「外壁塗装は100万円くらい用意しておけば大丈夫ですか?」
外壁塗装の費用は、
一律に○万円とは言えません。
建物の大きさ。
外壁面積。
塗料。
劣化状態。
シーリング。
足場。
付帯部分。
などによって大きく変わります。
そのため、
「塗装代」だけではなく、工事総額を見ること
が重要です。
外壁塗装費だけではない
見積りには一般的に、
足場。
養生。
洗浄。
下地補修。
塗装。
シーリング。
付帯部。
などが含まれる場合があります。
① 足場
2階建てなどでは、安全に作業するため足場が必要になるケースが一般的です。
外壁塗装の見積りでは、
足場費を含めた総額
を確認します。
② 高圧洗浄等
塗装前には、外壁表面の汚れなどを落とす工程があります。
施工方法は外壁材や工事内容によって異なります。
③ 下地補修
ひび。
欠け。
浮き。
その他の劣化。
があれば、塗る前に補修が必要になる場合があります。
④ シーリング
サイディング住宅では、
既存シーリングの状態によって、
打ち替え。
増し打ち。
その他の補修。
などが検討されます。
⑤ 塗料
塗料にもさまざまな種類があります。
価格だけでなく、
外壁材との相性。
耐候性。
メーカー仕様。
などを確認します。
高い塗料なら絶対長持ち?
価格が高いから、
必ずその住宅で一番長持ち。
とは限りません。
下地。
施工。
塗布量。
乾燥時間。
外壁材との相性。
なども重要です。
⑥ 雨樋などの付帯部
外壁工事と一緒に、
雨樋。
軒天。
破風。
その他外部部材。
などを塗装・補修する場合があります。
どこまで見積りに入っているか確認します。
⑦ 屋根も一緒にする?
足場を組むなら、
屋根も点検。
必要なら同時施工。
という方法があります。
ただし、
足場があるから必要のない屋根工事まで行う
のではなく、状態を確認して判断します。
家の大きさで変わる
30坪の住宅。
40坪の住宅。
同じ延床面積でも、
総2階。
平屋。
凹凸の多い家。
では外壁面積が違います。
「坪数×○万円」で決めない
外壁工事は、
延床面積だけでは正確に比較できません。
実際の外壁面積や施工範囲を確認します。
平屋なら安い?
平屋は足場が低く済む可能性がありますが、同じ延床面積なら外周が長くなり、外壁面積が増える設計もあります。
平屋=必ず外壁塗装が安い
とは限りません。
外壁材によって塗装しない場合も
例えば外壁材・仕上げによっては、
一般的な「全面塗装」とは違うメンテナンス方法になる場合があります。
自分の家の外壁仕様を確認します。
100万円あれば大丈夫?
住宅によっては、
100万円以内。
100万円を超える。
さらに大きくなる。
いずれもあり得ます。
そのため、
「外壁塗装=100万円」と固定して資金計画しない
方が安全です。
10年以上先の価格は分からない
現在100万円の工事が、
15年後も100万円とは限りません。
材料費。
人件費。
足場費。
などが変わる可能性があります。
少し余裕を持って積み立てる
新築時の見積りをそのまま将来費用にするのではなく、
価格上昇も考えて余裕を持つ
ことが重要です。
3社比較するときの注意
A社
→ 90万円
B社
→ 110万円
C社
→ 130万円
ならA社。
ではなく、
施工面積。
塗料。
塗布回数。
シーリング。
下地補修。
足場。
保証。
まで揃えて比較します。
※金額は説明用の例です。
「一式」だけの見積りに注意
外壁塗装一式100万円。
だけでは、
何㎡?
何を塗る?
何回塗る?
シーリングは?
足場は?
が分かりません。
見積書で確認したい項目
外壁面積
塗料の商品名
塗布工程
シーリング
下地補修
足場
付帯部
保証
などを確認します。
塗装前の写真を残す
工事前。
施工中。
完成後。
の写真を残してもらうと、どこを補修・施工したか分かりやすくなります。
修繕履歴に残す
例えば、
築15年
→ 外壁メンテナンス
施工会社。
使用材料。
金額。
保証期間。
を住宅ファイルへ残します。
次回メンテナンス時に役立ちます。
訪問営業で即決しない
「今日契約なら30万円値引き」
「近所で足場を組んでいるから安い」
などと言われても、急いで決めないこと。
まず必要性を確認します。
よくある失敗例
「外壁塗装は100万円くらい」
と思って修繕積立。
実際に見積りを取ると、
足場。
シーリング。
下地補修。
雨樋等。
まで必要になり、想定より総額が増えた。
「塗料代ではなく工事総額で準備すればよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 外壁面積を確認したか
- 足場費を確認したか
- 洗浄・下地補修を確認したか
- シーリングを確認したか
- 塗料の商品名を確認したか
- 塗布工程を確認したか
- 付帯部を確認したか
- 屋根工事の必要性を確認したか
- 保証内容を確認したか
- 将来の価格上昇も考えたか
まとめ
外壁塗装は、
「100万円用意すれば大丈夫」とは一律に言えません。
見るのは、
塗装
+足場
+シーリング
+下地補修
+雨樋等の付帯部
+必要なら屋根
まで含めた総額です。
住宅会社・施工会社へ、
「外壁塗装はいくらですか?」ではなく、「足場・シーリング・下地補修・付帯部まで含めた総額と、次回までの想定メンテナンス期間を出してください」
と聞く。
外壁メンテナンスは「塗る費用」ではなく、「家の外側を守る総額」で考える。
これが修繕費で後悔しないポイントです。
















