よくある質問

子どものプライバシーはいつから考える?

 

「子どもが小さいうちは、プライバシーまで考えて間取りをつくらなくても大丈夫ですか?」

家を建てるとき、子どもがまだ、

3歳。

5歳。

という家庭も多いでしょう。

この時期は、

親と一緒に寝る。

リビングで遊ぶ。

着替えも親が手伝う。

ため、個室やプライバシーの必要性を感じにくいものです。

でも住宅は、

子どもが中学生・高校生になっても使います。

だから、

「今必要か」ではなく、「必要になったとき対応できるか」

を考えておくことが大切です。

プライバシーは○歳から、と決められない

子どもの性格。

兄弟構成。

性別。

生活習慣。

成長の仕方。

によって違います。

そのため、

「小学○年生から個室」

という絶対的な正解はありません。

小学校高学年ごろから変化することも

成長すると、

一人で着替えたい。

静かに本を読みたい。

友達と話したい。

一人で過ごしたい。

など、自分だけの時間を求めることがあります。

これは自然な成長の一つです。

「家族と顔を合わせる」と「プライバシー」は両立できる

家族の気配。

帰宅動線。

リビング階段。

について考えました。

でも、

家族とコミュニケーションを取るために、

子どものプライバシーをなくす必要はありません。

帰宅したら、

「ただいま」

家族と少し会話。

その後は自室。

という暮らしでもいいわけです。

子ども部屋のドア位置も重要

兄弟の部屋。

親の寝室。

廊下。

階段。

との位置関係によって、プライバシーは変わります。

例えば、

ドアを開けた瞬間にベッドが丸見え。

という配置より、家具配置まで考えておく方が使いやすくなります。

音のプライバシーも考える

プライバシーは、

「見えないこと」だけではありません。

オンライン授業。

友達との会話。

音楽。

ゲーム。

親のテレビ。

家族の生活音。

など、

音の問題

もあります。

トイレ・洗面・脱衣も重要

特に子どもが成長すると、

入浴。

着替え。

洗面。

などで家族と同時使用する場面が増えます。

洗面と脱衣を分ける

という考え方も、思春期の使いやすさにつながります。

ファミクロの使い方も変わる

幼児期は、

家族全員でファミクロ。

でも中高生になれば、

「自分の服は自分の部屋に置きたい」

となる可能性があります。

だから、

子ども部屋にも最低限の収納を残す

という選択肢があります。

兄弟の共有部屋も将来分けられるように

小さいうちは、

兄弟2人で一部屋。

広く使う。

成長したら、

個室に分ける。

という方法もあります。

その場合は、

ドア。

窓。

照明。

コンセント。

収納。

エアコン計画。

などを、将来の分割まで考えておきます。

「こもらせないために個室を不便にする」は注意

子ども部屋を極端に狭くする。

収納をなくす。

快適にしない。

ことで、リビングへ出てきてもらおうとする考え方もあります。

でも、

間取りだけで親子のコミュニケーションをコントロールすることはできません。

子どもにも落ち着いて過ごせる場所は必要です。

よくある失敗例

子どもが幼児だったため、

「家族はいつも一緒」

を基準に間取りを決めた。

10年後。

着替え。

入浴。

友達との会話。

勉強。

などで、一人になれる場所が必要になった。

「3歳の子どもではなく、15歳になった子どもを想像すればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 15歳になった子どもを想像したか
  • 一人で過ごせる場所があるか
  • 着替えのプライバシーを考えたか
  • 洗面・脱衣の使い方を考えたか
  • 音の問題を考えたか
  • 子ども部屋のドア位置を確認したか
  • 個室にも収納を残したか
  • 兄弟部屋を将来分けられるか
  • 家族との接点も残したか
  • 子ども部屋を不便にしすぎていないか

まとめ

子どものプライバシーは、

「何歳から必要」と決めるものではありません。

大切なのは、

必要になったときに対応できる家にしておくこと。

住宅会社へ、

「今は子どもが5歳ですが、15歳になったときに、着替え・勉強・友達との時間をどう過ごすかまで考えてください」

とお願いする。

幼児期の子育てだけでなく、思春期まで想像して間取りをつくる。

これが長く暮らせる子育て住宅のポイントです。

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