。
そんなとき住宅会社から、
「ここは造成費がかかる可能性があります」
「道路条件を確認しましょう」
「ハザードも確認した方がいいです」
と言われると、
「せっかく気に入っているのに……」
と思うかもしれません。
しかし、
良いところだけでなく、購入前にデメリットまで説明してくれることは、住宅会社を見る大切なポイントです。
良い住宅会社はメリットだけでなく、土地の追加費用などの注意点まで正直に説明できる会社とされています。
土地は「買ってから気づく」が怖い
家の設備なら、
将来交換する。
リフォームする。
という方法があります。
しかし土地は、
購入した後に簡単に交換できません。
だから、
契約前にできるだけ問題点を確認することが重要です。
デメリット① 造成費
土地に高低差がある。
道路より低い。
敷地が傾斜している。
という場合、
造成。
土留め。
擁壁。
残土処分。
などが必要になる可能性があります。
土地価格が安くても、
家を建てられる状態にするまでの費用
が大きければ、総額は高くなることがあります。
デメリット② 上下水道
土地によっては、
水道の引込み。
口径変更。
下水道。
浄化槽。
などの確認が必要になります。
土地価格だけを見て購入すると、
後から想定していなかった工事費が出る可能性
があります。
デメリット③ 擁壁
敷地に古い擁壁がある場合、
「昔からあるから大丈夫」
とは限りません。
建築するうえで問題がないか。
補強・やり替えが必要か。
関係資料があるか。
などを確認します。
良い住宅会社なら、
見た目だけで「大丈夫です」と簡単に判断しない
ことが大切です。
デメリット④ 道路・接道
土地に接している道路も重要です。
道路幅。
接道状況。
セットバック。
私道。
などによって、建築計画へ影響することがあります。
だから、
「土地がある=希望する住宅を自由に建てられる」
とは考えません。
デメリット⑤ ハザード
土地の災害リスクも確認します。
洪水。
浸水。
土砂災害。
などについて、
ハザードマップなどを確認します。
住宅会社が、
「この土地は人気エリアだから大丈夫です」
ではなく、
リスクも含めて説明してくれるか
を見ることが重要です。
デメリット⑥ 周辺環境
土地そのものだけでなく、
交通量。
騒音。
隣地。
日当たり。
将来的な建物。
学校までの通学路。
なども暮らしに関係します。
特に土地見学は昼間だけではなく、
朝。
夕方。
雨の日。
など、条件を変えて見ることで気づくことがあります。
デメリットを説明する=その土地を否定することではない
ここは大切です。
デメリットがある土地だから、
絶対に買ってはいけない
という意味ではありません。
例えば造成費が100万円必要でも、
立地。
価格。
学校。
暮らしやすさ。
を考えれば、その土地を選ぶ価値がある場合もあります。
重要なのは、
デメリットを知ったうえで納得して購入すること
です。
良い会社は解決策まで提案する
「この土地は高低差があります」
で終わるのではなく、
「この位置に建物を配置すれば造成を抑えられる可能性があります」
「駐車場をこちらへ配置しましょう」
など、
問題点+解決方法
まで提案してくれる会社が理想です。
よくある失敗例
土地を紹介されたとき、
住宅会社から、
「いい土地ですよ」
「この価格ならお得です」
とメリットだけを説明された。
購入後、
造成。
水道。
擁壁。
外構。
に追加費用。
最終的には、
もっと高い別の土地を買った方が総額は安かった。
原因
土地価格だけを見て、土地を建築可能な状態にするまでの費用・デメリットを確認しなかったことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 造成費を確認したか
- 高低差を確認したか
- 擁壁を確認したか
- 上下水道を確認したか
- 道路・接道を確認したか
- ハザードを確認したか
- 周辺環境を確認したか
- 希望する建物を配置できるか
- デメリットへの解決策を提案してくれるか
- 土地+建物の総額で判断しているか
まとめ
土地選びで信頼できる住宅会社は、
「この土地は最高です」とメリットだけを話す会社ではありません。
良いところ。
悪いところ。
追加費用。
将来のリスク。
まで説明する。
そして、
「それでもこの土地を選ぶ価値があるのか」を一緒に考えてくれる。
良い住宅会社ほど必要なことを本音で伝えられるとされています。
土地を買わせるための説明ではなく、土地を買ってから後悔しないための説明をしてくれる会社。
そこを見ることが大切です。
















