「住宅ローンは借りた金額と利息だけを返せばいいと思っていました。ほかにも費用がかかるんですか?」
結論
住宅ローンを利用すると、借入元金と利息以外にも費用が発生します。
代表的なのは、
融資事務手数料
+保証料(必要な商品の場合)
+登記関係費用
+契約に伴う費用
+団信の上乗せ負担(商品による)
+つなぎ融資等の費用(必要な場合)
です。
そのため、住宅ローンは**「金利」だけで比較しないこと**が重要です。
① 融資事務手数料
金融機関へ支払う住宅ローンの事務手数料です。
商品によって、
定額。
借入額に一定割合を掛ける方式。
などがあります。
② 保証料
保証会社を利用する住宅ローンでは、保証料が必要になる場合があります。
一括で支払うタイプ。
金利に上乗せするタイプ。
などがあり、商品によって異なります。
③ 抵当権設定などの登記関係費用
住宅ローンでは、土地・建物へ抵当権を設定するための登記が必要になる場合があります。
登録免許税や司法書士報酬などを確認します。
④ 契約に伴う費用
住宅ローンの契約内容によって、印紙税などが関係する場合があります。
電子契約か書面契約かなどでも扱いが異なることがあるため、契約時点で確認します。
⑤ 団信
基本的な団信が金利に含まれる商品もあれば、
がん。
三大疾病等。
就業不能。
などの保障を追加すると金利が上乗せされる商品もあります。
「+0.2%」も長期では確認
例えば団信を充実させるために金利が上乗せされるなら、
月々いくら増える?
35年間でいくら増える?
まで確認します。
⑥ 土地から注文住宅なら「つなぎ融資」等も確認
注文住宅では、
土地代。
着工金。
中間金。
完成金。
など、建物完成前に支払いが必要になる場合があります。
一方、住宅ローンの本融資が建物完成時という商品もあります。
その間のお金をどうする?
必要に応じて、
つなぎ融資や分割融資
などを利用する場合があります。
その場合、
利息。
手数料。
などの費用も確認します。
ネット銀行は特に確認
金利が低くても、
土地決済。
着工金。
中間金。
への資金実行方法が希望する建築スケジュールと合わないことがあります。
注文住宅では重要な比較項目です。
3,000万円借りるなら3,000万円だけ見ない
住宅ローン3,000万円。
だから、
「住宅ローン関係は3,000万円だけ」
ではありません。
借入時の諸費用も家づくり総予算へ入れます。
金融機関ごとに一覧化する
比較するときは、
| 項目 | A銀行 | B銀行 |
| 金利 | ○ | ○ |
| 事務手数料 | ○ | ○ |
| 保証料 | ○ | ○ |
| 団信上乗せ | ○ | ○ |
| 登記関係 | ○ | ○ |
| つなぎ等 | ○ | ○ |
| 総負担 | ○ | ○ |
とすると分かりやすくなります。
チェックポイント
- 事務手数料を確認したか
- 保証料の有無を確認したか
- 登記費用を確認したか
- 契約関連費用を確認したか
- 団信の上乗せを確認したか
- つなぎ融資等を確認したか
- 土地決済への対応を確認したか
- 総負担額で比較したか
まとめ
住宅ローンは、
「金利○%だから安い」だけでは判断できません。
金融機関には、
「金利はいくらですか?」ではなく、「借入から建物完成までに必要な手数料・保証料・登記・団信・つなぎ融資等を含めた住宅ローン関連費用の総額はいくらですか?」
と確認する。
住宅ローンは金利ではなく、借りるための費用まで含めて比較する。
これが重要です。
















