よくある質問

和室を作る・作らない、どちらが後悔しやすい?

「最近は和室を作らない家も多いですが、なくても困りませんよね?」

以前の住宅では、

和室があることが当たり前

という家も多くありました。

しかし最近は、

LDKを広くしたい。

建物をコンパクトにしたい。

洋室だけで生活できる。

という理由から、和室を作らない住宅も増えています。

一方、

「やっぱり和室を作っておけばよかった」

という声もあれば、

「作ったけれどほとんど使っていない」

という声もあります。

つまり、

和室は「ある・ない」ではなく、何に使うのかで判断すること

が大切です。

「何となく和室」は使わなくなりやすい

例えば、

「実家にもあったから」

「来客用に必要かもしれない」

という理由だけで6畳の和室を作る。

しかし実際には、

来客が泊まるのは年に1回あるかどうか。

普段は誰も使わない。

結果、

荷物置き場になってしまう

ことがあります。

小さな子どもがいる時期には便利

一方、

赤ちゃん。

幼児。

がいる家庭では、

畳スペースが便利なことがあります。

お昼寝。

おむつ替え。

遊び。

着替え。

などに使えます。

LDKの横にあれば、

料理をしながら子どもの様子を見ることもできます。

でも子育て期間はずっと続かない

赤ちゃんのために和室を作った。

しかし数年後、

子どもは成長。

畳スペースで遊ばなくなった。

その後20年・30年どう使うか。

ここまで考える必要があります。

 

客間として本当に必要?

「親が泊まりに来るから和室」

というケースもあります。

では、

年間何泊するでしょうか。

1年に数回の来客のために、

6畳+収納。

を常に確保することが本当に必要なのか。

普段は、

書斎。

子どもの遊び場。

家事スペース。

として使い、

来客時だけ寝室にできる部屋にする方法もあります。

一つの用途だけに固定しない

ことがポイントです。

将来の1階寝室として使える

1階に将来寝室として使える部屋があると、年齢を重ねたときの選択肢になります。

LDK横の和室・畳スペースを、

現在は子どもの遊び場。

↓

来客時は客間。

↓

将来は夫婦の寝室。

というように使えれば、

長期間活用できる部屋

になります。

小上がり和室は段差も考える

おしゃれな、

小上がり畳スペース

も人気です。

段差部分に収納を作れる。

腰掛けられる。

空間をゆるく分けられる。

というメリットがあります。

一方、

小さな子どもが転ぶ。

ロボット掃除機が上がれない。

高齢になったとき段差になる。

という面もあります。

デザインだけでなく、

段差を何十年使うか

まで考えます。

畳下収納は使いやすい?

小上がりに、

大容量の畳下収納。

魅力的です。

しかし、

収納を開けるために、

テーブル。

座布団。

おもちゃ。

を毎回移動する必要があるなら、使用頻度は下がります。

収納量ではなく、

取り出しやすさ

を見ることが重要です。

畳のメンテナンスも考える

和室を採用するなら、

畳。

障子。

襖。

など、採用する仕様によってメンテナンス方法も変わります。

現在は、

和紙畳。

樹脂系畳。

など選択肢もあります。

「和室だから昔ながらの仕様」

と決めず、

自分たちの使い方とメンテナンス性

で選びます。

4.5畳でも十分なことがある

和室を作るなら、

「6畳+押入れ」

でなければならないわけではありません。

用途によっては、

3畳。

4.5畳。

LDKの一角の畳コーナー。

でも十分な場合があります。

 

和室を作らない選択も間違いではない

家族が、

床に座らない。

布団を使わない。

来客宿泊もほとんどない。

将来寝室にできる洋室が別にある。

なら、

無理に和室を作る必要はありません。

その面積を、

LDK。

収納。

ランドリー。

などへ使う方が暮らしに合う場合もあります。

よくある失敗例

「家には和室が必要だろう」

と6畳の和室+押入れを設置。

新築直後は使ったものの、

数年後にはほとんど入らない。

来客も年に一度あるかどうか。

気づけば、

季節家電。

段ボール。

使わない家具。

が置かれ、

大きな物置部屋になってしまった。

原因

和室を「何に使うか」ではなく、「家には和室があるもの」という固定観念で作ってしまったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • 和室を何に使うか明確か
  • 子どもの遊び場として何年間使うか
  • 来客は年間何回泊まるか
  • 普段も使える部屋になっているか
  • 将来寝室として使えるか
  • 6畳も本当に必要か
  • 畳コーナーでは足りないか
  • 小上がりの段差は必要か
  • 畳下収納は取り出しやすいか
  • 和室をなくした面積を何に使うか比較したか

まとめ

和室は、

作った方がいい、作らない方がいい、という正解はありません。

大切なのは、

30年間で何に使うのか。

子どもの遊び場。

昼寝。

客間。

趣味。

将来の寝室。

複数の役割を持たせられれば、価値のある空間になります。

 

だから、

「和室は必要ですか?」ではなく、「この4.5畳・6畳を30年間どう使いますか?」

と考える。

部屋の名前から間取りを決めるのではなく、使い方から必要な部屋を決める。

それが、和室を作っても、作らなくても後悔しにくい家づくりにつながります。

 

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