「玄関収納を大きくすれば、いつもきれいな玄関になりますか?」
玄関が散らかる原因は、
収納量が足りないことだけではありません。
実際には、
靴。
上着。
ランドセル。
傘。
バッグ。
外遊び用品。
宅配荷物。
など、
“玄関で発生する物の置き場が決まっていない”
ことが大きな原因です。
だから、
玄関を広くするより、物の行き先を決めること
が重要です。
玄関に何が出てくるか書き出す
例えば子育て家庭なら、
家族4人分の靴。
長靴。
傘。
レインコート。
ランドセル。
保育園バッグ。
上着。
帽子。
ベビーカー。
三輪車。
ボール。
宅配段ボール。
かなりあります。
これを全部、
どこに置くか先に決めます。
「とりあえず置き」が散らかりの始まり
帰宅。
↓
荷物が多い。
↓
一旦床へ。
↓
あとで片付けよう。
↓
そのまま。
これが繰り返されます。
だから、
一時置き専用の場所
をつくるのも有効です。
ただし、
一時置きが永遠の置き場にならない仕組みも必要です。
靴は一人何足出していいか決める
収納量が多くても、
家族全員が何足も出しっぱなしなら散らかって見えます。
例えば、
普段履き1足。
サンダル1足。
など、
玄関に出していい数を決める。
それ以外は収納へ。
ルールと収納の両方
で考えます。
子どもの物は低い位置
大人には片付けやすい棚でも、
子どもには届かない。
すると、
親が片付けることになります。
だから、
ランドセル。
上着。
帽子。
外遊び用品。
などは、
子どもの高さに戻す場所
をつくります。
フックは強い味方
子ども用品では、
きれいに畳んで棚へ。
より、
フックに掛けるだけ。
の方が続きやすいです。
上着。
帽子。
バッグ。
などは、
ワンアクション収納
にすると片付けやすくなります。
外遊び用品は土間側に
ボール。
砂場セット。
縄跳び。
三輪車。
などは、
泥や砂が付くことがあります。
室内収納へ入れるより、
土間収納やシューズクロークにまとめる方が使いやすい場合があります。
宅配荷物の仮置きも考える
帰宅したら大きな段ボール。
宅配ボックスから荷物。
玄関にそのまま置かれる。
これも散らかる原因です。
すぐ開封する場所。
一時置き。
段ボールをたたむ場所。
まで考えると、玄関に残りにくくなります。
傘は濡れたままどうする?
濡れた傘を、
すぐ扉付き収納に入れる。
では湿気が気になります。
玄関には、
濡れた物を一時的に乾かせる場所
を設けると便利です。
「見せる」と「隠す」を分ける
毎日使う物は、
見える場所。
季節物・予備品は、
扉の中。
というように分けると、
使いやすさと見た目を両立しやすくなります。
全部隠そうとすると、
毎日の片付け動作が増えます。
家族用玄関に頼りすぎない
2WAY玄関をつくっても、
家族が使わなければ意味がありません。
普通の玄関でも、
定位置。
収納。
フック。
が使いやすければ片付けやすくできます。
玄関収納を大きくしすぎない
玄関収納4帖。
でも、
何でも置ける。
↓
使わない物まで増える。
ということがあります。
収納は広さより、
分類して戻せること
が大切です。
朝の出発動線にもつながる
玄関が片付く仕組みは、
朝もラクになります。
上着。
帽子。
バッグ。
ランドセル。
が定位置にあれば、
探さずそのまま出発できます。
つまり、
片付け収納=出発準備収納
でもあります。
よくある失敗例
大きなシューズクロークをつくった。
でも、
上着の場所なし。
ランドセルの場所なし。
外遊び用品の定位置なし。
結果、
靴は収納できても、
玄関ホールにバッグと上着が並ぶ。
「収納量より、物ごとの定位置を考えればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 玄関に出てくる物を書き出したか
- 靴の定位置を決めたか
- 上着収納があるか
- バッグ収納があるか
- ランドセル置場があるか
- 傘・レインコートを考えたか
- 外遊び用品をまとめられるか
- 子どもの高さで使えるか
- 一時置き場所を考えたか
- 朝の出発にも使いやすいか
まとめ
玄関を散らからなくするには、
「収納を大きくする」だけでは足りません。
大切なのは、
玄関に入ってくる物すべてに住所をつくること。
帰宅したら、
靴。
上着。
バッグ。
ランドセル。
傘。
外遊び用品。
それぞれを、
3歩以内・1アクション程度で戻せる
くらいの仕組みを目指す。
住宅会社へ、
「大きなシューズクロークをつくってください」ではなく、「帰宅した家族4人が持っている物を全部書き出して、それぞれの置き場を図面に入れてください」
とお願いする。
玄関を片付ける家ではなく、玄関で自然に片付く家。
これが、子育て家庭の玄関を散らかりにくくするポイントです。
















