「クレジットカードを何枚も持っています。住宅ローンを申し込む前に解約したほうがいいですか?」
結論
クレジットカードを複数持っているだけで、すべて解約しなければ住宅ローンを組めないわけではありません。
ただし、
カードローン
+キャッシング枠
+リボ払い
+分割払い
+支払い状況
は確認しておきたいポイントです。
① カードの「枚数」だけを見ない
例えばクレジットカードを5枚持っていても、
毎月一括払い。
延滞なし。
キャッシング利用なし。
という人もいます。
一方で1枚だけでも、
大きなリボ残高。
カードローン。
があれば状況は違います。
② リボ払いを確認
リボ払いは毎月の支払額が小さく見えやすいため、残高が分かりにくくなることがあります。
住宅ローン前には、
現在のリボ残高はいくら?
毎月いくら返している?
を確認します。
③ キャッシング枠は?
金融機関によっては、クレジットカードのキャッシング枠などを審査上確認する場合があります。
実際の扱いは金融機関によって異なるため、
利用していないから絶対に関係ない
と自己判断しないことが重要です。
④ カードローンも確認
銀行や消費者金融などのカードローンを利用している場合は、
借入残高。
利用限度額。
毎月返済。
などを確認します。
⑤ 使っていないカードは整理する?
長期間使っていないカードや、今後も必要ないカードなら、家計管理の意味で整理する方法はあります。
ただし、
住宅ローン審査のために、とにかく全部解約すればいい
というものではありません。
⑥ 解約前に残債を確認
カードを使っていなくても、
分割払い。
リボ払い。
未請求分。
などが残っていないか確認します。
⑦ 延滞履歴にも注意
住宅ローン審査では、現在の借入だけでなく信用情報も判断材料になります。
クレジットカードの支払いを繰り返し遅延している場合などは注意が必要です。
⑧ 「審査前に全部返せば隠せる」は違う
住宅ローン申込みでは、金融機関から求められた借入状況等を正確に申告します。
過去の信用情報まで含め、隠すことを前提に審査対策をしないことが重要です。
⑨ 新築前の家具・家電購入にも注意
住宅ローン審査前に、
家具50万円。
家電50万円。
をカード分割。
というように大きな分割払いを増やすと、審査や家計へ影響する可能性があります。
※金額は説明用の例です。
家具・家電購入は住宅ローンの手続き状況も確認してから進めます。
⑩ 住宅ローン審査を機に家計整理
クレジットカードは、
住宅ローン審査のためだけに整理するのではなく、
年会費。
リボ。
キャッシング。
サブスクリプション。
などを見直す機会にします。
チェックポイント
- カード枚数を把握しているか
- リボ残高を確認したか
- 分割払いを確認したか
- キャッシング利用を確認したか
- キャッシング枠を確認したか
- カードローンを確認したか
- 支払い遅延がないか
- 不要なカードを整理したか
- 審査前に新しい分割払いを増やしていないか
まとめ
住宅ローン審査前に重要なのは、
「クレジットカードを何枚持っている?」だけではありません。
確認するのは、
いくら借りている?
毎月いくら返している?
支払いを遅れていない?
利用可能な借入枠をどう扱う金融機関か?
です。
金融機関には、
「カードを全部解約したほうがいいですか?」ではなく、「現在のカードローン・リボ・分割払い・キャッシング枠が住宅ローン審査にどう影響するか確認してください」
と相談する。
住宅ローン審査の前は、カードを隠すのではなく、借入と支払いを全部見える化する。
これが重要です。
















