「営業担当者と設計士とは話していますが、現場監督とは工事が始まってから会えばいいですよね?」
住宅会社選びでは、
営業担当者。
設計士。
との相性を確認する方は多いと思います。
既存Q13では営業担当者を家づくりのパートナーとして、 Q14では設計士を家族の暮らしを形にする重要な存在として扱っています。
しかし、実際に工事が始まってから重要になるのが、
現場監督です。
可能であれば、
契約前または着工前に、どんな人が現場を管理するのか確認できると安心です。
営業・設計から現場監督へ引き継がれる
家づくりでは、
営業担当者と相談。
↓
設計士と間取りを決定。
↓
仕様を決定。
↓
工事開始。
という流れになります。
そこで重要なのが、
打ち合わせした内容が現場へ正確に伝わること
です。
どれだけ良い打ち合わせをしても、現場へ正しく伝わらなければ意味がありません。
現場監督は「図面どおりにつくる」だけではない
現場では、
図面だけでは判断しにくいこと。
職人からの質問。
施工上の確認。
納まり。
変更。
などが発生することがあります。
そのとき、
設計士へ確認する。
お客様へ確認する。
職人へ指示する。
という、
人と人をつなぐ役割
も現場監督が担います。
質問してみる
現場監督と話せる機会があれば、
「現場にはどのくらい行きますか?」
「断熱施工はどう確認しますか?」
「気密処理はどこを見ますか?」
「施工写真は残しますか?」
「問題があった場合はどうしますか?」
などを聞いてみます。
専門用語をたくさん話せることより、
お客様にも分かるように説明してくれるか
を見ることが大切です。
営業と現場監督の説明が一致している?
これも重要です。
営業担当者は、
「全棟しっかり検査しています」
と言っている。
しかし現場監督に聞くと、
「特に決まった検査はありません」
では困ります。
Q29でも触れたように、
会社の理念・営業・設計・現場で説明が一致しているか
を見ることで、その会社の仕組みが見えてきます。
担当監督が決まっていない場合もある
契約前の段階では、
着工時期。
施工エリア。
現場数。
などによって担当監督が決まっていないケースもあります。
その場合は、
無理に担当者本人へ会う必要はありません。
代わりに、
会社として現場監督がどのように仕事をしているのか
を確認します。
担当者が変わっても品質を守れる会社か
本当に重要なのは、
「この監督だから安心」
だけではありません。
人は、
異動。
退職。
休職。
などで変わる可能性があります。
だから、
施工基準。
検査基準。
チェックリスト。
施工写真。
情報共有。
など、
担当者が変わっても同じ品質を確保できる会社か
を見る必要があります。
お客様との連絡方法も確認
工事が始まったら、
進捗報告は誰から来るのか。
写真を送ってもらえるのか。
現場で質問したい場合は誰へ連絡するのか。
変更が発生した場合はどうするのか。
も確認しておくと安心です。
家づくりでは、
工事中に「誰に聞けばいいか分からない」状態をつくらないこと
が重要です。
よくある失敗例
営業担当者とは何度も打ち合わせ。
設計士とも十分話した。
しかし現場監督については、
名前も知らないまま着工。
工事が始まってから、
「変更は誰に伝える?」
「施工について誰に聞く?」
と迷ってしまった。
原因
家づくりを営業・設計までの仕事だと考え、施工段階の責任者を確認していなかったことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 現場監督が誰か確認できるか
- 着工前に顔合わせがあるか
- 現場監督の役割を説明してもらったか
- 現場へ行く頻度を確認したか
- 工程検査の内容を確認したか
- 施工写真を残すか
- 営業・設計との情報共有方法を確認したか
- 工事中の連絡窓口を確認したか
- 担当変更時の引き継ぎ体制があるか
まとめ
家づくりでは、
営業担当者が入口。
設計士が暮らしを図面にする。
そして、
その図面を実際の家にする中心的な存在が現場監督です。
だから住宅会社を選ぶときは、
営業だけを見て終わらないこと。
設計。
現場監督。
職人。
アフター担当。
まで含めて、
会社全体が一つのチームとして動いているか
を確認します。
既存Q20でも、「信頼できる担当者・設計士・現場監督・会社」の存在が長期的な安心につながるとされています。
「誰が契約してくれるか」だけではなく、「誰が最後まで責任を持って家をつくるのか」。
そこまで確認して住宅会社を選ぶことが大切です。
















