「駐車場は考えていますが、自転車は空いているところに置けばいいですよね?」
家づくりでは、
建物。
駐車場。
庭。
玄関アプローチ。
まではしっかり計画していても、
意外と忘れやすいのが、
自転車置き場です。
新築時には、
夫婦とも車移動。
子どもはまだ小さい。
そのため、
「自転車はほとんど使わないから大丈夫」
と思うかもしれません。
しかし子どもが成長すると、
子ども用自転車。
通学用自転車。
場合によっては家族で3台・4台。
と増える可能性があります。
家族構成や暮らし方は将来変わるため、「今」だけでなく未来まで考えることが重要です。
子どもの成長とともに自転車は大きくなる
幼児用自転車なら、
玄関横の小さなスペースでも置けるかもしれません。
しかし、
小学生。
中学生。
高校生。
と成長すれば、自転車も大きくなります。
さらに兄弟がいれば、
2台。
3台。
と増えていきます。
今持っている自転車だけで計画しないこと
が重要です。
どこに置くか決めないと玄関前に集まる
自転車置き場を決めていないと、
結果的に置きやすい、
玄関横。
アプローチ。
駐車場。
へ集まりやすくなります。
せっかくきれいに作った玄関まわりが、
自転車でいっぱい。
ということもあります。
玄関は家族が毎日使う場所だからこそ、生活動線まで考えることが重要とされています。
雨ざらしでも大丈夫?
自転車を屋根のない場所へ置けば、
雨。
紫外線。
などにさらされます。
雨の日に、
濡れたサドルを拭いてから乗る。
ということもあります。
毎日通学・通勤で使うなら、
屋根が必要か
を考えておきます。
カーポートの下に置けばいい?
カーポートの一部を自転車置き場として使う方法もあります。
しかし、
車2台。
+
自転車3台。
となると、
車のドアを開けにくい。
自転車を動かさないと車を出せない。
ということがあります。
駐車場は車が停まるだけでなく、乗り降りできるスペースまで考える必要があります。
車+自転車を置いた状態
で確認します。
自転車を出すたびに車を動かす?
例えば、
駐車場の奥に自転車置き場。
その手前に車。
子どもが学校へ行くたびに、
車の横の狭い隙間を通る。
あるいは、
車を移動しないと自転車を出せない。
これでは毎日のストレスになります。
自転車は、
道路までスムーズに出せる動線
を考えます。
玄関との距離も重要
自転車で帰宅。
↓
自転車を置く。
↓
玄関へ入る。
この動線が長いと、
雨の日などは特に不便です。
一方、玄関に近すぎると、
アプローチをふさいでしまう可能性があります。
玄関に近い+邪魔にならない
位置を探します。
電動自転車なら充電も考える
子育て世帯では、
電動アシスト自転車を使う場合があります。
その場合、
バッテリーを取り外して室内で充電するのか。
保管場所はどこか。
なども考えます。
屋外設備については、安全性やメーカーの使用条件を確認したうえで計画することが大切です。
自転車の空気入れ・用品はどこ?
自転車には、
ヘルメット。
レインコート。
空気入れ。
鍵。
子どもの自転車用品。
などもあります。
自転車だけ外に置き、
用品は家の奥。
では使いにくくなります。
玄関収納などに、
自転車関連用品の住所
を作ると便利です。
防犯も考える
道路からすぐ手が届く場所に自転車を置く場合には、
盗難対策も考えます。
固定できる場所。
照明。
人目。
などです。
ただし防犯対策は、自転車だけでなく外構全体として考えることが重要です。
将来使わなくなったらどうする?
子どもが独立すれば、
自転車台数が減る可能性があります。
だから、
自転車専用スペースとして完全に固定するのではなく、
将来、
物置。
ゴミ一時置き。
庭。
などへ使える場所にしておく方法もあります。
よくある失敗例
新築時、
子どもは3歳と5歳。
自転車置き場は特に作らなかった。
10年後、
家族の自転車は4台。
置く場所がなく、
玄関前とカーポートへ。
車のドアを開けるたびに自転車を移動。
玄関の見た目もごちゃごちゃ。
「子どもが大きくなったときまで考えておけばよかった」
と後悔した。
原因
新築時の自転車台数だけを見て、子どもの成長と将来の台数を考えていなかったことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 将来自転車は何台になるか
- 子どもの通学で使う可能性はあるか
- 雨に濡れない場所が必要か
- 車と干渉しないか
- 車を動かさず自転車を出せるか
- 道路まで出しやすいか
- 玄関から近いか
- ヘルメット等の収納場所があるか
- 防犯面を考えたか
- 将来別用途へ使えるか
まとめ
自転車置き場は、
家を建てた瞬間には必要なくても、10年後に必要になる可能性がある場所です。
特に子育て世帯では、
幼児用。
小学生用。
通学用。
と自転車は変化します。
家づくりは10年後・20年後・30年後の暮らしを見ることが重要とされています。
だから、
「今、自転車は何台ありますか?」だけではなく、「子どもが中学生になったとき何台ありますか?」
まで考える。
車だけで外構を決めず、
車+自転車+人の動線
まで計画することが、使いやすい外構につながります。
















