よくある質問

換気設備は何年で交換する?

「24時間換気は家の設備なので、30年くらいそのまま使えるんですか?」

換気設備も、

永久に使える設備ではありません。

モーター。

ファン。

電子部品。

センサー。

などを使っているため、長期間使用すれば修理・部品交換・本体交換が必要になる可能性があります。

ただし、

「○年で必ず交換」と一律には言えません。

メーカー・機種・使用状況によって異なります。

24時間換気は毎日働いている

エアコンは使わない季節があります。

でも24時間換気は基本的に、

一年を通して連続運転することを前提とした設備

です。

つまり長時間働く設備です。

第一種換気なら?

第一種換気では、

給気。

排気。

の両方を機械で行う方式があります。

熱交換型では、熱交換素子などを備える機種もあります。

第三種換気なら?

第三種換気では、

給気は自然給気。

排気を機械で行う方式が一般的です。

方式によって、

機器。

フィルター。

メンテナンス。

が違います。

「第一種だから交換費が高い?」

機器構成が異なるため、第三種換気よりメンテナンス対象が多くなるケースがあります。

ただし、

換気方式だけで維持費を決めない

ことが重要です。

まずメーカー・型番を記録

入居時に、

メーカー。

型番。

設置場所。

フィルター品番。

保証期間。

を住宅ファイルへ残します。

交換時期はメーカー情報を確認

換気設備には、

設計上の標準使用期間。

点検時期。

部品交換時期。

などが示されている製品があります。

自宅の機種の取扱説明書・メーカー情報を確認します。

「10年で全部交換」ではない

10年経った。

即、本体交換。

とは限りません。

点検して、

まだ正常。

継続使用。

という場合もあります。

ただし交換資金は準備する

換気設備は住宅性能に関係する重要な設備です。

故障してから、

「交換費を用意していなかった」

とならないよう、10年を超える頃から将来の交換を意識しておきます。

故障サイン① 異音

今までしなかった、

ゴーッ。

カラカラ。

振動。

などが出る場合。

フィルター汚れなども含めて確認します。

故障サイン② 風量が弱い

以前より、

給気。

排気。

が弱く感じる。

という場合。

フィルター。

給排気口。

本体。

などを確認します。

故障サイン③ エラー表示

高機能な換気設備では、リモコン等にエラーが表示される場合があります。

取扱説明書を確認し、必要に応じてメーカーへ相談します。

「換気している音がするから大丈夫」ではない

モーターが動いていても、

フィルターが目詰まり。

給気口がふさがれている。

という状態では、本来の換気量を確保できない可能性があります。

フィルター清掃が重要

換気設備を長く適切に使うためにも、

フィルターを放置しない

ことが重要です。

外部フードも確認

外壁にある、

給気口。

排気口。

フード。

など。

虫。

ホコリ。

汚れ。

などでふさがれていないか、安全に確認できる範囲で見ます。

熱交換素子も確認

熱交換型第一種換気では、

フィルターだけでなく、

熱交換素子等についてメーカー指定の清掃・交換が必要な場合があります。

ダクトは?

ダクト式換気では、

ダクト。

接続部分。

給排気口。

などもシステムの一部です。

本体だけ交換すればすべて新品になるわけではありません。

交換するときのアクセス性

天井裏に換気本体。

でも、

点検口が小さい。

交換できない。

では困ります。

新築時に「交換できる?」を確認

これは非常に重要です。

住宅会社へ、

「この換気本体が15年後に故障したら、天井や壁を大きく壊さず交換できますか?」

と聞きます。

点検口の位置

換気本体。

フィルター。

ダクト。

などを点検するための場所へ、簡単にアクセスできるか確認します。

フィルター掃除が大変な場所は避けたい

脚立が必要。

天井裏。

家具を動かさないと開かない。

では、掃除をしなくなる可能性があります。

「メンテナンスしやすさ」も換気性能

カタログ上の性能が高くても、

フィルター掃除が大変。

掃除しない。

目詰まり。

では、本来の性能を維持しにくくなります。

交換費も方式によって違う

換気扇1台の交換。

と、

熱交換型第一種換気システム本体の交換。

では、工事内容が同じではありません。

本体だけでなく工事費を見る

交換時には、

本体。

撤去。

設置。

電気。

ダクト接続。

調整。

などが必要になる場合があります。

修繕積立へ入れる

外壁。

屋根。

給湯器。

だけではなく、

24時間換気設備の将来交換費

も修繕計画へ入れておきます。

24時間換気を止めて節約?

「古くなったから」

「電気代がもったいない」

と自己判断で止めるのはおすすめしません。

住宅の換気計画に基づいて設置されている設備です。

よくある失敗例

「換気設備は家の一部だから30年間そのまま使える」

と思っていた。

10年以上経過して異音。

交換を検討すると、

本体費。

工事費。

さらに点検口から交換できるか確認が必要だった。

「換気設備も交換する機械だと、新築時から考えればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 換気方式を確認したか
  • メーカー・型番を記録したか
  • メーカーの点検・交換情報を確認したか
  • フィルターを清掃しているか
  • 異音がないか
  • 風量に変化がないか
  • 外部給排気口を確認したか
  • 熱交換素子等を確認したか
  • 本体を交換できる点検口があるか
  • 将来の交換費を積み立てているか

まとめ

換気設備は、

「家と一緒に30年間そのまま使う設備」ではありません。

考えるのは、

日常清掃
+定期点検
+部品交換
+将来の本体交換

です。

そして新築時に特に確認したいのが、

「壊れたとき、簡単に交換できるか?」

です。

住宅会社へ、

「第一種換気ですか?」だけではなく、「フィルター清掃・部品交換・本体交換まで含めて、30年間どんなメンテナンスが必要で、交換時に壁や天井を壊さず施工できますか?」

と聞く。

高性能な設備を入れるだけではなく、20年後もメンテナンスできるように設計する。

これが換気設備で後悔しないための重要なポイントです。

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