「リビングが散らかって見えるので、おもちゃは全部扉の中に隠した方がいいですか?」
おもちゃ収納には大きく、
見せる収納。
隠す収納。
があります。
結論から言えば、
どちらか一方にする必要はありません。
一番使いやすいのは、
毎日使う物は見せる。
たまに使う物は隠す。
という使い分けです。
見せる収納のメリット
オープン棚。
カゴ。
ボックス。
などなら、
子どもから見える。
↓
自分で選べる。
↓
すぐ取り出せる。
↓
戻しやすい。
というメリットがあります。
特に幼児期は、
見えている方が自分で行動しやすい
場合があります。
見せる収納の弱点
当然、
物が見えます。
色の多いおもちゃが並ぶと、
リビングがごちゃごちゃして見えることがあります。
そこで、
ボックスの色や形をそろえる。
棚の高さをそろえる。
などで見た目を整えます。
隠す収納のメリット
扉を閉めれば、
リビングがすっきり。
来客時も生活感を隠せます。
デザイン重視なら魅力があります。
でも扉は「ひと手間」
子どもから見ると、
扉を開ける。
↓
箱を出す。
↓
遊ぶ。
↓
箱へ戻す。
↓
棚へ戻す。
↓
扉を閉める。
という工程になります。
小さい子には、
このひと手間が片付けのハードル
になることがあります。
「全部隠す」と使わなくなることもある
子どもは、
目に入った物で遊ぶことがあります。
全部見えない収納にすると、
存在を忘れる。
いつも同じおもちゃしか使わない。
ということもあります。
よく使う物はオープン収納
例えば、
ブロック。
絵本。
お気に入りの人形。
毎日使う物は、
見える場所+戻しやすい場所
へ。
使用頻度の低い物は扉の中
季節のおもちゃ。
大きなセット。
工作材料。
予備用品。
などは、
扉付き収納へ。
これなら、
リビングの見た目を整えやすくなります。
「見せる収納」は飾る収納ではない
子ども収納でいう見せる収納は、
おしゃれにディスプレイすることが目的ではありません。
子どもが見て分かること
が大切です。
写真ラベルも使いやすい
例えばボックスに、
車の写真。
ブロックの写真。
人形の写真。
を貼る。
すると小さい子でも、
「ここに戻す」
が分かります。
おもちゃ収納は「余白」を残す
棚いっぱいに物を詰めると、
戻すときにきれいに並べる必要があります。
少し余裕を残して、
多少雑に入れても収まる
くらいの方が続きやすいです。
来客時だけ隠したいなら?
普段はオープン収納。
その前に、
ロールスクリーン。
引き戸。
扉。
などを設け、来客時だけ隠せる方法もあります。
ただし設備を増やすと費用・操作も増えるため、本当に必要か考えます。
子どもが成長したら?
幼児期
→ 見えるおもちゃ収納
小学生
→ 文房具・工作収納
中学生
→ 本・ゲーム・学用品
と変化します。
だから、
オープンにも扉付きにも使える可変性
があると長く使えます。
親がきれいに見せたい気持ちとのバランス
リビングだから、
いつもモデルハウスのようにしたい。
でも子どもは毎日そこで生活します。
子育て期間中は、
完璧に隠すことより、子どもが自分で片付けられること
を優先する方法もあります。
よくある失敗例
リビングをすっきり見せるため、
おもちゃ収納を全部扉付きにした。
でも子どもは扉を開けっぱなし。
おもちゃも床へ。
結局、親が毎晩収納。
「見た目より、子どもが片付けやすい収納を優先すればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 毎日使うおもちゃを分けたか
- 使用頻度の低い物を分けたか
- 子どもから見える方がいい物は何か
- 扉の開閉が負担にならないか
- 1アクションで戻せるか
- ボックスを分類しすぎていないか
- ラベルを使うか
- 収納に余白があるか
- 来客時だけ隠す必要があるか
- 成長後に用途変更できるか
まとめ
おもちゃ収納は、
見せるか、隠すかの二択ではありません。
基本は、
毎日使う物
→ 見える・取りやすい・戻しやすい
たまに使う物
→ 隠す・まとめる
という使い分けです。
住宅会社へ、
「全部隠せる収納にしてください」ではなく、「子どもが毎日使う物は自分で戻せて、来客時には生活感を抑えられる収納にしたいです」
と伝える。
片付けやすさと見た目を、どちらか一方にしない。
これが、子育て中でもリビングを散らかりにくくするおもちゃ収納のポイントです。
















