よくある質問

換気設備のメンテナンスをしないとどうなる?

 

「24時間換気は動いていれば、特にメンテナンスしなくても大丈夫ですか?」

換気設備は、

24時間365日、長時間使い続ける設備

です。

特に熱交換型第一種換気では、

フィルター。

ファン。

熱交換器。

ダクトや給排気口。

など、複数の部分で空気を動かしています。

そのため、

設置したときの性能を維持するには、定期的なメンテナンスが必要です。

フィルター掃除をしないことを失敗例として挙げ、フィルター交換方法やメンテナンス費用を確認することを重視しています。

フィルターが汚れる

外から空気を取り込む給気側のフィルターには、

ホコリ。

花粉。

虫。

その他の汚れ。

などが付着します。

これを長期間放置すると、

空気が通りにくくなり、必要な換気量を確保しにくくなる

可能性があります。

熱交換性能にも影響する

熱交換型第一種換気は、

室内から捨てる空気が持つ熱を利用しながら、外から空気を取り込みます。

しかし設備内部が汚れた状態では、

本来想定している換気・熱交換性能を維持しにくくなる

ことがあります。

高性能な設備だからこそ、

定期的に性能を維持すること

が大切です。

運転音が気になることも

第一種換気では、給気・排気の両方でファンを使用します。

フィルターの目詰まりなどで空気が流れにくくなれば、機種や運転条件によっては、

ファンの音。

風切り音。

給排気口からの音。

などが以前より気になることもあります。

特に、

夜の寝室

では小さな音でも気になる場合があります。

「音が大きくなったから換気を止める」

ではなく、

まずフィルターや設備の状態を確認する

ことが重要です。

本体も将来交換が必要になる

換気設備も機械です。

何十年間も一度も故障せず使えるとは限りません。

ファン。

モーター。

熱交換器など。

将来、点検・修理・交換が必要になる可能性があります。

そのため新築時から、

本体を交換できる場所に設置しているか

を確認しておくことが大切です。

ダクト式ならダクトも考える

ダクトを使用する換気システムの場合は、

ダクトの施工方法。

点検方法。

清掃の考え方。

なども確認しておきたいところです。

「本体だけ交換すれば終わり」

ではなく、

換気システム全体をどう維持するのか

を住宅会社へ確認します。

メンテナンスしやすさは設備選びで重要

高性能でも、

フィルターが高い場所にある。

掃除するたび脚立が必要。

本体を点検しにくい。

交換部品が入手しにくい。

では、長期間使い続けるには負担になります。

だから設備選びでは、

性能と同じくらい「自分で維持できるか」を見る

ことが重要です。

よくある失敗例

「高性能な第一種熱交換換気を付けたから安心」

と、その後ほとんどメンテナンスをしなかった。

数年後、

フィルターは汚れている。

音も以前より気になる。

しかし本体の点検方法も分からない。

結果、

高性能な設備を付けても、その性能を維持できていなかった。

原因

換気設備を「設置すれば性能がずっと続く設備」と考えてしまったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • フィルター清掃方法を確認したか
  • 交換時期を確認したか
  • 本体を点検できるか
  • 将来本体を交換できるか
  • ダクトの維持管理方法を確認したか
  • 運転音の変化にも気づけるか
  • 寝室で音が気にならないか
  • 維持費・交換費を確認したか

まとめ

換気設備は、

「付けて終わり」ではありません。

24時間使うからこそ、

掃除する。

点検する。

部品を交換する。

そして将来は本体も交換する。

ここまで考えて選ぶ必要があります。

特に第一種熱交換換気では、

熱交換性能+静かさ+メンテナンス性

をセットで確認する。

10年後、20年後も無理なく使い続けられる換気設備を選ぶこと。

これが、本当の意味で住宅性能を維持することにつながります。

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