よくある質問

ファミリークローゼットを作って後悔するケースは?

「ファミリークローゼットを作れば、家族の服を全部まとめられて便利ですよね?」

最近の家づくりでは、

ファミリークローゼット

を希望される方が増えています。

家族の衣類を一か所へまとめれば、

洗濯。

収納。

着替え。

が効率的になります。

ファミリークローゼットは洗濯・収納・着替えの動線を短くし、家事負担を軽減します。

しかし、

作れば必ず便利になるわけではありません。

位置。

広さ。

収納方法。

家族の生活習慣。

を考えずに作ると、

「普通のクローゼットを各部屋に作った方が良かった」

という後悔につながることがあります。

一番重要なのは「どこに作るか」

例えば、

ランドリールームは1階。

ファミリークローゼットは2階。

という配置。

洗濯物が乾くたびに、

家族全員分の衣類を2階まで運ぶことになります。

これでは、

ファミリークローゼットを作っても、

洗濯動線は短くなりません。

洗う。

↓

干す。

↓

しまう。

までを一つの動線として考えることが重要です。

家族は本当にそこで着替える?

ここも非常に重要です。

ファミリークローゼットを、

洗面・脱衣室の近くへ配置。

しかし実際には、

子どもは自分の部屋で着替える。

ご主人も寝室で着替える。

奥様だけがファミリークローゼットを使う。

こうなると、

家族全員の衣類を一か所へまとめるメリットが小さくなります。

間取りを決める前に、

「家族はどこで着替えるのか」

を考えます。

朝の混雑も考える

家族4人が、

朝7時。

同じ時間に着替える。

その場合、

ファミリークローゼットの通路が狭いと、

家族同士がぶつかります。

特に、

入口が一つ。

通路が狭い。

収納が両側。

という場合には、人がすれ違えるか確認します。

「3畳あります」だけでは判断しない

ファミリークローゼットも、

畳数だけでは使いやすさは分かりません。

例えば3畳でも、

通路が広すぎる。

角がデッドスペース。

ドアの開閉部分が使えない。

となれば、実際に収納できる量は少なくなります。

反対に、

2畳でも収納方法を工夫すれば使いやすい場合があります。

大切なのは、

床面積ではなく、実際に何着収納できるか

です。

ハンガー収納を増やす方法もある

洗濯物を、

たたむ。

↓

収納する。

という作業は毎日大変です。

そこで、

シャツ。

ズボン。

子どもの服。

などを、

できるだけハンガーのまま収納する

方法があります。

ランドリールームで干したハンガーを、そのままファミリークローゼットへ移動できれば、

「たたむ」という家事を減らせる場合があります。

棚を作りすぎても使いにくい

収納を増やそうとして、

固定棚をたくさん作る。

しかし、

服の量。

収納ケース。

家族構成。

は将来変わります。

固定棚ばかりにすると、

収納する物が変わったときに対応しにくくなる

場合があります。

可動棚。

ハンガーパイプ。

市販収納。

などを組み合わせ、変更できるようにしておく方法もあります。

湿気も考える

ファミリークローゼットには、

家族全員の衣類が集まります。

特にランドリーや脱衣室の近くに配置する場合には、

湿気への配慮

も必要です。

濡れた洗濯物。

浴室。

脱衣室。

との関係を考え、換気や空気の流れも確認します。

子どもが成長した後は?

小学生のときは、

家族全員でファミリークローゼット。

でも中学生・高校生になると、

自分の部屋に服を置きたい

ということもあります。

つまり、

今の使い方だけではなく、

5年後。

10年後。

まで考えます。

収納では将来荷物が増えることまで考えることが肝要です。

ファミリークローゼットを大きくしすぎない

収納が便利だからと、

4畳。

5畳。

6畳。

と大きくすれば、その分建物面積も増えます。

建築費も増える可能性があります。

そのため、

「何畳欲しいか」ではなく、「何をどのくらい収納したいか」

から必要面積を決めることが大切です。

よくある失敗例

SNSで見た、

4畳のファミリークローゼットを採用。

完成直後は、

「たくさん収納できる!」

と満足。

しかし生活すると、

子どもは2階で着替える。

ご主人も寝室で着替える。

結局、それぞれの服を各部屋へ運ぶようになった。

ファミリークローゼットは、

奥様の大きなクローゼットになってしまった。

原因

「ファミリークローゼットがある家=家事が楽になる」と考え、家族が実際にどこで着替えるのかまで考えなかったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • 家族はどこで着替えるか
  • ランドリールームから近いか
  • 家族全員分を本当に収納するか
  • 朝に家族が集中しても使えるか
  • 通路幅は十分か
  • ハンガー収納を増やせるか
  • 固定棚を作りすぎていないか
  • 湿気・換気を考えているか
  • 子どもの成長後も使えるか
  • 必要以上に広くしていないか

まとめ

ファミリークローゼットで大切なのは、

「家族全員の服を一か所へ集めること」ではありません。

本当の目的は、

洗濯と片付けを楽にすること。

だから、

洗う。

↓

乾かす。

↓

収納する。

↓

着替える。

までを一緒に考える。

収納を作るのではなく「物の住所を決める」という考え方が大事です。

ファミリークローゼットも同じです。

人気だから作るのではなく、「家族の服の住所をどこにすれば一番暮らしやすいか」から考える。

それが、後悔しないファミリークローゼットのつくり方です。

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