「グラスウール、吹付ウレタンなど、断熱材はいろいろありますが、結局どれを選べばいいですか?」
家づくりを始めると、
グラスウール。
吹付ウレタン。
セルロースファイバー。
フェノールフォーム。
など、さまざまな断熱材の名前を聞きます。
すると、
「どの断熱材が一番性能がいいの?」
と思うかもしれません。
しかし大切なのは、
断熱材の商品名だけで住宅性能を判断しないこと
です。
既存Q&Aでも、住宅性能は一つの数字や部材だけではなく、断熱・気密・窓・換気などのバランスで考えることを重視しています。
断熱材にはそれぞれ特徴がある
断熱材は種類によって、
熱の伝わりにくさ。
必要な厚み。
施工方法。
価格。
湿気への考え方。
などが異なります。
そのため、
「この断熱材だから良い家」
と単純には判断できません。
重要なのは、その断熱材を使って、
家全体として必要な断熱性能を確保できているか
です。
商品名より「家全体の性能」を見る
例えば高性能な断熱材を使用していても、
窓性能が低い。
施工に隙間がある。
気密性能が低い。
という住宅では、本来期待した性能を十分に発揮できません。
既存Q2でも、UA値だけでなくC値・窓性能・換気・日射まで組み合わせることが重要としています。
断熱材も同じです。
一つの材料だけではなく、家全体を見ること
が大切です。
特に重要なのが施工品質
断熱材は完成すると壁や天井の中へ隠れます。
だからこそ、
隙間なく施工されているか。
必要な厚みが確保されているか。
配管や配線周辺まで丁寧に施工されているか。
などが重要になります。
既存Q14でも、「100点の設計図でも施工が60点なら、完成する家も60点」という考え方で施工品質の重要性を説明しています。
よくある失敗例
住宅会社から、
「高性能な断熱材を使っています」
と説明され、それだけで安心した。
しかし、
UA値を確認していない。
C値も分からない。
気密測定もしていない。
窓性能も比較していない。
結果、
断熱材の商品名だけで住宅性能を判断してしまった。
原因
「どんな断熱材を使っているか」だけを見て、「その家がどんな性能になっているか」を確認しなかったことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 断熱材の種類を確認したか
- 必要な厚みを確保しているか
- UA値を確認したか
- C値も確認したか
- 窓性能とのバランスを見たか
- 施工方法を説明してもらったか
- 気密測定を行っているか
まとめ
断熱材選びで大切なのは、
「どの断熱材が一番?」という比較だけではありません。
断熱材。
施工品質。
気密。
窓。
換気。
これらが組み合わさって、初めて住宅性能になります。
だから、
「何を使っていますか?」だけではなく、「その結果、家全体でどの性能を実現していますか?」と確認する。
これが断熱材選びで後悔しないための大切な考え方です。
















