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付帯工事費についてお勉強しましょう

家づくりでは、建物本体の工事以外にも、いくつかの工事が発生します。解体工事、造成工事、基礎補強工事を行う場合は、それらの費用が追加で必要になります。また、インテリアとエクステリアに関しては、基本的に必要な費用だと考えておきましょう。なお、工事費用は住宅ローンでまかなえますが、インテリア関連(家具や電化製品、カーテンなど)も頭に入れておきましょう。

 
■解体工事関連費用
建て替えの場合に必要になります。今まで住んでいた家を解体するための費用です。足場を組んで建物を解体する工事や、周囲にホコリや音などの迷惑をかけないためのシート養生費などがかかります。また、家本体以外にも、庭の樹木や塀、カーポートや物置を移設・処分するための費用が発生します。井戸や浄化槽がある場合は、それらの処分費用も必要です。
 

■造成工事費用
敷地に高低差がある場合には、擁壁(ようへき:盛り土の側面が崩れ落ちるのを防ぐために築く壁)をつくるための費用や、整地をするための費用が発生します。

 

■基礎補強工事関連費用
地盤が軟弱な場合などに必要になります。地盤調査を行った後、必要と判断された補強工事を行います。地盤の状態により、地表面にセメント系の材料を混ぜ合わせて固める地盤改良工事や、固い地盤に達するまで深く杭を打つ工事などを行います。

 

■インテリア・電設工事関連費用
インテリア関連では、新居用の家具やカーテン、カーテンレールなどの費用が必要になります。家具や電化製品は前の家で使っていたものを引き続き使うこともできますが、新居にふさわしいものを新調するケースが多いようです。カーテンは、窓の数や大きさが異なるので、新しく購入しなおすことになります。
電設工事関連では、空調設置工事などの費用がかかります。居室(リビング、ダイニング、寝室など)の照明器具も通常は建物本体の工事費用に含まず、付帯工事費扱いになります。

 

■エクステリア工事関連費用
外構や庭をつくるための費用です。外構は門柱・門扉やフェンス、ガレージなどの工事費用が、庭は造園工事費用がかかります。

 

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