よくある質問

浴槽はどれを選んでも同じ?断熱浴槽って何?

「浴槽は形と色だけ選べばいいですよね?」

ユニットバスを選ぶとき、

浴槽の、

色。

形。

大きさ。

に目が行きます。

しかし浴槽には、

保温性能

という重要な違いがあります。

特に家族の入浴時間がバラバラなら、

お湯をどれだけ冷めにくくできるか

が給湯エネルギーにも関係します。

そもそも断熱浴槽とは?

簡単に言えば、

浴槽の周囲などに断熱材を設け、お湯の熱を逃がしにくくした浴槽

です。

さらに、

断熱性を考えた浴槽フタ。

と組み合わせることで、

浴槽のお湯の温度低下を抑える仕組みがあります。

なぜお湯は冷めるの?

40℃のお湯。

浴室は20℃。

周囲との温度差があります。

すると浴槽のお湯から、

浴槽。

フタ。

水面。

などを通して熱が移動します。

つまり、

お湯が冷める=お湯が持っていた熱が逃げている

ということです。

「4時間後○℃以内」って何?

高断熱浴槽では、

メーカーによって、

一定条件で4時間後の温度低下を○℃以内

などの性能を示している場合があります。

ここで注意したいのは、

自宅で必ず同じ結果になるという意味ではない

ことです。

浴室温度。

湯量。

フタ。

使用状況。

などで条件は変わります。

製品の試験条件を確認します。

断熱浴槽なら追いだき不要?

必ずしもそうではありません。

お湯は時間とともに冷めます。

ただし、

熱を逃がしにくくできれば、

追いだきや保温運転の負荷を減らす方向

に働きます。

追いだき。

自動保温。

とも関係します。

浴槽フタが重要

高断熱浴槽なのに、

入浴後ずっとフタを開けっぱなし。

では、水面から熱が逃げやすくなります。

だから、

浴槽本体+断熱フタ

をセットで考えます。

フタはどこに置く?

意外と後悔しやすいポイントです。

入浴中、

浴槽フタを外す。

では、

そのフタをどこへ置く?

壁へ立てる。

専用フック。

浴槽横。

などがあります。

掃除しやすく、

邪魔にならず、

乾燥しやすい位置を考えます。

浴槽の形も使い勝手に影響する

浴槽には、

ストレート。

ベンチ付き。

肩まわりを広くした形。

節水を意識した形。

などがあります。

同じ外寸でも、

内部形状によって、

必要な湯量

が変わる場合があります。

大きな浴槽ほどお湯も増える?

一般的には、浴槽が大きくなれば必要な湯量も増える方向です。

毎日、

150L。

180L。

200L。

と違えば、年間では大きな差になります。

だから、

広い浴槽=快適

だけでなく、

毎日何Lのお湯を使うか

も確認します。

半身浴ベンチは節湯になることも

浴槽内部にベンチ形状があると、

その部分の容積が減ります。

そのため、身体の入り方や製品によっては、

少ない湯量でも入浴しやすくなる場合があります。

ただし、

足を伸ばしたい。

家族で入る。

という場合には、ベンチが邪魔に感じることもあります。

浴槽へ実際に入ってみる

ショールームでは、

服を着たままで構いません。

浴槽へ入る。

足を伸ばす。

肩まで入る姿勢をとる。

立ち上がる。

またぐ。

まで試します。

身長160cmと180cmでは、

同じ浴槽でも感じ方が違います。

またぎ高さも重要

浴槽へ入るとき、

またぐ高さが高いと、

年齢を重ねたときに負担になる可能性があります。

一方、浴槽が深ければお湯にしっかり浸かれるという好みもあります。

将来性を考えるなら、

浴槽の深さ+またぎ高さ

を確認します。

手すりも将来を考える

新築時は必要ない。

でも20年後は必要になるかもしれない。

手すりを最初から付ける。

または、

将来取り付けられるよう壁側に下地を準備する。

という考え方もあります。

素材によって感触も違う

浴槽には、

FRP。

人工大理石系。

その他の素材。

などがあります。

質感。

光沢。

傷。

汚れ。

清掃方法。

価格。

が異なります。

高級素材だから必ず快適というより、

毎日の掃除と触り心地

で比較します。

自動洗浄機能は必要?

浴槽を自動で洗浄する機能を持つ製品もあります。

便利ですが、

洗剤。

電気・水。

メンテナンス。

本体価格。

なども確認します。

毎日どの程度掃除が減るのか

で判断します。

よくある失敗例

ショールームで一番大きく豪華な浴槽を採用。

足を伸ばせて快適。

しかし、

毎日使う湯量も多い。

家族の入浴時間が離れているので保温も長い。

さらに浴槽フタが大きく、置き場所も邪魔。

「浴槽の大きさだけでなく、湯量・保温・フタまで考えればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 断熱浴槽の仕組みを理解したか
  • 保温性能の試験条件を確認したか
  • 断熱フタが付いているか
  • フタの収納場所を確認したか
  • 浴槽の必要湯量を確認したか
  • 浴槽内部の形を確認したか
  • 実際に浴槽へ入ってみたか
  • またぎ高さを確認したか
  • 将来の手すりを考えたか
  • 素材・掃除方法を確認したか

まとめ

浴槽は、

形と色だけで選ぶ設備ではありません。

見るべきなのは、

保温性能。

必要湯量。

浴槽形状。

またぎ高さ。

掃除。

そして、

家族の入浴時間です。

家族が続けて入るなら、保温時間は短い。

入浴時間が3〜4時間離れるなら、保温性能の価値も変わります。

だから住宅会社・ショールームで、

「この浴槽は高断熱ですか?」だけではなく、「どんな条件で、4時間後に何℃程度の温度低下を想定した性能ですか?」

と確認する。

さらに、

「この浴槽を設定水位までためると、お湯は何L必要ですか?」

まで聞いてみる。

浴槽は大きさではなく、快適性・保温・使用湯量のバランスで選ぶ。

これが、浴室設備で後悔しないポイントです。

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