よくある質問

玄関近くに手洗いは必要?

 

「子どもが帰宅したらすぐ手を洗えるように、玄関に専用手洗いをつくった方がいいですか?」

玄関手洗いは、

帰宅。

靴を脱ぐ。

すぐ手洗い。

という習慣をつくりやすい設備です。

子育て家庭では便利ですが、

必ず玄関専用の手洗いが必要というわけではありません。

重要なのは、

帰宅動線上に普段使う洗面があるかどうか

です。

玄関手洗いのメリット

一番分かりやすいのは、

LDKへ入る前に手を洗えること。

帰宅した子どもへ、

「手を洗って!」

洗面へ戻る。

という声掛けを減らしやすくなります。

習慣化しやすい

玄関。

靴を脱ぐ。

目の前に手洗い。

なら、帰宅動線の一部になります。

子どもにとって、

「手洗いのために別の場所へ行く」のではなく、「帰宅したら自然に手洗いを通る」

という仕組みです。

でも普段の洗面が3歩先なら?

玄関専用手洗い。

その3歩先に洗面台。

これでは設備が重複する可能性があります。

玄関から、

手洗い。

洗面。

LDK。

と自然につながるなら、

普段使いの洗面台を帰宅手洗いとして兼用

できます。

手洗い設備が増えると掃除も増える

洗面ボウル。

水栓。

鏡。

排水。

周辺の水はね。

設備が一つ増えれば、掃除する場所も増えます。

便利さだけでなく、

毎日のメンテナンス

も考えます。

費用もかかる

給水。

排水。

水栓。

洗面ボウル。

カウンター。

などが必要です。

限られた予算なら、

玄関手洗いより、

洗面台。

収納。

ランドリー。

などへ予算を使った方が生活全体では便利な家庭もあります。

小さすぎるボウルに注意

玄関を狭くしたくない。

小さな手洗い。

でも、

手を洗うと水が周囲へ飛ぶ。

子どもは特に水を飛ばしやすい。

設置できるサイズではなく、実際に手を洗いやすいサイズ

を考えます。

水はねする壁も考える

玄関のきれいな壁紙。

その前に手洗い。

毎日子どもが使用。

水が飛ぶ。

ということがあります。

壁や床は、

拭きやすさ・水への強さ

も考えます。

タオルはどこ?

手洗いをつくった。

でもタオル掛けがない。

タオル収納もない。

では不便です。

手を洗うなら、

洗う→拭く

までセットで考えます。

石けん置場も必要

ハンドソープ。

タオル。

場合によっては消毒用品。

など。

小さな洗面ほど、物を置くとすぐ狭くなります。

収納・置場を考えておきます。

鏡をつければ身支度にも使える

玄関手洗いに鏡。

すると、

外出前に、

髪。

身だしなみ。

を確認できます。

帰宅手洗いだけではなく、

玄関身支度スペース

として使う方法もあります。

来客用としても使える

来客が、

「手を洗いたい」

となったとき、脱衣室へ案内せずに済みます。

洗面と脱衣を分けない間取りでは、玄関手洗いにメリットを感じる場合があります。

玄関が狭くならない?

手洗いを設置するために、

玄関収納が減る。

通路が狭くなる。

ベビーカー置場がなくなる。

なら、本当に優先すべきか考えます。

玄関全体の面積配分

で判断します。

子どもが成長した後も使う?

幼児期には、

「帰ったら手を洗おう」

で便利。

でも中高生。

夫婦2人。

になっても使う?

ここを考えます。

来客手洗い。

身支度。

掃除。

など、将来も用途があれば無駄になりにくくなります。

泥汚れ用の洗い場とは別

玄関手洗いは、

基本的に手洗い用。

泥だらけの靴。

サッカーボール。

雑巾。

などを洗うなら、別の深い洗い場の方が適している場合があります。

よくある失敗例

「子育て家庭だから玄関手洗い」

と採用。

でも玄関から普段の洗面まで数歩。

家族は結局そちらを使う。

玄関手洗いはほとんど使わないのに、掃除は必要。

さらにシューズクロークが少し狭くなった。

「専用手洗いではなく、普段の洗面を帰宅動線上に配置すればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 玄関から普段の洗面まで何歩か
  • LDKへ入る前に手を洗えるか
  • 本当に専用手洗いが必要か
  • ボウルサイズは十分か
  • 水はね対策を考えたか
  • タオル掛けがあるか
  • 石けん置場を考えたか
  • 来客も使うか
  • 玄関収納を圧迫しないか
  • 10年後も使う用途があるか

まとめ

玄関近くの手洗いは、

子育て家庭には便利な設備です。

でも、

「子どもがいるから玄関手洗いを追加する」

と考える必要はありません。

まず、

玄関

普段使いの洗面

LDK

という動線がつくれないか考える。

それで十分なら、洗面台を増やさなくても帰宅手洗いはできます。

住宅会社へ、

「玄関手洗いをつけてください」ではなく、「家族が帰宅してLDKへ入るまでに、自然に手を洗える動線をつくれますか?」

とお願いする。

設備を増やして解決する前に、間取りで解決できないか考える。

これが玄関手洗いで後悔しないポイントです。

 

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