「見積書を見ると、本体工事・付帯工事・諸費用と分かれています。何が違うんですか?」
結論
簡単に分けると、
本体価格=家そのものを建てる費用
付帯工事=その土地に家を建てて使えるようにするための工事費
諸費用=工事以外に必要となる手続き・ローン・保険などの費用
です。
ただし、
住宅会社によって分類方法が異なるため、項目名だけで比較しないこと
が重要です。
① 本体価格
住宅本体をつくるための工事です。
例えば、
基礎。
柱・梁などの構造。
断熱。
屋根。
外壁。
内装。
住宅設備。
などです。
② 付帯工事
土地・建築条件によって必要になる工事などです。
例えば、
屋外給排水。
仮設。
地盤関連。
敷地条件による追加工事。
などがあります。
付帯工事は土地によって変わる
建物プランが同じでも、
土地の高低差。
道路。
水道。
排水。
地盤。
などによって工事内容が変わります。
だから、
土地を見る前に建物価格だけを確定させるのは難しい場合があります。
③ 諸費用
家を建てる工事そのものではありませんが、住宅取得に必要になる費用です。
例えば、
登記関係。
住宅ローン関係。
火災・地震保険。
各種申請。
などです。
外構はどこに入る?
これは住宅会社によって違います。
付帯工事として扱う会社。
別途外構工事として扱う会社。
があります。
そのため、
「外構はいくら入っていますか?」
と直接確認するのが確実です。
地盤改良も確認
地盤調査の結果によって地盤改良が必要になれば、追加費用が発生する場合があります。
見積りでは、
予算取りしている?
別途?
必要になったら追加?
を確認します。
住宅会社によって分類が違う
ここが見積比較で最も注意したいところです。
例えば同じ屋外給排水工事でも、
A社
→ 本体価格に含む
B社
→ 付帯工事
という可能性があります。
だから「本体価格」で比較しない
A社
→ 本体2,000万円
B社
→ 本体2,150万円
でも、
付帯工事まで足すと、
A社
→ 2,300万円
B社
→ 2,250万円
となることも考えられます。
※金額は比較方法を説明するための例です。
比較するなら「同じゴール」
おすすめは、
実際に入居できる状態まで
で揃えて比較することです。
土地。
建物。
付帯工事。
外構。
諸費用。
必要な設備。
まで同じ条件にします。
見積書で注意する言葉
特に、
別途
一式
概算
予定
などがあれば、
何が含まれる?
金額は確定?
後から変わる可能性は?
を確認します。
チェックポイント
- 本体工事の範囲を確認したか
- 付帯工事の内訳があるか
- 外構費を確認したか
- 地盤関連費を確認したか
- 諸費用の内訳があるか
- 「一式」の内容を確認したか
- 「別途」を確認したか
- 住宅会社ごとに同条件で比較したか
まとめ
注文住宅の見積りは、
本体価格だけを見ても、本当の家づくり費用は分かりません。
基本は、
本体価格
+付帯工事
+外構
+諸費用
=入居までの総額
で考えます。
住宅会社には、
「本体価格はいくらですか?」ではなく、「この見積り以外に、完成・入居までに必要になる費用をすべて教えてください」
と聞く。
見積書は「いくら書いてあるか」より、「何が入っていて、何が入っていないか」を見る。
これが注文住宅の見積りで予算オーバーを防ぐポイントです。
















