「家づくりは営業担当者と進めるので、社長の考え方までは知らなくてもいいですよね?」
住宅会社を選ぶとき、
営業担当者。
設計士。
現場監督。
との相性はもちろん重要です。
既存Q20でも、信頼できる営業担当者・設計士・現場監督・会社との出会いが、何十年もの安心につながるという考え方になっています。
しかし地域の住宅会社や工務店では、もう一つ確認してほしいことがあります。
それが、
「この会社の経営者は、どんな家づくりをしたいと思っているのか」
です。
会社の方向性を決めるのは経営者
住宅会社では、
どんな性能を標準にするのか。
価格をどう考えるのか。
施工品質をどこまで求めるのか。
アフターサービスをどうするのか。
こうした会社の基本方針に、経営者の考え方が反映されることがあります。
つまり、
社長の考え方は、その会社がつくる住宅にも表れやすい
ということです。
「何を標準にするか」に考え方が出る
既存Q7では、
標準仕様は住宅会社の家づくりへの考え方そのもの
とされています。
例えば、
耐震性能。
断熱性能。
気密測定。
窓。
換気。
などについて、
「必要ならオプションで付ければいい」
と考える会社もあれば、
「ここは家族の安心に関わるから標準にする」
と考える会社もあります。
この違いには、
会社として何を大切にしているか
が表れます。
売上を優先するのか、暮らしを優先するのか
例えばお客様が、
「もう少し住宅ローンを増やせば建てられますよね?」
と相談したとします。
そのとき、
「借りられるなら大丈夫です」
と進めるのか。
それとも、
「教育費や老後まで考えると、この予算は少し見直しましょう」
と言えるのか。
既存Q17でも、良い住宅会社は無理な住宅ローンに対して正直に見直しを提案できる会社だとされています。
こうした姿勢にも、会社の考え方が表れます。
社長に直接会えなくても確認できる
必ず社長と直接面談しなければならない、ということではありません。
ホームページ。
会社案内。
ブログ。
YouTube。
見学会。
スタッフの説明。
などから、
会社として何を大切にしているのか
を確認できます。
重要なのは、
広告のキャッチコピーではなく、
実際の標準仕様・施工・対応と考え方が一致しているか
を見ることです。
社長とスタッフの説明が一致している?
これも大切です。
会社として、
「性能を大切にしています」
と言っている。
しかし営業担当者へUA値やC値を聞いても分からない。
「アフターサービスを大切にしています」
と言っている。
しかし点検内容を聞いても曖昧。
では困ります。
会社の理念が、現場まで浸透しているか
を確認する必要があります。
「できません」と言える会社か
既存Q19では、良い住宅会社ほど、
「できません」と言う勇気を持っている
という考え方が示されています。
希望を全部受け入れるのではなく、
「その予算ではおすすめしません」
「その土地では難しいです」
「その性能は下げない方がいいです」
と伝えられる。
これは、
契約よりお客様の暮らしを優先する会社か
を見るポイントになります。
よくある失敗例
営業担当者が感じよかったので契約。
しかし家づくりが進むと、
性能より価格。
施工品質より工期。
アフターより新規契約。
という会社の考え方が見えてきた。
担当者だけを見て、会社全体の方針を確認していなかった。
原因
営業担当者の人柄と、会社全体の家づくりへの考え方を同じだと思ってしまったことです。
後悔しないためのチェックポイント
- 会社が何を一番大切にしているか
- 社長・経営者の考え方が分かるか
- 標準仕様に考え方が表れているか
- 無理な予算を止めてくれるか
- デメリットも伝える会社か
- 理念と実際の家づくりが一致しているか
- 営業・設計・現場で説明が一致しているか
- 契約後・引き渡し後も同じ姿勢か
まとめ
住宅会社を見るときは、
営業担当者だけでなく、その会社が何を大切にしているのか
まで確認することが重要です。
価格なのか。
棟数なのか。
デザインなのか。
性能なのか。
それとも、
家族が長く安心して暮らすことなのか。
会社の考え方は、
標準仕様。
提案。
施工。
アフターサービス。
に表れます。
「どんな家を建てていますか?」だけではなく、「なぜ、その家づくりをしているのですか?」
ここまで確認すると、住宅会社の本当の姿が見えやすくなります。
















