よくある質問

屋根の葺き替えはいくらかかる?

「屋根を全部葺き替えると、100万円くらいですか?」

屋根の葺き替え費用は、

一律に○万円とは言えません。

屋根面積。

屋根材。

屋根形状。

既存屋根の撤去。

下地。

防水。

足場。

廃材処分。

などによって大きく変わります。

だから、

屋根材の価格だけではなく、葺き替え工事の総額

を見ることが重要です。

そもそも葺き替えとは?

一般的には、

既存の屋根材を撤去。

下地等を確認。

必要な補修。

新しい防水に関係する材料。

新しい屋根材。

というように、屋根を更新する工事です。

「塗装」とは違う

屋根塗装は、

既存屋根材を基本的に残して表面をメンテナンスする工事。

葺き替えは、

屋根材そのものを更新する工事

です。

工事内容も費用も違います。

カバー工法とも違う

既存屋根の状態・屋根材によっては、既存屋根を残して新しい屋根材を重ねる、

カバー工法

を検討できる場合があります。

ただし、すべての屋根でできるわけではありません。

何でもカバー工法で安くできる?

いいえ。

既存屋根。

下地。

重量。

雨漏り。

屋根形状。

などを確認して判断します。

葺き替え費用① 足場

屋根工事では安全確保のため、足場が必要になるケースがあります。

屋根工事費だけでなく、

足場費込み

で見積りを確認します。

② 既存屋根の撤去

現在の屋根材を撤去するなら、

撤去。

搬出。

処分。

の費用がかかります。

③ 下地補修

屋根材を撤去して初めて、

下地の傷み。

腐食。

などが分かる場合があります。

必要なら補修費が追加されます。

④ 防水に関係する部分

新しい屋根材だけではなく、

屋根の下で雨水浸入を防ぐための下葺き材なども重要です。

見えなくなる部分ほど確認

します。

⑤ 新しい屋根材

瓦。

スレート。

金属屋根。

など。

選ぶ屋根材によって材料費・施工費が変わります。

⑥ 板金

棟。

谷。

壁との取り合い。

など。

屋根形状によって必要な板金工事も変わります。

⑦ 雨樋

屋根工事をするタイミングで、雨樋の状態も確認します。

必要なら同時交換を検討する場合があります。

屋根面積で変わる

延床30坪だから、

屋根も30坪。

とは限りません。

平屋。

2階建て。

軒の出。

屋根勾配。

によって屋根面積は変わります。

平屋は屋根面積が大きくなりやすい

同じ延床面積なら、

平屋は2階建てより屋根面積が大きくなりやすいため、屋根メンテナンス費にも影響する可能性があります。

複雑な屋根は工事量も増える可能性

シンプルな切妻。

片流れ。

と、

谷が多い。

屋根が何方向にも分かれている。

では施工内容が違います。

太陽光がある場合

屋根に太陽光パネルがあるなら、

一時撤去。

再設置。

配線。

保証。

などが必要になる可能性があります。

屋根葺き替え費だけで考えないことが重要です。

太陽光の脱着費も確認

30年後に屋根工事。

でも太陽光はまだ使用。

という場合、

パネルの脱着をどうする?

誰が施工?

保証は?

まで確認します。

100万円で足りる?

住宅によっては100万円を超えることも十分考えられます。

逆に屋根面積・工事内容によっては違う金額になります。

だから、

「屋根葺き替え=100万円」

と固定して積み立てない方が安全です。

将来の工事価格も変わる

今の見積りが150万円。

でも20年・30年後も150万円とは限りません。

※金額は説明用の例です。

材料費。

人件費。

足場費。

処分費。

などが変わる可能性があります。

新築時から屋根材を選ぶ

将来の屋根費用を抑えたいなら、

新築時に屋根材の耐久性・メンテナンス方法を比較する

ことが重要です。

初期価格だけで比較しない

A屋根
→ 30万円安い

B屋根
→ 30万円高い

でも、

30年間の、

塗装。

補修。

葺き替え。

まで比較すると結果が変わる可能性があります。

※金額は説明用の例です。

外壁と工事時期を合わせる

屋根と外壁のメンテナンス時期が近い場合、

足場を共用できる可能性があります。

30年間で、

何回足場を組むか

も考えます。

見積書で確認したい項目

屋根面積。

既存屋根撤去。

処分費。

下地補修。

下葺き材。

新しい屋根材。

板金。

足場。

太陽光脱着。

などです。

「屋根工事一式」だけでは分からない

例えば、

屋根葺き替え一式180万円。

だけでは、

何㎡?

何の商品?

下地補修は?

足場は?

が分かりません。

※金額は説明用の例です。

内訳を確認します。

葺き替えが本当に必要か確認

訪問業者から、

「屋根を全部交換した方がいい」

と言われても即決しない。

部分補修。

塗装。

カバー工法。

葺き替え。

のどれが適切なのか、信頼できる専門家へ確認します。

よくある失敗例

「屋根は30年後に100万円くらい用意すればいい」

と思っていた。

実際に見積りすると、

足場。

既存屋根撤去。

下地。

防水。

板金。

太陽光脱着。

まで必要になり、想定より総額が大きくなった。

「屋根材の交換費ではなく、葺き替え工事全体で考えればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 屋根面積を確認したか
  • 足場費を考えたか
  • 既存屋根撤去費を考えたか
  • 処分費を考えたか
  • 下地補修を考えたか
  • 下葺き材を確認したか
  • 屋根材の商品名を確認したか
  • 板金工事を確認したか
  • 太陽光脱着を考えたか
  • 外壁工事との時期を考えたか

まとめ

屋根の葺き替えは、

「屋根材はいくら?」だけでは判断できません。

見るのは、

足場
+撤去・処分
+下地補修
+防水に関係する部分
+新しい屋根材
+板金
+必要なら太陽光脱着

まで含めた総額です。

住宅会社へ、

「この屋根は何年もちますか?」だけではなく、「30年間で想定される点検・補修・塗装・葺き替えと、そのとき太陽光がある場合の費用まで含めて教えてください」

とお願いする。

屋根は、新築時の価格より、30年間で何回・どんな工事が必要になるかを見る。

これが屋根の維持費で後悔しないポイントです。

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