よくある質問

洗面と脱衣室を分けると子育てしやすい?

 

「洗面所と脱衣室は分けた方が、子育て家庭では便利ですか?」

従来の住宅では、

洗面台。

洗濯機。

脱衣。

を一つの部屋にまとめた、

洗面脱衣室

が一般的です。

面積を効率よく使えるメリットがあります。

一方、子育て家庭では、

洗面と脱衣を別々にする間取り

も人気です。

結論から言うと、

家族が多い。

朝の時間が重なる。

子どもの成長後も考えたい。

という家庭では、

分けるメリットが大きくなる場合があります。

そもそも洗面と脱衣は役割が違う

洗面
→ 歯磨き・洗顔・手洗い・身支度

脱衣室
→ 服を脱ぐ・着る・入浴準備

です。

さらに洗濯機があれば、

ランドリー

という役割も加わります。

つまり一つの部屋に、

洗面+脱衣+洗濯

という3つの役割が集中しているわけです。

一番困るのは「誰かがお風呂に入っているとき」

例えば中学生の娘がお風呂。

脱衣室を使用中。

そのとき父親が、

「歯を磨きたい」

となる。

洗面と脱衣が同じ空間なら、お互いに気を使うことがあります。

小さい子どものときには気にならなくても、

子どもが成長すると使い方が変わります。

洗面を外に出すと同時使用しやすい

例えば、

廊下・ホール
→ 洗面

その奥
→ 脱衣室

さらに
→ 浴室

という配置。

誰かが入浴中でも、

他の家族は洗面を使えます。

朝の洗面渋滞にも有効

朝7時。

父親は歯磨き。

母親は洗濯。

子どもは着替え。

もう一人は洗顔。

全部同じ2帖の洗面脱衣室。

では混雑します。

洗面と脱衣・ランドリーを分ければ、

身支度する人と家事する人を分散

できます。

来客も洗面を使いやすい

来客が手を洗う。

でも洗面脱衣室には、

洗濯物。

下着。

タオル。

洗濯カゴ。

がある。

少し気になりますよね。

洗面を独立させれば、

生活感の強い脱衣室へ来客を入れなくていい

というメリットがあります。

脱衣室は「隠せる」

脱衣室側に、

洗濯機。

洗濯カゴ。

下着。

パジャマ。

タオル。

をまとめる。

扉を閉めれば、

来客から見えません。

子育て中は洗濯物が多いため、このメリットを感じる家庭もあります。

ランドリールームとの相性もいい

例えば、

洗面
↓
脱衣・ランドリー
↓
ファミクロ

という配置。

洗面は家族共用。

その奥で、

脱ぐ。

洗う。

乾かす。

収納する。

をまとめることができます。

洗面と脱衣の間に扉は必要?

プライバシーを考えるなら、建具があると使いやすくなります。

ただし、

扉を増やせば、

費用。

壁。

開閉スペース。

も必要になります。

引き戸なども含め、間取りに合わせて考えます。

脱衣室に鍵は必要?

子どもが成長すると、

着替え中に家族が入ってくるのを避けたいことがあります。

鍵。

使用中表示。

家族ルール。

などを考える方法があります。

ただし小さな子どもがいる時期は、閉じ込めなどにも配慮が必要です。

分ければ面積は増える?

ここがデメリットです。

洗面脱衣室2〜3帖。

を、

洗面。

脱衣。

に完全に分けると、壁や通路も必要になります。

その分、床面積が増える可能性があります。

必ず完全分離しなくてもいい

例えば、

広めの洗面脱衣室。

↓

洗面台と脱衣スペースの間に、

ロールスクリーン。

カーテン。

建具。

などを設ける方法もあります。

普段は開放。

必要なときだけ目隠し。

という考え方です。

「洗面を廊下に出す」場合の注意

洗面を廊下やホールへ出すと、

常に見える場所になります。

歯ブラシ。

化粧品。

ドライヤー。

タオル。

が出しっぱなしだと生活感が出ます。

だから、

独立洗面ほど収納計画が重要

です。

洗面の音も考える

寝室のすぐ外に独立洗面。

早朝に、

ドライヤー。

電動歯ブラシ。

水音。

が響く。

ということがあります。

便利な位置だけでなく、生活時間も考えます。

子どもが小さいときは一緒でも便利

乳幼児期には、

お風呂。

着替え。

洗面。

が一部屋にまとまっている方が便利な場面もあります。

だから、

子どもが小さい今だけでなく、中学生になったときまで考える

ことが大切です。

よくある失敗例

子どもが小さいとき、

「洗面と脱衣は一緒で十分」

と2帖の洗面脱衣室。

10年後。

娘が入浴。

父親は歯磨きしたい。

朝は家族4人が集中。

洗濯する人ともぶつかる。

「幼児期ではなく、思春期まで考えておけばよかった」

と感じた。

チェックポイント

  • 家族が同時に洗面を使うか
  • 入浴中でも洗面を使いたいか
  • 朝に洗濯と身支度が重なるか
  • 子どもの思春期を考えたか
  • 来客が洗面を使うか
  • 脱衣室を隠したいか
  • ランドリーとつなげるか
  • 建具・目隠し方法を考えたか
  • 分離による面積増を比較したか
  • 10年後の家族でシミュレーションしたか

まとめ

洗面と脱衣室を分ける大きなメリットは、

家族が同時に別々のことをできること。

です。

誰かがお風呂。

でも歯磨きできる。

親が洗濯。

でも子どもが洗顔できる。

来客が手洗い。

でも洗濯物を見られない。

ただし、分ければ面積や費用も増えます。

住宅会社へ、

「洗面と脱衣を分けてください」だけではなく、「子どもが15歳になったとき、誰かが入浴中でも家族3人が洗面・洗濯・着替えをできますか?」

と確認する。

今の子育てだけでなく、思春期の家族まで考えて水まわりをつくる。

これが洗面・脱衣計画で後悔しないポイントです。

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