よくある質問

お風呂を大きくしすぎると後悔する?

「せっかく新築するなら、お風呂は広い方が気持ちいいですよね?」

住宅展示場やショールームへ行くと、

広い浴室。

大きな浴槽。

高級感のある壁。

大型ミラー。

などが目に入ります。

「せっかく家を建てるなら、ホテルみたいなお風呂にしたい」

と思う方もいらっしゃいます。

もちろん、

お風呂にこだわること自体は悪くありません。

毎日ゆっくり入浴する。

子どもと一緒に入る。

お風呂が趣味。

という家庭なら、広い浴室には大きな価値があります。

しかし、

「広い方が高級だから」という理由だけで大きくすると、住んでから後悔することがあります。

広くなれば掃除する面積も増える

浴室が広くなれば、

床。

壁。

浴槽。

窓。

など、掃除する面積も増えます。

新築時はきれいなので気になりません。

しかし、

水垢。

石けん。

髪の毛。

カビ。

など、浴室は定期的な掃除が必要です。

SNSで魅力的に見える住宅でも、実際には「おしゃれだけど掃除が大変」という後悔があります。

大きな浴槽はお湯も多く必要

浴槽が大きくなれば、

一般的には使用するお湯の量も増えます。

お湯を沸かすためにはエネルギーが必要です。

毎日浴槽へお湯を張る家庭なら、

一回の差は小さくても、長期間では給湯エネルギーに影響する

可能性があります。

広い浴室は暖める空間も増える

浴室が広くなれば、

暖める空間も大きくなります。

特に冬場は、

浴室。

脱衣所。

LDK。

の温度差をできるだけ小さくすることが重要です。

断熱性能が低い住宅では廊下・トイレ・脱衣所などが冷え込み、室内の温度差が問題になることがあります。

浴室の広さだけではなく、

住宅全体の断熱・暖房計画

とセットで考えます。

「1620」など数字だけで決めない

浴室サイズを見ると、

「標準より大きい方がいい」

と考えがちです。

しかし本当に必要なのは、

家族が何人で入るのか。

一人で入ることが多いのか。

子どもと一緒なのは何年間なのか。

ということです。

生活に必要な広さと、憧れの広さを分けて考える

ことが大切です。

子どもと入る期間は意外と短い

小さなお子さんがいると、

「家族で入れる広いお風呂」

を希望することがあります。

もちろん今は便利です。

しかし、

子どもが成長すれば一人で入浴するようになります。

家は30年以上使う一方、

親子で一緒に入浴する期間はその一部

です。

将来まで含めて考えます。

大きな窓は本当に必要?

開放感を出すため、

浴室に大きな窓。

という希望もあります。

しかし、

外からの視線。

掃除。

断熱。

防犯。

なども考える必要があります。

実際には、

窓を付けたものの、

ずっとブラインドや目隠しを閉めている。

ということもあります。

浴室テレビなどの設備も使う?

浴室テレビ。

ジェットバス。

高機能シャワー。

調光照明。

など、魅力的な設備があります。

しかし、

「ショールームでは良かった」

と、

「毎日使う」

は別です。

 

浴室を大きくするなら他の空間との比較をする

例えば浴室を大きくするために、

脱衣室を狭くする。

ランドリーを狭くする。

収納を減らす。

となった場合。

毎日のお風呂の数十分と、

洗濯・着替え・収納の使いやすさ。

どちらを優先するか考えます。

家全体の予算と面積の配分

が重要です。

将来の入浴も考える

高齢になると、

浴槽への出入り。

手すり。

段差。

洗い場。

などが重要になります。

単純に広ければ安全というわけではありません。

必要以上に広いと、

つかまる場所まで遠くなることも考えられます。

将来を考えるなら、

広さだけではなく、安全に動ける配置

を見ることが大切です。

よくある失敗例

ショールームで見た、

広い浴室と大きな浴槽に一目惚れ。

「せっかくの注文住宅だから」

と採用。

しかし数年後、

子どもは一人で入浴。

大きな浴槽はお湯を多く使う。

掃除する面積も広い。

結局、

「標準サイズでも十分だったかもしれない」

と感じるようになった。

原因

浴室を「毎日どう使うか」ではなく、「新築時の豪華さ」で決めてしまったことです。

後悔しないためのチェックポイント

  • 普段何人で入浴するか
  • 子どもと一緒に入る期間を考えたか
  • 大きな浴槽が本当に必要か
  • 掃除する面積を考えたか
  • お湯の使用量を考えたか
  • 冬の浴室・脱衣所の温度を考えたか
  • 大きな窓が本当に必要か
  • 浴室設備を毎日使うか
  • 脱衣室・ランドリーを犠牲にしていないか
  • 将来の安全性まで考えたか

まとめ

お風呂は、

広ければ広いほど快適とは限りません。

大切なのは、

家族にとって、

必要十分な広さであること。

そして、

掃除。

給湯。

断熱。

安全性。

将来の使い方。

まで考える。

 

「せっかく新築だから大きくする」ではなく、「毎日使うから、自分たちにちょうどいい大きさにする」。

その考え方が、お風呂で後悔しない家づくりにつながります。

 

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