よくある質問

キッチン天板は人工大理石・人造石・ステンレス、どれがいいの?

「見た目なら人造石が高級そうですが、一番使いやすいのはどれですか?」

キッチン選びで大きく印象を変える、

ワークトップ・天板。

代表的なものには、

ステンレス。

人工大理石。

人造石・クォーツ系。

セラミック系。

などがあります。

ここで注意したいのが、

見た目だけで選ばないこと。

キッチン天板は、

毎日、

熱い物を置く。

包丁を使う。

水をこぼす。

油が飛ぶ。

調味料をこぼす。

掃除する。

場所だからです。

まず「人工大理石」と「人造石」は同じ?

名前が似ていますが、

同じものとして扱わない方がよい

でしょう。

一般に人工大理石は、

アクリル系。

ポリエステル系。

などの樹脂を主成分とする材料があります。

天然大理石そのものを使っているわけではありません。

人造石・クォーツ系とは?

人造石と呼ばれるものには、天然石由来の成分などを樹脂等で成形した製品があります。

クォーツ系では石英などを使用し、

硬さ。

質感。

高級感。

を特徴とする製品があります。

ただし、

「人造石」という名称だけでは製品の構成・性能は判断できません。

メーカーごとの仕様を確認します。

ステンレスの特徴は?

ステンレスは、

業務用キッチンでも使われる代表的な材料です。

水に強い。

熱への耐性を持つ。

衛生的に使いやすい。

などの特徴があります。

一方、

細かな傷。

水跡。

などが気になる方もいます。

傷は付かない方がいい?

どの天板でも、

絶対に傷が付かない

とは考えない方がよいでしょう。

例えばステンレスは細かな傷が付くことがあります。

人工大理石も、製品・使い方によって傷や変色などへの注意点があります。

硬い素材でも、角への強い衝撃などに注意が必要な製品があります。

だから、

傷が付くかどうかだけでなく、傷が付いたときどう見えるか・補修できるか

まで確認します。

熱い鍋を直接置ける?

ここは必ず確認してください。

調理中、

熱い鍋。

フライパン。

オーブン皿。

などを天板へ置くことがあります。

しかし耐熱条件は素材・製品によって違います。

「キッチン天板だから熱に強いはず」

と決めつけず、

鍋敷きが必要かなどメーカーの使用条件を確認します。

調味料や油への強さは?

キッチンでは、

しょうゆ。

酢。

油。

カレー。

コーヒー。

など、さまざまなものをこぼします。

白い天板なら、

着色が気になる。

黒い天板なら、

水跡が気になる。

など、色によっても見え方が違います。

だからショールームでは、

新品の美しさだけでなく、汚れの落とし方

を聞いてください。

白い天板は汚れやすい?

白だから必ず汚れやすい、

とは限りません。

むしろ汚れが見つけやすく、すぐ掃除できるという考え方もあります。

重要なのは、

自分が汚れをどう感じるか。

です。

毎日ピカピカにしたい人。

多少の使用感は気にならない人。

によって向く素材は変わります。

黒い天板なら汚れが目立たない?

これも単純ではありません。

黒・濃色系では、

水滴跡。

白っぽい汚れ。

ほこり。

などが目立って感じることがあります。

床材と同じで、

濃い色=汚れが見えない

ではありません。

シンクとのつなぎ目も見る

天板だけでなく、

シンクとの接合部分

も重要です。

つなぎ目が目立つのか。

段差があるのか。

掃除しやすいのか。

素材によって納まりが違います。

毎日掃除する場所なので、

見た目以上に使い勝手へ影響します。

ステンレスシンク+人工大理石天板は?

異なる素材を組み合わせる場合、

天板とシンクの接合部分を確認します。

逆に、

人工大理石天板+同系素材のシンク。

ステンレス天板+ステンレスシンク。

などでは、一体感のある納まりをつくれる製品もあります。

天板単体ではなく、シンクまでセット

で比較します。

セラミック天板なら最強?

セラミック系天板は、

耐熱性。

硬さ。

質感。

などを特徴とする製品があります。

一方、

価格。

食器を置いたときの音。

硬さゆえの食器への影響。

角部。

など、確認したい点もあります。

高価格=すべての家庭に最適

ではありません。

天板の高さも同時に確認

素材を選ぶことに集中しすぎて、

キッチン高さを適当に決めないようにします。

85cm。

90cm。

などがありますが、

身長。

姿勢。

料理方法。

によって使いやすさは変わります。

ショールームでは、

実際に包丁を使う姿勢。

鍋を持つ姿勢。

まで確認します。

よくある失敗例

SNSで見た、

黒い高級感のある天板に一目惚れ。

完成時は理想どおり。

しかし生活すると、

水跡。

細かな汚れ。

が気になり、毎日何度も拭くようになった。

「ショールームで新品を見るだけでなく、掃除方法や汚れの見え方まで確認すればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 天板素材の違いを理解したか
  • 人工大理石と人造石を混同していないか
  • 耐熱条件を確認したか
  • 傷への強さを確認したか
  • 汚れ・着色への対応を確認したか
  • 水跡の見え方を確認したか
  • シンクとの接合部を確認したか
  • 補修方法を確認したか
  • 天板高さを確認したか
  • 実物を触って比較したか

まとめ

キッチン天板は、

「どれが一番高級か」で選ぶものではありません。

重要なのは、

料理。

掃除。

傷。

熱。

汚れ。

そして、

10年使ったときの見え方。

だから住宅会社・ショールームで、

「どの天板が人気ですか?」ではなく、「熱い鍋・油・調味料・傷に対して、それぞれどんな注意が必要ですか?」

と聞いてみる。

さらに、

「傷が付いた場合、補修できますか?」

まで確認する。

完成時に一番きれいな天板ではなく、毎日使っても付き合いやすい天板を選ぶ。

これが、キッチン仕様で後悔しないポイントです。

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