「住宅ローンを返しながら、子どもの大学費用も払えるか心配です。家の予算はどう決めればいいですか?」
結論
住宅ローンと大学費用が重なる家庭では、
「住宅購入時の家計」ではなく、「教育費ピーク時の家計」で住宅予算を決める
ことが重要です。
特に、
子どもが18〜22歳頃、自分たちが何歳で、住宅ローンがいくら残っているか
を確認します。
家族の年表を作る
例えば、
現在35歳。
子ども5歳。
↓
13年後。
親48歳。
子ども18歳。
↓
大学進学。
このとき住宅ローンも13年目ということになります。
子ども2人ならピークが長くなることも
兄弟姉妹の年齢が近ければ、
第1子大学。
+
第2子高校・大学。
という時期が重なる可能性があります。
大学費用は授業料だけではない
考えるのは、
入学関係費用。
授業料。
教材等。
通学。
一人暮らしなら住居・生活費。
などです。
進路によって必要額は変わります。
「そのとき貯金から払う」は大丈夫?
その貯金を、
いつから。
毎月いくら。
準備するのかまで決めます。
住宅ローンを組んだ結果、
教育資金を毎月積み立てられない。
なら、住宅予算を再検討します。
住宅ローン返済額を先に決めない
例えば、
銀行から3,500万円借りられる。
↓
3,500万円借りる。
↓
残った家計で教育費を考える。
ではなく、
教育費・生活費・貯蓄を先に確保し、残りから住宅ローン返済額を決める
順番にします。
教育費ピーク時には住宅設備も古くなる
新築から15年前後経過すれば、
エアコン。
給湯器。
食洗機。
換気設備。
などが修理・交換時期を迎える可能性があります。
つまり、
大学費用+住宅ローン+設備交換
が重なる可能性があります。
車も忘れない
子どもの大学進学時期に、
車の買替え。
子どもの車購入。
などが重なる家庭もあります。
住宅だけで将来支出を考えないことが重要です。
住宅ローンを長くするときも注意
40年・50年ローンで月返済を抑える方法もあります。
ただし、
教育費ピークは乗り越えられても、今度は退職後までローンが残る
可能性があります。
教育費と老後の両方を見る必要があります。
3つの時点を見る
おすすめは、
①現在
住宅購入直後。
②教育費ピーク
子どもの高校・大学時期。
③退職前後
60〜65歳頃。
この3つの時点で家計を確認します。
「教育ローンを使えばいい」は最後に考える
住宅ローンを最大まで借り、
教育費は教育ローン。
となれば、家計に複数のローンが重なる可能性があります。
最初からそれを前提に住宅予算を広げないことが重要です。
チェックポイント
- 子どもの大学進学年を確認したか
- そのとき自分は何歳か
- 住宅ローン残高を確認したか
- 教育資金を毎月積み立てられるか
- 住宅設備交換を考えたか
- 車の買替えを考えたか
- 退職時の残債を確認したか
- 老後資金も同時に準備できるか
まとめ
住宅ローンと大学費用が重なる家庭では、
「住宅ローンを払えるか?」だけを見ないこと。
確認するのは、
住宅ローンを払いながら、大学費用を借金せず準備できるか
です。
住宅会社には、
「月々いくらなら住宅ローンを払えますか?」だけではなく、「子どもの大学進学時に住宅ローン・教育費・設備交換が重なっても家計は大丈夫ですか?」
と相談する。
住宅予算は、今の家計ではなく「一番お金がかかる時期の家計」で決める。
これが教育費と住宅ローンを両立させる重要なポイントです。
















