よくある質問

太陽光を付ければ老後の光熱費対策になる?

「新築時に太陽光発電を付ければ、老後の電気代をかなり減らせますか?」

結論

太陽光発電は、

老後の「電気を買う量」を減らす対策の一つ

になり得ます。

ただし、

「太陽光を付ければ老後の電気代はほとんどかからない」

と考えるのは早計です。

重要なのは、

住宅の省エネ性能+太陽光発電+自家消費

をセットで考えることです。

まず使う電気を減らす

太陽光を載せる前に重要なのが、

家そのものの省エネ性能

です。

断熱。

気密。

窓。

日射対策。

高効率な給湯・空調。

などで必要なエネルギーを抑えます。

そのうえで太陽光

家で使う電力量を抑え、

屋根で発電。

発電した電気を自宅で使う。

ことで、電力会社から購入する電力量を減らせる可能性があります。

老後は昼間の自家消費と相性がいい場合も

退職後に自宅で過ごす時間が増えれば、

昼間に、

エアコン。

洗濯。

食洗機。

給湯。

などを使用することがあります。

太陽光が発電する時間帯に電気を使えれば、自家消費率を高めやすくなる可能性があります。

売電だけで考えない

太陽光というと、

「いくらで売れる?」

を考えがちです。

しかし長期的には、

発電した電気を自宅で使い、買う電気を減らす

という考え方も重要です。

エコキュートとの連携

対応する機器・設定なら、

太陽光が発電している昼間にお湯を沸かす。

という使い方もできます。

発電した電気を自宅で有効活用する方法の一つです。

ただし夜は発電しない

太陽光発電は夜間には発電しません。

また、

雨。

曇り。

季節。

屋根条件。

影。

などによって発電量は変わります。

蓄電池があれば電気代0円?

蓄電池を使えば、昼間の余剰電力を夜に利用できる可能性があります。

しかし、

蓄電池には初期費用・寿命・将来の交換費

があります。

電気代削減額だけで判断しません。

太陽光にも維持費がある

太陽光パネルだけでなく、

パワーコンディショナー。

配線。

その他関連機器。

などがあります。

特に長期間では、

パワコンの修理・交換費

を資金計画へ入れておきます。

30年後まで考える

例えば35歳で新築。

65歳。

太陽光設備も設置から30年です。

老後の光熱費対策として考えるなら、

30年間の発電メリットだけでなく、途中の機器交換や30年後の設備状態

まで考えます。

「電気代削減分でローンを増やす」は注意

太陽光で月1万円節約できる予定。

住宅ローンを1万円増やそう。

という考え方は慎重にします。

実際の削減額は、

天候。

電気料金。

使用量。

発電量。

などによって変わるからです。

久留米で考えるなら

住宅会社には、

屋根に何kW載る?

年間発電量の想定は?

年間使用電力量は?

自家消費はどの程度?

パワコン交換は?

まで確認します。

チェックポイント

  • 断熱・気密性能を確認したか
  • 年間使用電力量を考えたか
  • 太陽光容量を確認したか
  • 発電量シミュレーションを確認したか
  • 自家消費率を確認したか
  • 給湯との連携を考えたか
  • パワコン交換を入れたか
  • 蓄電池の交換費も確認したか

まとめ

太陽光発電は、

老後の光熱費対策として有効な選択肢になり得ます。

ただし重要なのは、

太陽光だけに頼らないこと。

まず、

高断熱・高気密で使うエネルギーを減らす。

そのうえで、

太陽光でつくる。
できるだけ自宅で使う。

住宅会社には、

「太陽光を付けたら電気代はいくらになりますか?」ではなく、「30年間の発電・自家消費・パワコン交換まで含めると、老後の光熱費をどの程度抑えられる想定ですか?」

と聞く。

老後の光熱費対策は「太陽光を付ける」だけではなく、「少ないエネルギーで暮らせる家+自家発電」で考える。

これがポイントです。

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