よくある質問

室外機の位置を考えず後悔する理由は?

「室外機は外に置くだけなので、建物が完成してから決めても大丈夫ですよね?」

エアコン計画で忘れやすいのが、

室外機です。

室内機の場所は打ち合わせしても、

室外機については、

「外なので後で決めましょう」

となることがあります。

しかし室外機は、

外観。

庭。

玄関。

駐車場。

隣家。

騒音。

排気。

メンテナンス。

などに関係します。

だから、

室内機と室外機は必ずセットで考える

ことをおすすめします。

玄関横に室外機が来ることもある

室内機の位置だけで考えた結果、

最短の配管ルートを取ると、

室外機が、

玄関アプローチの横。

ということがあります。

せっかく外観にこだわったのに、

玄関へ近づくと大きな室外機が目立つ。

後から目隠しを作る。

というケースもあります。

駐車場との干渉

駐車場横へ室外機を置く場合、

車のドア。

バック。

荷物の出し入れ。

と干渉しないか確認します。

室外機を置いたことで、

駐車場の有効幅が狭くならないか

を確認します。

狭い通路に置くと通れなくなる

建物と境界の間。

例えば、

給湯器。

室外機。

雨樋。

配管。

などが並ぶと、

人が通れるスペースがほとんどなくなる場合があります。

将来、

外壁点検。

庭の手入れ。

設備修理。

をするときにも影響します。

室外機の前をふさがない

室外機は、周囲の空気を使って熱交換します。

そのため、

室外機の前へ、

物置。

植木。

目隠し。

荷物。

などを無計画に置かないことが大切です。

必要な離隔や設置条件は、採用する機種・メーカーの施工条件に従います。

「見えないように完全に囲う」ことだけを優先しない

ようにします。

隣家への音も考える

室外機には、

ファン。

コンプレッサー。

などがあり、運転音があります。

特に、

寝室の窓の近く。

隣家との距離が近い場所。

などでは、設置場所を検討します。

「基準内だから絶対気にならない」

ではなく、

自宅・隣家の窓との位置関係

まで見ることが重要です。

排気の向きも考える

冷暖房運転時には室外機から空気が出ます。

その正面が、

玄関アプローチ。

ウッドデッキ。

庭の椅子。

などでは、人が過ごす場所と干渉する可能性があります。

だから、

人が通る場所・過ごす場所との関係

も確認します。

ドレン水はどこへ流れる?

エアコンからは、運転条件によって排水が生じます。

その水が、

玄関アプローチ。

通路。

などへ流れると、

濡れ。

汚れ。

などが気になる場合があります。

だから、

室外機だけでなく排水経路

も考えておきます。

2階エアコンの室外機は?

2階の寝室や子ども部屋にもエアコンを付ける場合、

室外機を、

1階地面。

バルコニー。

屋根上等の所定の場所。

などへ設置する方法があります。

どこに設置するかで、

配管。

外観。

施工。

将来交換。

などが変わります。

バルコニーをなくす場合には2階エアコンの室外機位置を考える必要があります。

高所設置は交換時まで考える

室外機を高い位置へ設置すると、

地面のスペースを使わずに済む場合があります。

しかし、

修理。

清掃。

交換。

の際に高所作業が必要になる可能性があります。

設備は、

設置できるかだけではなく、将来交換できるか

まで考えることが重要です。

エアコン1台・2台方式なら室外機も減らせる可能性

高性能住宅で、

家庭用エアコン1台を使った全館空調。

または、

1階1台+2階1台。

という計画なら、

各部屋へ個別エアコンを設置する場合と比べて、室外機の台数を抑えられるケースがあります。

例えば個別エアコンなら、

LDK1台。

寝室1台。

子ども部屋2台。

合計4台。

室外機も複数必要になります。

一方、

空調方式そのものを住宅設計段階から考えることで、外部設備の配置も整理しやすくなる

場合があります。

ただし、必要台数は住宅の性能・間取り・空調方式によって異なります。

将来エアコンが増える可能性も考える

新築時、

子ども部屋にはエアコンなし。

でも5年後、

子どもが個室を使い始める。

そこでエアコンを追加。

そのとき、

室外機を置く場所がない。

ということもあります。

子ども部屋の将来計画と、

エアコン計画はセット

です。

よくある失敗例

室内機だけ設計段階で決定。

室外機は工事直前に検討。

結果、

LDK用室外機は玄関横。

子ども部屋用は狭い通路。

寝室用は目立つ外壁側。

さらに将来もう1台増やしたいが置く場所がない。

「室外機まで図面に入れておけばよかった」

と後悔した。

原因

エアコンを「室内機だけの設備」と考え、室外機・配管・排水・将来交換まで設計していなかったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • すべての室外機位置を図面に入れたか
  • 玄関から目立たないか
  • 駐車場を狭くしないか
  • 通路をふさがないか
  • 必要な設置スペースを確保したか
  • 隣家・自宅の窓との位置を確認したか
  • 人が過ごす場所へ排気が向かないか
  • 排水経路を確認したか
  • 修理・交換しやすい位置か
  • 将来追加するエアコンまで考えたか

まとめ

室外機は、

「外だからどこでもいい」設備ではありません。

玄関。

駐車場。

庭。

隣家。

外観。

配管。

排水。

メンテナンス。

すべてに関係します。

そして、エアコンは住宅より先に交換する可能性があります。

だから、

「室外機はどこに置きますか?」だけではなく、「15年後、この室外機をどう交換しますか?」

まで考える。

さらに高性能住宅なら、

そもそもエアコン・室外機を何台必要とする空調方式にするのか

から検討する。

室内機から室外機、そして将来交換まで。

そこまで一つの空調計画として考えることが、エアコンで後悔しない家づくりにつながります。

 

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