「モデルハウスを見れば、その会社の家が分かりますか?」
私はこの質問に、
「参考にはなります。でも、そのまま参考にしてはいけません。」
とお答えしています。
モデルハウスは、住宅会社が自社の魅力を最大限に伝えるためにつくられています。
広いリビング。
大きな吹き抜け。
高級なキッチン。
間接照明。
造作家具。
最新設備。
どれも魅力的です。
しかし、ここで忘れてはいけないことがあります。
モデルハウスは、
**「見せる家」**であるということです。
実際に建てる家とは、広さも予算も異なる場合が少なくありません。
また、モデルハウスにはオプション仕様が多く含まれていることもあります。
私はお客様へ、
「モデルハウスではなく、実際に建てた家を見てください。」
とお願いしています。
完成見学会。
OB様宅見学。
実際に暮らしている家。
こうした住まいの方が、何倍も参考になります。
家具の大きさ。
収納量。
生活動線。
日当たり。
リアルな暮らしが見えてくるからです。
また、モデルハウスでは、
担当者へたくさん質問してください。
「これは標準ですか?」
「オプションですか?」
「この家なら総額はいくらですか?」
こうした質問への答え方で、その会社の誠実さも分かります。
私はモデルハウスを案内するとき、
家の説明よりも、
「この家でどんな暮らしができるか」
をお話しするようにしています。
家は展示場ではありません。
毎日暮らす場所です。
だからこそ、
豪華さよりも、
住みやすさを感じていただきたいと思っています。
よくある失敗例
- モデルハウスだけで判断した
- オプションを確認しなかった
- 実際の建築費を聞かなかった
- 完成見学会へ行かなかった
- 暮らしを想像しなかった
原因
モデルハウスを「現実の家」と思ってしまったことです。
プロとしての考え方
私はモデルハウスを、
家づくりのヒントを探す場所だと思っています。
そのまま真似をする場所ではありません。
実際の暮らしに合わせて取り入れることが大切です。
後悔しないためのチェックポイント
- 標準仕様か確認したか
- オプション内容を聞いたか
- 実際の建築費を確認したか
- 完成見学会へ行ったか
- 暮らしをイメージできたか
まとめ
モデルハウスは、
夢を見る場所です。
しかし、
家づくりは現実の暮らしをつくることです。
私は24年間、多くのご家族の家づくりをお手伝いしてきました。
その中で感じるのは、
「豪華な家」より、「暮らしやすい家」の方が、住んでからの満足度はずっと高いということです。
モデルハウスを見るときは、
ぜひ「この家で毎日暮らす自分たち」を想像してみてください。
それが、本当に参考になる見学方法だと私は考えています。
















