「子どもが小さいうちは、兄弟2人で一部屋でも大丈夫ですか?」
兄弟がいる家庭では、
幼児期から一人一部屋必要?
最初は一緒でもいい?
と悩むことがあります。
結論として、
「○歳までなら共有で大丈夫」という一律の正解はありません。
子どもの性格。
年齢差。
生活時間。
本人たちの希望。
などによって変わります。
大切なのは、
必要になったときに個室へ移行できる準備をしておくこと
です。
幼児期は一緒でも使いやすい
子どもが小さい時期は、
寝る
→ 親と一緒
遊ぶ
→ リビング
勉強
→ まだしない
という家庭もあります。
その場合、
子ども部屋を2室に分けても、ほとんど使わない可能性があります。
広い一部屋を遊び場にする方法
例えば兄弟2人なら、
最初は広めの一室。
そこを、
おもちゃ。
絵本。
室内遊び。
兄弟の寝室。
として使う方法があります。
小さいうちは、
細かく分けるより広く使えるメリット
があります。
小学生になると使い方が変わる
学校へ行くようになると、
ランドセル。
教科書。
学用品。
衣類。
など、個人の持ち物が増えてきます。
共有部屋でも、
兄の場所・妹の場所
というように、自分のエリアをつくると管理しやすくなります。
勉強時間が違ってくる
一人は宿題。
もう一人は遊ぶ。
一人は寝たい。
もう一人は本を読みたい。
成長すると、生活時間が少しずつ変わります。
この頃から、
同じ部屋で困る場面
が出てくることがあります。
年齢差も重要
1〜2歳差の兄弟と、
5〜6歳差の兄弟。
では生活時間が違います。
上の子はテスト勉強。
下の子は遊びたい。
となれば、共有しにくくなる可能性があります。
本人が「一人の部屋が欲しい」と言ったら?
年齢だけでなく、
本人たちの希望
も重要です。
一人で落ち着きたい。
友達を呼びたい。
自分の物を管理したい。
など、個室が必要になる理由は子どもによって違います。
思春期までには分けられる準備を
中学生・高校生になると、
勉強。
着替え。
睡眠。
友達との会話。
など、一人で過ごしたい時間が増える可能性があります。
そのため共有する場合でも、
将来個室化できる間取り
にしておくと安心です。
最初から2部屋でもいい
もちろん、
4.5帖+4.5帖。
など、最初から2室つくる方法もあります。
小さいうちは、
一室
→ 兄弟の遊び部屋
もう一室
→ 家族収納・予備室
として使い、必要になったらそれぞれの個室へ変更できます。
「共有させること」を目的にしない
兄弟仲を良くしたいから、
ずっと一部屋。
という考え方だけで決めるのはおすすめしません。
子どもが成長すれば、
一人で過ごせる場所も必要になる可能性があります。
よくある失敗例
子どもが3歳・5歳のとき、
「兄弟だからずっと一緒で大丈夫」
と大きな一室だけを計画。
10年後、
勉強時間。
就寝時間。
友達関係。
が変わり、別々の部屋を希望。
でも簡単には分けられない。
「いつまで共有するかではなく、いつでも分けられる準備をしておけばよかった」
と感じた。
チェックポイント
- 子どもの年齢差を考えたか
- 幼児期の使い方を決めたか
- 兄弟それぞれの収納を確保できるか
- 勉強時間の違いを考えたか
- 就寝時間の違いを考えたか
- 本人の希望に対応できるか
- 思春期のプライバシーを考えたか
- 将来個室化できるか
- 最初から2室にする方法とも比較したか
- 独立後の用途も考えたか
まとめ
兄弟で一部屋を共有するのは、
「○歳まで」と年齢だけで決めなくて大丈夫です。
幼児期は広く一緒に使う。
↓
成長したら個人スペースをつくる。
↓
必要になったら個室へ分ける。
という考え方があります。
住宅会社へ、
「兄弟で何歳まで一緒にできますか?」ではなく、「子どもたちが別々の部屋を希望したとき、無理なく個室化できるようにしてください」
と相談する。
今一緒に使えることより、将来分けられること。
これが兄弟部屋で後悔しないポイントです。
















