「住宅会社から説明を受けても、専門用語ばかりでよく分かりません。私たちが勉強不足なのでしょうか?」
家づくりでは、
UA値。
C値。
許容応力度計算。
熱交換率。
長期優良住宅。
耐震等級。
など、たくさんの専門用語が出てきます。
もちろん、正確な住宅性能を説明するためには専門用語も必要です。
しかし、
専門用語を使うことと、分かりやすく説明できることは別です。
既存Q4でも、良い住宅会社は「高性能です」といった曖昧な説明ではなく、UA値・C値・耐震等級などを数値で説明できることが重視されています。
だからこそ、
数字を出したうえで、お客様にも分かる言葉に置き換えて説明できること
が重要です。
数字だけ言われても分からない
例えば、
「UA値0.46です」
と言われても、初めて家を建てる方には、
良いのか。
悪いのか。
暮らしがどう変わるのか。
分からないかもしれません。
そこで、
「UA値は住宅から熱がどれくらい逃げやすいかを見る指標です」
「数値が小さいほど熱が逃げにくくなります」
というように、
数字+意味
を説明してくれることが大切です。
「高性能です」だけでもダメ
逆に、
専門用語をまったく使わず、
「暖かいですよ」
「地震に強いですよ」
「省エネですよ」
だけでも十分ではありません。
確認したいのは、
分かりやすい説明+具体的な根拠
です。
難しい言葉を並べる会社でもなく、
イメージだけで説明する会社でもない。
根拠を分かりやすく説明できる会社
を見ることが重要です。
質問したときの反応を見る
分からない言葉が出てきたら、
「それはどういう意味ですか?」
と聞いてみてください。
そのとき、
嫌な顔をする。
「普通は分かりますよ」
という態度を取る。
さらに専門用語で説明する。
では困ります。
既存Q15でも、質問して嫌な顔をする会社はおすすめせず、分からないことを一緒に解決する姿勢が大切とされています。
メリットだけでなくデメリットも説明できる?
例えば第一種換気について、
「熱交換できるので高性能です」
だけではなく、
フィルター清掃。
メンテナンス。
設備交換。
などもあります。
設備や工法について、
良い部分だけでなく注意点まで分かりやすく説明できるか
を見ることが大切です。
「分かりません」と言える担当者も信頼材料
すべての質問に、その場で答えられる担当者はいません。
既存Q13でも、分からないことを「分かりません」と言い、確認してから正確に説明できる担当者の方が安心できるとされています。
専門用語を並べてごまかすより、
「そこは確認して、次回正確に回答します」
と言える方が安心です。
家族全員が理解できる説明か
家づくりでは、
ご主人は性能に詳しい。
奥様は初めて聞く。
ということもあります。
一人だけが理解できればいいのではありません。
家族全員が、
なぜ必要なのか。
いくらかかるのか。
どんなメリット・デメリットがあるのか。
を理解して判断できることが重要です。
よくある失敗例
担当者から、
専門的な説明をたくさん受けた。
難しかったが、
「詳しい人だから安心だろう」
と思い、分からないまま契約。
後から、
標準仕様。
性能。
追加費用。
について、
「そういう意味だったの?」
と気づいてしまった。
原因
「説明が難しい=専門知識が高い=良い会社」と考えてしまったことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 専門用語の意味を説明してくれるか
- 数字だけでなく暮らしとの関係を説明するか
- 根拠を示してくれるか
- メリット・デメリットを説明するか
- 質問しやすい雰囲気か
- 分からないことを確認して回答するか
- 家族全員が理解できる説明か
- 納得するまで説明してくれるか
まとめ
専門知識があることは、
住宅会社にとって当然重要です。
しかし本当に大切なのは、
その知識をお客様が理解できる言葉に変えられること。
専門用語を使わない会社ではなく、
専門用語を使っても、意味まで分かりやすく説明できる会社。
既存編でも、住宅会社選びでは分からないことを質問し、納得して進めることが重視されています。
「詳しそうな会社」ではなく、「自分たちが理解できるまで説明してくれる会社」。
そこを見ることが大切です。
















