よくある質問

 洗濯機から物干し場まで何歩が理想?

「洗濯機から物干し場まで、何歩以内なら家事ラクと言えますか?」

できるだけ近い方が便利ですが、

「○歩以内なら正解」という絶対的な数字はありません。

なぜなら重要なのは、

距離だけではなく、

何を持って、どこを通って、何回往復するのか

だからです。

理想は「歩かない」

室内干しなら、

洗濯機。

振り返る。

その場で干す。

これができれば非常にラクです。

つまり、

何歩が理想?と聞かれれば、可能なら0〜数歩程度で完結できる配置

は使いやすいでしょう。

ただし、そのために他の生活空間を無理に狭くする必要はありません。

5歩と10歩の差より「階段」の差

洗濯機から、

平面で10歩。

と、

5歩+階段。

なら、負担は単純な歩数では比較できません。

濡れた洗濯物を持って階段を上る方が負担になる場合があります。

だから、

歩数+上下移動

で考えます。

ドアの数も意外と重要

洗濯カゴを両手で持っている。

ドアを開ける。

通る。

また閉める。

これを何回する?

距離が短くても、

ドア3枚。

なら面倒です。

だから、

何歩+何枚ドアを開けるか

まで確認します。

洗濯カゴを持った幅で通れる?

廊下が狭い。

ドアが狭い。

収納が出っ張っている。

洗濯カゴを持つと通りにくい。

ということもあります。

図面では、

人だけではなく、洗濯カゴを持った人

を動かします。

曲がり角も少ない方がラク

洗濯機。

廊下。

右。

左。

階段。

バルコニー。

距離以上に面倒です。

同じ10歩でも、

一直線に近い10歩

の方が使いやすい場合があります。

外干しなら「窓を開ける」も工程

洗濯機。

物干し場。

窓を開ける。

サンダルを履く。

外へ。

干す。

これも家事です。

室内干しなら不要になる工程があります。

だから、

物干しまでの歩数だけで比較しない

ことが大切です。

雨が降ったら?

外干し中心の場合、

突然の雨。

洗濯物を取り込む。

室内へ移動。

という家事が発生します。

共働き家庭なら、

昼間不在。

ということもあります。

そのため、

物干し場までの距離だけでなく、

そもそも外干し中心の生活が合っているか

も考えます。

乾燥機なら「0歩」に近づけられる

洗濯乾燥機なら、

洗う。

そのまま乾燥。

ガス乾燥機なら、

洗濯機。

上または横の乾燥機。

という配置もできます。

これなら、

物干し場まで運ぶ工程そのものを減らせます。

ただし「乾燥後」を忘れない

洗濯機から物干し場まで0歩。

でも、

乾いた洗濯物を持って2階収納へ。

では、洗濯全体では長い動線です。

だから、

洗濯機→物干し

だけではなく、

物干し→収納

も同時に確認します。

取り込んだ洗濯物をどこに置く?

室内干し。

乾いた。

その場に山積み。

では家事が止まっています。

その横に、

ファミクロ。

タオル収納。

下着収納。

などがあれば、すぐ片付けられます。

「歩数」より「洗濯物を持つ時間」

例えば、

空手で10歩。

と、

濡れた洗濯物5kgを持って10歩。

では違います。

家事動線では、

重い物を持って移動する距離を優先的に短くする

という考え方が重要です。

家族4人なら往復回数も確認

洗濯物が多く、

カゴ1個では運べない。

2往復。

3往復。

となれば、

10歩の動線も実質20歩・30歩になります。

一日の最大洗濯量で考えます。

シーツや布団カバーの日も考える

普段着だけなら問題なし。

でも週末、

シーツ。

布団カバー。

タオルケット。

を洗う。

物干しスペースが足りない。

結局2階バルコニー。

では動線が変わります。

洗濯物が一番多い日

でも確認します。

よくある失敗例

「洗濯機からバルコニーまで近いですよ」

と言われた。

図面上では確かに距離は短い。

でも、

ドアを2枚。

階段。

サンダル。

窓。

を通る。

さらに乾いたら1階へ持って戻る。

「何歩ではなく、何工程あるかを確認すればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 洗濯機から物干しまで何歩か
  • 階段を使わないか
  • ドアを何枚通るか
  • 洗濯カゴを持って通れるか
  • 曲がり角が多くないか
  • 外へ出る必要があるか
  • 乾燥機で工程を減らせないか
  • 物干しから収納まで近いか
  • 一日の最大洗濯量で考えたか
  • シーツ類をどこで乾かすか決めたか

まとめ

洗濯機から物干し場まで、

「○歩なら正解」という数字はありません。

目指したいのは、

できるだけ近く、できるだけ平面で、できるだけドアを開けず、できるだけ洗濯物を持って歩かないこと。

住宅会社へ、

「洗濯機から物干しまで何mですか?」だけではなく、「濡れた家族4人分の洗濯物を持って、何歩・何枚のドア・何回の階段移動が必要ですか?」

と聞いてみる。

そして、

洗濯機→物干し場だけで終わらず、物干し場→収納まで確認する。

最短距離をつくるより、洗濯物を持って歩かなくていい仕組みをつくる。

これが、洗濯動線で後悔しないポイントです。

 

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