「太陽光と一緒に蓄電池を付けたら、20年・30年くらい使えますか?」
蓄電池も、
永久に使える設備ではありません。
しかも蓄電池は、
「何年使える?」だけでは判断しにくい設備
です。
見るべきなのは、
年数+充放電回数+容量の低下+保証
です。
蓄電池は少しずつ劣化する
スマートフォンのバッテリーと同じように、住宅用蓄電池も充放電を繰り返すことで徐々に性能が変化します。
新品時と同じ容量を永久に維持するわけではありません。
「寿命=突然使えなくなる」ではない
例えば、
新品時
→ 100%
長期間使用
→ 蓄えられる電力量が徐々に減少
というように、性能が低下していく場合があります。
サイクル数とは?
蓄電池では、
充電して放電するサイクル
を耐久性の目安として示している製品があります。
そのため、
「15年使える」
という年数だけでなく、
何サイクルを想定しているのか
も確認します。
保証内容を見る
蓄電池では、
10年。
15年。
などの保証が設定されている製品があります。
ただし重要なのは年数だけではありません。
「15年保証」の中身を確認
例えば、
機器保証?
蓄電容量保証?
どの程度まで容量が低下したら保証対象?
などを確認します。
蓄電池だけではない
蓄電システムには、
蓄電池本体。
パワーコンディショナー。
制御機器。
モニター等。
などが関係します。
それぞれ保証期間が違う場合があります。
設置場所も重要
屋外設置の場合、
直射日光。
雨。
高温。
周囲のスペース。
など、メーカー指定の設置条件を守ります。
物を置きすぎない
蓄電池の周辺へ、
物置。
植木。
荷物。
などを置き、点検・放熱・交換作業を妨げないようにします。
交換費まで考えて採用する
蓄電池は比較的高額な住宅設備です。
だから、
初期価格だけでなく、将来交換する可能性まで考える
ことが重要です。
経済性だけで決めない
「電気代で必ず元が取れる」
だけで判断するのではなく、
停電対策。
災害時の電源。
太陽光の自家消費。
など、
何を目的に蓄電池を付けるのか
を明確にします。
チェックポイント
- メーカー・型番を記録したか
- 蓄電容量を確認したか
- 想定サイクル数を確認したか
- 機器保証を確認したか
- 容量保証を確認したか
- パワコン保証を確認したか
- 設置環境を確認したか
- 将来の交換費を考えたか
まとめ
蓄電池は、
「何年もつ?」だけではなく、「何年後にどの程度の容量を維持できる?」
を見ることが重要です。
住宅会社へ、
「蓄電池は15年もちますか?」ではなく、「15年後の容量保証はどうなっていて、30年間使う場合に交換を何回想定すべきですか?」
と聞く。
蓄電池は、設置費だけでなく将来の交換費まで含めて判断する。
これが後悔しないポイントです。
















