よくある質問

駐車場コンクリートにひびが入ったら大丈夫?

「新築してしばらくしたら、駐車場のコンクリートにひびが入りました。施工不良でしょうか?」

駐車場のコンクリートにひびが入ったからといって、

すべてが施工不良、すぐ危険というわけではありません。

コンクリートは、

乾燥収縮。

温度変化。

地盤の状態。

車の荷重。

など、さまざまな影響を受けます。

重要なのは、

「ひびがあるか」だけでなく、「どんなひびなのか」

を確認することです。

コンクリートはひびが入ることがある

コンクリートは非常に硬い材料ですが、乾燥や温度変化などによって収縮します。

そのため、細いひびが発生することがあります。

細いひび=全部危険ではない

表面に細いひびがある。

でも、

段差なし。

沈下なし。

ひびが広がっていない。

という場合。

すぐに大規模な補修が必要とは限りません。

でも放置していいとは限らない

逆に、

「コンクリートはひびが入るものだから全部大丈夫」

とも言えません。

ひびの状態を確認します。

確認① ひびの幅

髪の毛のように細いひびなのか。

明らかに大きく開いているのか。

幅を確認します。

気になる場合は住宅会社・外構会社へ相談します。

確認② 長さ

短いひび。

駐車場を横断する長いひび。

では状況が違います。

確認③ 段差

特に確認したいのが、

ひびの左右で高さが違っていないか

です。

片側だけ沈んで段差ができているなら、地盤や下地なども含めて確認します。

確認④ 沈下

駐車場の一部分だけ、

沈んでいる。

水がたまる。

車が傾く。

という場合は相談します。

確認⑤ ひびが広がっている?

新築1年目に細いひび。

3年後も同じ。

なのか、

年々広がっている。

のか。

時間による変化

を見ることが重要です。

写真を撮っておく

ひびを見つけたら、

日付。

場所。

全体写真。

近接写真。

を残しておきます。

半年後・1年後と比較できます。

定規などと一緒に撮影

写真だけでは大きさが分かりにくいため、安全にできる範囲でスケールが分かるものと一緒に撮影すると変化を把握しやすくなります。

目地は何のため?

広い駐車場では、

目地

を設けることがあります。

コンクリートの収縮などによる影響を考えて、ひび割れをコントロールする目的などがあります。

目地があれば絶対ひびゼロ?

いいえ。

目地を設けても、

絶対にひび割れが発生しない

というわけではありません。

鉄筋・ワイヤーメッシュも確認

駐車場コンクリートでは、設計・施工仕様に応じてワイヤーメッシュなどが使われる場合があります。

新築時に、

厚さ。

下地。

補強。

目地。

などの施工仕様を確認しておくと安心です。

車の重量も影響

普通乗用車。

大型SUV。

キャンピングカー。

などでは重量が違います。

駐車する車両を想定して外構を計画します。

将来大きな車に変える場合

新築時は軽自動車。

10年後は大型車。

という可能性もあります。

駐車場の設計条件を外構会社へ確認しておきます。

水たまりも確認

ひびだけでなく、

雨の後に水が長時間残る。

という場合。

勾配。

排水。

沈下。

などを確認します。

建物側へ水が流れていない?

駐車場は、

道路側。

排水設備。

などへ適切に水が流れるよう計画します。

建物側へ雨水が集中しないよう確認します。

補修方法は状態によって違う

ひびを埋める。

部分補修。

経過観察。

大きくやり直す。

など、状態によって対応は変わります。

自己判断で補修材を入れる前に相談します。

新築保証の対象?

駐車場などの外構は、

建物本体と保証内容が違う場合があります。

住宅会社施工?

外構会社施工?

保証期間は?

を確認します。

よくある失敗例

新築2年後、

駐車場に細いひびを発見。

「施工不良だ」

とすぐ全面やり替えが必要だと思った。

逆に別の場所では、

段差を伴うひびを、

「コンクリートだから普通」

と長期間放置した。

「ひびの有無ではなく、幅・段差・沈下・変化を見ることが大切だった」

と感じた。

チェックポイント

  • ひびの幅を確認したか
  • 長さを確認したか
  • 段差がないか
  • 沈下していないか
  • 水たまりがないか
  • 写真を残したか
  • 時間による変化を確認したか
  • 目地を確認したか
  • 排水方向を確認したか
  • 外構保証を確認したか

まとめ

駐車場コンクリートにひびが入っても、

「ひび=すぐ施工不良」ではありません。

でも、

「コンクリートだから全部大丈夫」でもありません。

確認するのは、


+長さ
+段差
+沈下
+水たまり
+時間による変化

です。

外構会社へ、

「このひびは大丈夫ですか?」だけではなく、「経過観察でいいのか、補修が必要なのか、原因も含めて確認してください」

とお願いする。

ひびを見つけたら、慌てて直す前に記録する。
そして変化を見る。

これが駐車場コンクリートを管理するポイントです。

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