「窓なんて、どこのメーカーでも同じじゃないですか?」
実は、このように思われている方は少なくありません。
しかし、住宅会社として24年以上家づくりをしてきた私が断言します。
家の性能は、窓で決まると言っても過言ではありません。
住宅の熱は、
冬は約半分以上が窓から逃げ、
夏も多くの熱が窓から入ってきます。
つまり、
どれだけ断熱材を厚くしても、
窓の性能が低ければ、
快適な住宅にはなりません。
例えば、
アルミサッシ。
アルミ樹脂複合サッシ。
樹脂サッシ。
この三つでは、断熱性能が大きく違います。
さらに、
ペアガラス。
トリプルガラス。
Low-Eガラス。
日射取得型。
日射遮蔽型。
ガラスにも多くの種類があります。
ここで重要なのは、
地域に合った窓を選ぶことです。
例えば九州では、
冬の日射を取り込みながら、
夏の日差しは遮る設計が重要になります。
窓は性能だけではありません。
配置も大切です。
西日の大きな窓。
道路側の大きな窓。
隣家と向かい合う窓。
これらは、暮らし始めてから後悔につながることがあります。
私は設計するとき、
窓を「景色を見る穴」とは考えていません。
光と風をコントロールする設備
だと考えています。
そのため、
季節ごとの太陽の高さ。
風向き。
周辺建物。
すべて考えながら窓を配置しています。
よくある失敗例
- 西日が暑い
- 冬寒い
- 結露がひどい
- カーテンを閉めっぱなし
- 光熱費が高い
原因
窓を「明るくするため」だけで考えたことです。
プロとしての考え方
私は、
窓は性能部材
だと思っています。
見た目ではなく、
快適さをつくる設備です。
だからこそ、
窓の性能には絶対に妥協しません。
後悔しないためのチェックポイント
- 樹脂サッシを採用しているか
- Low-Eガラスか
- 窓の配置は適切か
- 日射対策をしているか
- 窓性能まで説明してくれる会社か
まとめ
窓は、
外を見るためだけのものではありません。
家の快適さをつくる、一番重要な設備です。
断熱材だけを見るのではなく、
窓まで含めて住宅性能を考えることが、
一年中快適な住まいへの第一歩になります。
ありがとうございます。
ここからは性能編の核心です。
今回のテーマは
- Q5 断熱等級って何?どこまで必要?
- Q6 HEAT20 G2って本当に必要なの?
この2つは、これから家を建てる方が最も混乱しやすい内容です。
2025年以降、省エネ基準が変わり、「断熱等級5」「等級6」「HEAT20 G2」など、さまざまな言葉が出てきています。
私は住宅会社として24年間、高性能住宅をつくってきましたが、お客様にはいつも
「数字ではなく、暮らしで考えましょう。」
とお話ししています。
















