よくある質問

電気・ガス・水道の確認は土地契約前に必要?

「住宅地なんだから、電気・水道・ガスは当然使えますよね?」

土地を購入して家を建てるには、

電気。

水道。

排水。

そして家庭によってはガス。

といったインフラが必要です。

住宅地を見ると、

周囲にも家が建っている。

電柱もある。

道路も舗装されている。

そのため、

「インフラは当然そろっているでしょう」

と思ってしまいがちです。

しかし、

土地契約前にインフラ状況を一つずつ確認すること

をおすすめします。

なぜなら、

「近くにあること」と、

「新しい家で追加負担なく使えること」は違う

からです。

水道は「敷地内まで」を確認

これまでお話ししてきたように、水道では、

前面道路に本管があるか。

敷地内まで引き込まれているか。

既存管を利用できるか。

新規引込工事が必要か。

を確認します。

古家付き土地でも、

今まで使っていたから新築でもそのまま使える

とは限りません。

排水は「出口」を確認する

水道は、

水が入ってくるインフラ。

同時に重要なのが、

使った水をどこへ出すか

です。

公共下水道なのか。

浄化槽なのか。

雨水はどこへ流すのか。

敷地の排水先はどうなっているのか。

ここまで確認します。

土地では、

水の入口と出口をセットで見る

ことが重要です。

ガスは何を使う?

住宅では、

都市ガス。

LPガス。

オール電化。

など、さまざまな選択があります。

例えば、

「都市ガスを使いたい」

と思っていても、地域によっては前面道路に都市ガスの配管がない場合があります。

その場合、

別の方法を検討する。

引込条件を確認する。

などが必要になります。

だから、

自分たちが希望するエネルギー設備を利用できる地域なのか

も確認しておきましょう。

電気は電柱だけ見ればいい?

現地に電柱や電線があれば、

「電気は大丈夫」

と思うかもしれません。

一般的な住宅地では大きな問題にならないことも多いですが、

土地によっては、

電柱の位置。

電線の引込方向。

建物配置。

駐車場。

などとの関係を確認したい場合があります。

例えば敷地入口のすぐ前に電柱があれば、

駐車場の出入りに影響する可能性があります。

インフラ設備は、

使えるかだけではなく、

建物・外構計画の邪魔にならないか

も見ることが大切です。

私道ならさらに確認する

前面道路が私道の場合は、

水道。

下水。

ガス。

などの配管工事で道路を掘る可能性があります。

その場合、

私道所有者。

持分。

通行。

掘削。

などの確認が重要になります。

特に私道持分がない土地なら、

持分を取得できないか。

住宅ローンに問題がないか。

まで土地契約前に確認しておくことが大切です。

インフラ費用を「土地代」に加える

例えば、

A土地 1,200万円
インフラ引込済み

B土地 1,050万円
一部インフラ工事が必要

土地価格だけなら、

B土地が150万円安い。

しかし、

水道。

排水。

ガス。

造成。

などの追加工事を合計すると、差が小さくなる可能性があります。

だから、

「土地はいくら?」ではなく、「家を建てられる状態までいくら?」

で比較してください。

よくある失敗例

希望エリアで相場より安い土地を発見。

周囲には住宅もあり、

「インフラは当然大丈夫」

と思って契約。

その後、

水道引込について工事が必要。

下水道はなく浄化槽。

排水先についても確認が必要。

希望していた都市ガスも条件を確認する必要があった。

結果として、土地購入後に想定外の費用が増えてしまった。

原因

「住宅地=インフラ完備」と思い込んでしまったことです。

同じ道路沿いでも、土地によって引込状況が違うことがあります。

だから一つずつ確認する必要があります。

土地選びでの考え方

土地契約前には最低でも、

① 電気

② 上水道

③ 下水道・浄化槽

④ 雨水排水

⑤ ガスを利用するならガス

を確認します。

そして、それぞれについて、

「ある・ない」

だけではなく、

「新築で使える状態にするまで、どんな工事と費用が必要か」

まで確認してください。

後悔しないためのチェックポイント

  • 電気の引込条件を確認したか
  • 電柱位置を確認したか
  • 水道の本管・引込を確認したか
  • 下水道か浄化槽か確認したか
  • 雨水の排水先を確認したか
  • 希望するガス設備を利用できるか
  • 私道の場合は掘削等を確認したか
  • インフラ工事費を総額に入れたか

まとめ

土地契約前に、

電気・水道・排水・ガスなどのインフラは必ず確認する。

大切なのは、

「近くにあるか」ではありません。

自分たちの新しい家で使えるのか。

追加工事は必要なのか。

いくらかかるのか。

まで確認することです。

土地価格が安くても、インフラ工事で大きな追加費用が必要になれば、本当の土地価格は変わります。

土地代だけではなく、「家を建てられる状態にするまでの総額」で土地を選ぶ。

これが、インフラで後悔しないための重要なポイントです。

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