よくある質問

第一種換気のメンテナンス費はいくら?

「第一種換気は快適そうですが、メンテナンス費が高いと聞きました。実際どのくらいかかるんですか?」

結論からいうと、

第一種換気のメンテナンス費は、システムによってかなり違います。

本体方式。

フィルター。

熱交換素子。

ダクト。

モーター。

設置場所。

などによって変わります。

そのため、

「第一種換気=年間○万円」

とは一律に言えません。

第一種換気とは?

第一種換気は、

給気も排気も機械で行う換気方式

です。

さらに住宅では、

熱交換型の第一種換気が採用されることがあります。

熱交換とは?

冬なら、

外の冷たい空気をそのまま室内へ入れるのではなく、排気する室内空気の熱を利用して給気する外気へ熱を受け渡す仕組みがあります。

夏も同様に、室内外の温度差を利用して換気による熱負荷を抑えることが期待できます。

メンテナンス費① フィルター

まず日常的に必要になるのが、

フィルターの清掃・交換

です。

給気側。

排気側。

など、機種によってフィルターの種類・数が違います。

フィルターはいくら?

これはメーカー・機種によって違います。

純正フィルター。

交換用フィルター。

高性能フィルター。

などで価格も変わります。

年間いくらか確認する

住宅会社へ、

「フィルター1枚はいくら?」

だけではなく、

「1年間で何枚交換する想定で、年間いくら必要ですか?」

と聞くと分かりやすくなります。

メンテナンス費② 熱交換素子

熱交換型第一種換気では、

熱交換素子

が使われています。

機種によって、

清掃。

点検。

交換。

などの方法が異なります。

熱交換素子は毎年交換?

必ずしもそうではありません。

メーカーの取扱説明書に従い、

清掃時期。

交換時期。

を確認します。

メンテナンス費③ 本体

換気本体には、

ファン。

モーター。

電子部品。

などがあります。

長期間使用すれば、修理・部品交換・本体交換が必要になる可能性があります。

「フィルター代だけ」で考えない

第一種換気の維持費を考えるなら、

フィルター
+熱交換素子等
+修理
+将来の本体交換
+電気代

まで考えます。

電気代も維持費

第一種換気は機械で給気・排気を行うため、ファンを運転する電力が必要です。

具体的な消費電力は機種によって異なります。

第三種換気より高い?

設備構成が複雑な第一種換気では、フィルター・機器などの維持管理費が第三種換気より高くなる場合があります。

でも、

メンテナンス費だけで換気方式を決めない

ことが重要です。

比較するならトータル

第一種換気
→ 熱交換・給排気とも機械

第三種換気
→ 一般的に排気を機械で行う

という違いがあります。

初期費用。

電気代。

フィルター。

快適性。

冷暖房負荷。

メンテナンス。

まで比較します。

「熱交換率○%」だけで選ばない

カタログでは、

熱交換率。

消費電力。

などが強調されます。

でも実際に住む人にとって重要なのは、

掃除を続けられるか

です。

フィルターがどこにある?

天井?

壁?

床?

外部?

機種によって違います。

脚立が毎回必要?

月に何度も確認する場所なのに、

高い天井。

家具の上。

という位置では掃除が面倒になります。

「掃除しやすさ」は非常に重要

高性能な換気設備でも、

掃除が面倒。

フィルターを放置。

目詰まり。

では、本来の性能を維持しにくくなります。

新築時に実際に触ってみる

モデルハウス等で、

フィルターを外す。

取り付ける。

掃除する。

という作業を実際に見せてもらうと分かりやすいです。

交換フィルターは簡単に買える?

メーカーから購入?

インターネット?

住宅会社経由?

何年後も入手できる?

を確認します。

専用品しか使えない場合も

市販のフィルターで代用できるとは限りません。

メーカー指定品を使用する必要がある機種もあります。

10年・15年後の本体交換も考える

本体が故障した場合、

後継機種へ交換できる?

同じサイズ?

ダクトをそのまま使える?

などを確認します。

本体交換はいくら?

これもシステムによって違います。

本体価格だけでなく、

撤去。

設置。

電気。

ダクト接続。

調整。

などの工事費が必要になる場合があります。

天井を壊す必要はない?

新築時に特に確認したいポイントです。

換気本体が壊れたとき、点検口から交換できる設計になっているか。

ここは非常に重要です。

ダクト清掃は?

ダクト式の場合、

ダクト内部の点検・清掃について、メーカー・住宅会社がどのような考え方をしているのか確認します。

「ダクトは一生掃除不要」と自己判断しないことが重要です。

30年間の維持費を聞く

住宅会社へ、

初期費用だけでなく、

フィルター
+消耗品
+電気代
+部品交換
+本体交換

を含めた長期的な維持費を聞きます。

よくある失敗例

「第一種換気は高性能だから採用」

と決めた。

でも入居後、

フィルター代。

交換頻度。

熱交換素子。

本体交換費。

を全く確認していなかった。

さらにフィルター位置が掃除しにくかった。

「性能だけでなく、30年間自分で管理できる設備か確認すればよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 換気メーカー・型番を確認したか
  • フィルター価格を確認したか
  • 年間交換回数を確認したか
  • 熱交換素子等の手入れを確認したか
  • 消費電力を確認したか
  • フィルター位置を確認したか
  • 自分で簡単に掃除できるか
  • 交換部品を購入できるか
  • 本体交換方法を確認したか
  • 30年間の維持費を考えたか

まとめ

第一種換気のメンテナンス費は、

「年間○万円」と一律には言えません。

見るのは、

フィルター
+熱交換素子等
+電気代
+修理
+将来の本体交換

です。

住宅会社へ、

「第一種換気ですか?」だけではなく、「この機種を30年間使うとして、フィルター・消耗品・電気代・本体交換まで、どんな費用が想定されますか?」

と聞く。

そして、

性能が高いだけでなく、自分たちで掃除・交換を続けられる設備を選ぶ。

これが第一種換気で後悔しないポイントです。

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