よくある質問

子どもが自分で片付けられる収納とは?

「子どもが自分で片付けてくれる収納って、どんな収納ですか?」

子ども収納で大切なのは、

たくさん入ることでも、
見た目がきれいなことでもありません。

一番重要なのは、

子どもが一人で戻せること。

です。

片付けられない原因は「やる気」だけではない

例えば、

上着は高いハンガーパイプ。

おもちゃは重いフタ付きボックス。

ランドセルは2階。

文房具は引き出しの奥。

これでは、

大人でも面倒です。

子どもが片付けないのではなく、

片付けにくい仕組みになっている

ことがあります。

基本は「1アクション収納」

子ども収納では、

扉を開ける。

箱を出す。

フタを開ける。

物を入れる。

フタを閉める。

箱を戻す。

より、

入れるだけ。
掛けるだけ。
置くだけ。

くらいの方が続きやすいです。

子どもの高さに合わせる

大人目線で棚をつくると、

子どもには高すぎることがあります。

だから、

ランドセル。

帽子。

バッグ。

おもちゃ。

などは、

子ども自身が無理なく届く高さ

にします。

親が毎回出し入れする収納では、親の家事が増えます。

「使う場所の近く」に置く

例えば、

おもちゃ
→ リビング

絵本
→ 読む場所

ランドセル
→ 宿題する場所の近く

上着
→ 玄関

文房具
→ スタディスペース

というように、

使う場所と戻す場所を近づける

ことが重要です。

収納は細かく分けすぎない

「車のおもちゃ」

「ブロック」

「人形」

「カード」

「工作用品」

と細かく分けすぎると、子どもには難しい場合があります。

小さいうちは、

おもちゃ。
絵本。
工作。

くらいの大分類でも十分です。

見れば分かる収納にする

文字だけのラベルは、小さい子には分かりにくい。

そこで、

写真。

イラスト。

色。

などを使うと、

「ここに戻す」

が分かりやすくなります。

収納量を増やしすぎない

収納が大きいと、

物がどんどん増えます。

結果、

どこに何があるか分からない。

片付けに時間がかかる。

ということもあります。

だから、

収納に入る量だけ持つ

というルールも大切です。

「取り出しやすい」と「戻しやすい」は同じくらい重要

遊ぶときは簡単に出せる。

でも戻すときは面倒。

では散らかります。

収納は、

出す→使う→戻す

まで同じくらい簡単にします。

兄弟なら自分の場所を決める

兄弟2人。

全部同じ収納。

では、

「これは誰の?」

となります。

そこで、

一人一段。

一人一ボックス。

一人一フック。

など、

自分の定位置

をつくります。

年齢とともに変えられる収納にする

幼児期
→ おもちゃ

小学生
→ ランドセル・学用品

中学生
→ 部活用品・教材

と、収納物は変わります。

だから、

可動棚。
移動できるボックス。
フック。

など、変更しやすい仕組みが向いています。

よくある失敗例

おしゃれな造作収納をつくった。

扉も付いて、見た目は完璧。

でも子どもには、

扉を開ける。

棚から箱を出す。

フタを開ける。

という工程が多い。

結果、

おもちゃは床。

ランドセルはソファ横。

「見た目より、子どもが一人で戻せることを優先すればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 子どもの手が届く高さか
  • 1アクションで戻せるか
  • 使う場所の近くにあるか
  • 細かく分類しすぎていないか
  • 写真やラベルで分かりやすいか
  • 重いフタを使っていないか
  • 兄弟ごとに定位置があるか
  • 収納量が多すぎないか
  • 出すのも戻すのも簡単か
  • 成長後に変更できるか

まとめ

子どもが自分で片付けられる収納とは、

「きれいに収納できる家具」ではありません。

大切なのは、

近い。
低い。
分かる。
簡単。

です。

住宅会社へ、

「子ども収納をつくってください」ではなく、「小学1年生が一人でランドセル・上着・おもちゃを戻すとしたら、何回扉を開けて何回物を動かしますか?」

と確認する。

子どもに収納へ合わせてもらうのではなく、収納を子どもの行動に合わせる。

これが、子どもが自分で片付けやすい家の基本です。

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