よくある質問

防水保証って何?

「住宅会社から『防水保証があります』と言われました。雨漏り保証とは違うんですか?」

住宅会社で使われる、

「防水保証」

という言葉は、会社や保証制度によって対象範囲が異なる場合があります。

そのため、

「防水保証○年」という年数だけで判断しない

ことが重要です。

確認したいのは、

どこの防水を、どんな条件で保証するのか

です。

防水が必要な場所は一つではない

住宅には、

屋根。

外壁。

窓周辺。

バルコニー。

ベランダ。

など、雨水から住宅を守るための部分があります。

それぞれ材料や施工方法が違います。

バルコニー防水

特に分かりやすいのが、

バルコニー。

ベランダ。

です。

床面には防水施工が行われている場合があります。

ここに不具合が起きれば、下の部屋などへ影響する可能性があります。

防水層は見た目だけで判断しない

表面が少し汚れている。

色が変わった。

だから防水が切れている。

とは限りません。

逆に、

見た目がきれいだから問題なし。

とも限りません。

定期点検で状態を確認します。

排水口の掃除が重要

バルコニーでは、

防水そのものだけでなく、

排水口

も重要です。

落ち葉。

ゴミ。

泥。

などで排水口が詰まると、水がたまりやすくなります。

日常の掃除も維持管理

保証があるから、

何もしなくていい。

ではありません。

排水口の清掃など、住む人が行う日常的な維持管理が必要です。

シーリングも重要

外壁の継ぎ目。

窓周辺。

などには、シーリング材が使われる住宅があります。

これも雨水の浸入を防ぐうえで重要な部分です。

シーリングは永久ではない

シーリング材は、

紫外線。

雨。

温度変化。

などの影響を受けます。

材料・施工・立地によって状態は異なるため、定期的に確認します。

屋根の防水もある

屋根材だけで雨を完全に防いでいるとは限りません。

屋根材の下には、防水に関係する下葺き材などが施工されています。

普段見えない部分だからこそ、適切な設計・施工が重要です。

「防水10年保証」の中身を見る

例えば、

防水10年保証。

と書かれている場合。

確認するのは、

屋根?

外壁?

バルコニー?

シーリング?

全部?

どこまで?

です。

部位ごとに保証期間が違う場合も

住宅会社独自の保証では、

バルコニー防水○年。

シーリング○年。

など、部位ごとに保証内容が異なる場合があります。

保証書で確認します。

メーカー保証と住宅会社保証も違う

防水材メーカーの保証。

施工会社の保証。

住宅会社の保証。

など、複数の保証が関係するケースもあります。

誰が保証するのか

も確認します。

保証対象になる条件

例えば、

適切な維持管理をしている。

指定された点検を受けている。

施主が勝手に改造していない。

など、保証条件が定められている場合があります。

バルコニーへ穴を開けない

例えば、

後から屋根を付ける。

アンテナ。

設備。

金物。

などを取り付ける。

その際、防水部分へ影響する施工をすると保証に関係する場合があります。

後付け工事前に住宅会社へ確認します。

DIYにも注意

バルコニーへ自分でビスを打つ。

外壁へ穴を開ける。

などは、防水に影響する可能性があります。

「小さな穴だから大丈夫」と自己判断しないことが重要です。

他社リフォーム前にも確認

太陽光。

外壁工事。

バルコニー改修。

増築。

などを他社へ依頼する場合、既存の防水保証へ影響しないか確認します。

防水保証が切れたら?

保証期間終了後は、必要な点検・メンテナンスを自分たちで計画していく必要があります。

住宅会社に延長制度があるなら条件を確認します。

「保証が切れる前に点検」が重要

例えば防水保証が10年。

なら、

10年を過ぎてから、

「点検してください」

ではなく、

保証期間中に状態を確認

しておくことが重要です。

9年目頃から確認

保証終了時期が近づいたら、

保証内容。

点検予約。

必要なメンテナンス。

延長条件。

などを確認します。

防水工事はいくらかかる?

防水の、

種類。

面積。

劣化状態。

下地。

足場の有無。

などで費用は変わります。

一律に「○万円」とは言えません。

バルコニーを作らない選択もある

バルコニーは便利ですが、

防水。

排水。

掃除。

などの管理が必要です。

使用頻度が低いなら、

最初からバルコニーを作らない

という選択もあります。

よくある失敗例

「防水10年保証だから、10年間は何もしなくていい」

と思っていた。

排水口もほとんど掃除せず、点検も受けなかった。

保証終了が近づいてから、

日常メンテナンスや保証延長条件を知った。

「保証があることと、メンテナンス不要は別だと知っておけばよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 防水保証の対象部位を確認したか
  • 保証期間を確認したか
  • バルコニー防水を確認したか
  • シーリングの扱いを確認したか
  • 排水口を清掃しているか
  • 保証条件を確認したか
  • DIYで穴を開けていないか
  • 他社工事の影響を確認したか
  • 保証終了前に点検するか
  • 延長保証の条件を確認したか

まとめ

防水保証で大切なのは、

「何年保証?」だけではありません。

確認するのは、

どこを保証?
+何年間?
+日常の維持管理は?
+何をすると保証対象外?
+延長できる?

です。

住宅会社へ、

「防水保証は10年ですか?」だけではなく、「屋根・外壁・シーリング・バルコニーなど、それぞれ何が保証対象で、いつ点検・メンテナンスが必要か一覧にしてください」

とお願いする。

防水は、雨漏りしてから考えるものではありません。

雨漏りさせないために、点検・掃除・メンテナンスを続ける。

これが家を長持ちさせる重要なポイントです。

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